Episodes
江戸川乱歩のとてもとても短い作品です。
オチのある今でいうショートショートのような物語。
あっという間ですので、気軽にお聴きください。
以下のリンクから全文が読めます。
江戸川乱歩「指」(青空文庫より)
Published 07/29/23
座興に非ず。遊びじゃないぞ!というのは何が遊びじゃないのでしょうか。物語として、どうなるのかな?と先が気になる作品ですので、どうぞ展開もお楽しみください。
以下のリンクから全文が読めます。
太宰治「座興に非ず」(青空文庫より)
Published 07/22/23
「日本近代詩の父」萩原朔太郎の代表的な詩集「青猫」より詩を三篇朗読します。
*薄暮の部屋 *青猫 *閑雅な食欲
以下のリンクから全文が読めます。
萩原朔太郎 詩集「青猫」(青空文庫より)
以下のリンクから朔太郎本人の朗読を聞くことができます。
萩原朔太郎の朗読「火」など(国立国会図書館デジタルコレクション)
Published 07/15/23
「馬地獄」馬だらけの地獄?という話ではありません(笑)
タイトルは中々インパクトがありますが、どんな物語か想像しながら聞いてください。
以下のリンクから全文が読めます。
「馬地獄」織田作之助(青空文庫より)
Published 07/08/23
芥川賞の季節ということで、芥川賞受賞作家を取り上げました。
1935年から始まった賞のため、よく考えたら著作権の切れていない方ばかり。早くに亡くなった方しか青空文庫にないことになります。そんなこんなで、今回は第三回受賞者、火野葦平の随筆を。
以下のリンクから全文読めます。
「ゲテ魚好き」火野葦平(青空文庫より)
火野葦平本人の朗読「麦と兵隊」(国立国会図書館デジタルコレクション)
Published 07/01/23
前回の萩原朔太郎の書いた与謝蕪村をテーマにしたものから、なんとなく俳句つながりで選んだ森鷗外の随筆「俳句と云ふもの」。
一見、短くて気軽に読めるなと思い練習し始めたのですが、細かく俳句を見ていると色々と疑問が、、、。
今回は朗読というより、書いている内容を理解する、というところでタイムアップ(笑)
よろしければそんなおしゃべりにお付き合いください。
以下のリンクから全文読めます。
「俳句と云ふもの」森鴎外(青空文庫より)
「うた日記」森鷗外(国立国会図書館デジタルコレクション)
Published 06/24/23
今回は、萩原朔太郎が与謝蕪村と蕪村の俳句について書いた「郷愁の詩人 与謝蕪村」の中から、梅雨の季節に合ったものを取り上げました。
日本文学にとって欠かせないのは梅雨のあるものとは。。。朔太郎の発想が面白いですね。
お聴きください。
以下のリンクから全文読めます。
「郷愁の詩人 与謝蕪村」萩原朔太郎(青空文庫より)
Published 06/17/23
今回は和辻哲郎の随筆「寺田寅彦」です。
哲学者、倫理学者の和辻哲郎(わつじてつろう)が寺田寅彦のことを書いた随筆です。
タイトルと作者を続けて朗読したときに両方とも人名なので、「あ、ちょっと工夫がいる」と思いました(笑)
とてもストレート&オシャレに!?寺田寅彦を褒めています。
和辻哲郎「寺田寅彦」(青空文庫より)
Published 06/10/23
今回は北大路魯山人の随筆「納豆の茶漬け」を取り上げます。
収録してから「納豆なんか嫌いだから聞くのも嫌だ」ってなる!?と思ったんですが、納豆以外のことも話していますので、よろしければお付き合いください。
「納豆の茶漬け」というタイトルの中に・納豆の拵え方・お茶潰けのやり方・納豆のよしあしに分けて書かれているのですが、今回は・納豆のよしあしを省略しましたので、気になる方は青空文庫で読んでくださいね。黙読なら1分くらいです。
北大路魯山人「納豆の茶漬け」(青空文庫より)
Published 06/03/23
今回は小川未明の「抜髪(ぬけがみ)」です。
児童文学作家として短い童話も書いているので読み聞かせの題材としてもよく見かけますが、読み聞かせ門外漢の私のチョイスは勿論そうではありません(笑)
自分らしい?作品を選びました!登場人物「私」の妄想をお楽しみください。
テキストはこちらから無料で読めます。
小川未明の「抜髪(ぬけがみ)」(青空文庫より)
Published 05/27/23
今回は、昨年アールラボで収録した朗読ユニット...
Published 05/22/23
今回は岡本太郎の母、岡本かの子の随筆「五月の朝の花」を朗読します!
季節に合わせ、作品を選んでみました。
どうぞお楽しみください。
テキストはこちらから無料で読めます。
岡本かの子「五月の朝の花」(青空文庫より)
Published 05/13/23
4/23に開催した〈佐野真希子 朗読教室〉受講生による 第32回朗読会「うららか」。
そのときに読まれた作品の一つ≪フランツ・カフカ「掟の門」池内紀 訳≫は、カフカの著作権は切れていますが、翻訳者の著作権が切れていません。
なんですが、、、≪「道理の前で」大久保ゆう訳≫で、青空文庫にありました!
