・ 「社会安全政策論」とは、「国民の期待に応えて、社会の治安情勢を向上させる(あるいは良好に維持する)ためにはどのような施策を採れば良いか」という問題への解決策を研究するものです。 ・ 本講義では、「少年非行」、「性暴力犯罪」「サイバー犯罪」「薬物犯罪」、「暴力団犯罪」、「犯罪のグローバル化」といった最近の治安上の幾つかのトピックに関して、「異なったアクターの間の立場の違いは何か」、「立場が異なる各アクター間の調整・連携を如何に行えば良いか」という視点を中心に据えつつ、総合政策の立場から問題発見・問題解決のフレームワークを検討してみたいと思います。 ・ 本科目は、秋学期開講の「政策立案論」(41010)とほぼ同内容となります。履修選抜に当たっては「政策立案論」を履修していない学生を優先します。