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メディアの変遷と未来 2013
15世紀にもたらされたグーテンベルクの活版印刷技術は、メディアの歴史を切りひらく革命的なイノベーションでした。活版印刷技術がなければ、ルターの宗教改革が広範囲にわたって大きな力を持つことはなかったでしょう。さらに18世紀後半から始まった産業革命は、印刷とメディアの影響力に拍車をかけ、人々の意識と習慣にあらたな変化をもたらします。第二次世界大戦後の印刷メディアは、政治、経済、文化の原動力、あるいは舵取りとしても機能しました。そして20世紀末に登場したインターネットによって、メディアの歴史はグーテンベルク以来550年以上にも及ぶ紙媒体と人間の関係を大きく変える新たな時代に入りました。印刷メディアは消滅するのか、何が変わり、何が変わらないのか。世界の成り立ちを左右する可能性を含んだものとしてのメディアの歴史、その本質を考えます。
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現役で活躍する編集者をゲストに迎えて、出版界が直面する問題やこれからの可能性について聞く。質疑応答の時間あり。
Published 07/16/13
1950年代から始まった雑誌の隆盛は、高度経済成長とパラレルの部数拡大と広告収入の増大をもたらした。出版社は雑誌でうるおい、社員を増やし、拡大路線を進んだ。バブル崩壊の前後で何が変わったのか。ウェブや電子書籍の普及は、国家や宗教を、消費や文化を、どこへ運んでゆくのだろうか。ウェブ時代における書き言葉のゆくえを考える(この回で、全体のまとめも行います)。
Published 07/09/13
19世紀の新聞は、産業革命後の消費社会の誕生とその進展に大きな役割を果たす。フランスの新聞王の生涯と業績を追いながら、権力としての新聞、娯楽としての新聞、広告媒体としての新聞を検証する。
Published 07/02/13
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