大久保ゆうさんがCCライセンスで公開しておられます。
というわけで今回は「道理の前で」を朗読します。
あとがきで大久保ゆうさんが「この小品は読み手によってさまざまな解釈を生むことでも有名」と言っています。
その通りの作品です。
みなさんそれぞれの解釈をお楽しみください。
本編であとがきを紹介する時間がありませんでしたので、こちらもぜひご覧ください!
フランツ・カフカ「道理の前で」大久保ゆう訳(青空文庫より)
Published 04/29/23
今回は第27回小説すばる新人賞受賞作家、中村理聖(なかむらりさと)さんの朗読用書き下ろし作品「桜の観覧車」を朗読します。
中村さんと初めて会ったのは、私が組んでいるピアノと朗読のユニット「レトキス」のイベントに来てくれた、約2年前です。
なぜ来てくれたかというと、レトキスのピアノの平川さんが中村さんを誘ってくれたから。
そしてその二人の出会いは、京都にある(3月末で閉店)「羊をめぐるカフェ」というブックカフェ。
中村さんとの出会いを遡ってみました!
どうぞお聴きください。
中村理聖(なかむらりさと)
2015年、『砂漠の青がとける夜』(集英社)にて、第27回小説すばる新人賞を受賞。2017年には『若葉の宿』(集英社)を発表。
選考委員を務めた北方謙三は、同作について「言葉の使い方が繊細で行間が感じられる作品」と評価している。
中村さんのTwitter
羊をめぐるカフェ
2023年3月末に閉店していますが、店主のミエさんは現代海外文学を紹介するポッドキャスト「文学ラジオ...
Published 04/22/23
前回は、種田山頭火の簡単な紹介と朗読で時間切れとなってしまいました!
今回は「行乞記(ぎょうこつき)」トーク編です。
どのような解釈で朗読をしたか、話しています。
「行乞記」は青空文庫で読めます。(無料)
こちらから⇒ 「行乞記(一)」種田山頭火
Published 04/15/23
ゆっくり読みたいなと思っていた種田山頭火を取り上げました。
まずは私も第一歩を。
今回は「行乞記(ぎょうこつき)」です。
山頭火初心者の私です、山頭火って?という方、一緒に楽しみましょう!
青空文庫で読めます。(無料)
こちらから⇒ 「行乞記(一)」種田山頭火
Published 04/15/23
満開の桜に合わせて、梶井基次郎「桜の樹の下には」を紹介します。
昨年、私の活動拠点でもある朗読専用劇場アールラボで収録した動画バージョンから、音声を抽出しました!
映像付きの朗読を聴きたい方はぜひYouTubeもチェックしてみてくださいね。
作品や朗読についてのトークはポッドキャストのみです。
今回は朗読の発声、発音について触れています。
YouTube 動画版
「桜の樹の下には」梶井基次郎
Published 04/01/23
探偵小説と推理小説って同じ?という疑問のトリビアをおしゃべり。
朗読は、坂口安吾「探偵小説とは」、夢野久作「探偵小説の正体」の冒頭部分をちょびっと。
お聞きください。
Published 03/25/23
日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」の作者として知られる夢野久作。
今回は「微笑」を朗読家の視点多めで話しています。
どんな風に組み立てて朗読したのかな、と興味ある方はぜひ作品を見ながらお聞きください。
「微笑」(青空文庫より)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2379_13521
Published 03/18/23
日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」の作者として知られる夢野久作。
夢野久作ってどんな人?という方、ぜひ気軽に聞いてください。
短い作品を紹介します。
ポッドキャスト中に登場する作品はすべて無料で閲覧できる青空文庫にあります。
Published 03/11/23
芥川龍之介の短い随筆です。
室生犀星との会話が楽しそうです。
青空文庫でも読めます。
Published 03/04/23
初出は1938(昭和13)年「文筆」。
太宰は「作品を、作家から離れた署名なしの一個の生き物として独立させては呉れない。」と嘆いています。
Published 02/26/23
「風景 純銀もざいく」山村暮鳥
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしゃべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。
【コメント】
ああ、、ポッドキャストで最後の最後「。」について触れるの忘れちゃった。
いいです、よね。
山村 暮鳥(やまむら ぼちょう)
1884年(明治17年)1月10日 - 1924年(大正13年)12月8日
明治・大正期の日本の詩人、児童文学者。
自由詩社に入り詩壇に登場。
情調的な象徴詩から前衛詩に転じ、晩年は平易な表現の人道主義的作風になった。
Wikipediaより
Published 02/18/23
寺田寅彦の随筆「夢判断」の朗読&感想。
5分程の短い作品です。
物理学者でもある寺田寅彦の気質が表れてるのかな。
寺田 寅彦(てらだ とらひこ)
1878年(明治11年)11月28日 - 1935年(昭和10年)12月31日
日本の物理学者、随筆家、俳人。
東大物理学科卒。熊本の五高時代、物理学者田丸卓郎と、夏目漱石と出会い、終生この2人を師と仰いだ。
Wikipediaより
Published 02/10/23
朗読家 佐野真希子が朗読についてのおしゃべりを配信。
1999年に始めてからずっと飽きない朗読の魅力をお話しします。
最初はテストがてらのご挨拶。
Published 02/10/23