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今回は児童書担当のさとぅが選ぶ、大人にこそ読んでほしい絵本をご紹介。絵本だからこその「子どもだまし」ではない絵本のめくるめく世界へご招待。 【紹介した本】 ・ガブリエル・バンサン「アンジュール ある犬の物語」ビーエル出版 ・ブルーノ・ムナーリ「きりのなかのサーカス」谷川俊太郎訳 フローベル館 【よりぬき】 ・今回は大人にこそ読んでほしい絵本をご紹介! ・余白を味わう無声映画のような絵本 ・読むタイミングによって印象が変わる ・「読む」というより「体験する」絵本 ・まるでワインを楽しむように読む
Published 11/15/24
Ep.2.5で、さとぅが紹介した「優雅な生活が最高の復讐である」をつばきがこのタイミングで読みました。今度はつばきの視点から同書を語っています。今回は時代の空気、匂い立つような場の温度を感じられる本を中心に。 【紹介した本】 ・カルヴィン・トムキンズ(著)青山南(訳)「優雅な生活が最高の復讐である」田畑書店 ・カンディンスキー、フランツ・マルク(編)岡田素之、相澤正己(訳)「青騎士 [新装版]」白水社 ・トオマス・マン(著)実吉捷郎(訳)「トオマス・マン短篇集」岩波文庫 【よりぬき】 ・時代の空気を肌で感じられるような本 ・優雅な生活が復讐になるって? ・ひょんなきっかけで手に入れた本 ・本は遅い手紙のようなもの ・読書「体験」ができる本
Published 11/08/24
Published 11/08/24
今回は、小川洋子が書く官能小説?!「ホテル・アイリス」の話から、実際につばきが泊まったあやしい雰囲気のホテルの思い出話まで、今回も盛りだくさんです。後半はお便りむスむス!(収録タイミングの関係で、レスポンスが遅くなってしまいごめんなさい、、) 【紹介した本】 ・小川洋子「ホテル・アイリス」幻冬舎文庫 ・小川洋子「博士の愛した数式」新潮文庫 ・小川洋子、岡ノ谷一夫「言葉の誕生を科学する」河出文庫 ・吉田重人、岡ノ谷一夫「ハダカデバネズミ. 女王・兵隊・ふとん係」岩波書店 【よりぬき】 ・小川洋子さんの小説といえば? ・意外な作風の著作、「ホテルアイリス」 ・舞台設定の巧みさ ・怪しさ満点、怖かった宿の思い出 ・ひさびさのお便りむスむス!嬉しい偶然からお便りいただきました
Published 11/01/24
ゲスト回の第2弾後編です! 後編は、ナメクジ学者の宇高寛子さんと、研究、本にまつわるエピソードを中心に語っています。実は、つばきと宇高寛子さんは十数年来の付き合い。深い関係性があるからこそ聞ける、エピソードがもりだくさんです! 【紹介した本】 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 ・内澤旬子「私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月」山と渓谷社 ・内澤旬子「飼い喰い 三匹の豚とわたし 」角川文庫 ・小川糸「今日の空の色 」幻冬舎文庫 ・なかのひろたか「くさる」福音館書店(かがくのとも1981年6月号) ・片野ゆか「セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅」集英社 ・こいでやすこ「おおさむこさむ」福音館書店 ・藤子・F・不二雄「T・Pぼん」小学館 ・よしもとばなな「ひとかげ」幻冬舎文庫 【紹介したイベント】 いきもにあ 2024 https://www.equimonia.net/ Podcast...
Published 10/25/24
ゲスト回の第2弾を前後編に分けてお送りします! 今回お迎えしたのはナメクジ学者の宇高寛子さん。ご著書の話から研究、本にまつわるエピソードまで縦横無尽に語っています。 実は、つばきと宇高寛子さんは十数年来の付き合い。 深い関係性があるからこそ聞ける、エピソードがもりだくさんです! 【紹介した本】 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 【よりぬき】 ・つばきの友達でもあるナメクジ学者がゲストに! ・身近なようで実は知らないナメクジの生態 ・勉強と研究では求められる能力が全然違う ・生物学者の研究は計画通りにならない ・正確性と親しみやすさとの兼ね合いについて ・人間の尺度で生物を見る危うさ
Published 10/18/24
私たちの想像よりもはるかに多くの人がブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)に身を捧げているという衝撃の現状から、人間にとっての仕事とは、価値(value)、諸価値(values)とは、ということまで議論の射程を広げた「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を読んだ感想を二人で話し合いました。あまりに盛り沢山な内容に盛り上がりすぎたので、通常回の2倍ほどの長さになりました。 【紹介した本】 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 ・デヴィッド・グレーバー 「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」酒井隆史、芳賀達彦、森田和樹 訳 岩波書店 ・G・K・チェスタトン「正統とは何か」安西徹雄 訳 春秋社 ・アラン・アルダ「全米最高視聴率男の『最強の伝え方』」高橋洋 訳 青土社 原題「If I Understood You, Would I Have This Look on My Face? : My Adventures in the Art and Science of Relating and...
Published 10/11/24
今回はディストピアもののSF小説を2冊ご紹介。過去に書かれたフィクション。現代とかけ離れているかと思いきや、まるで崖を覗き込んだ時のようにヒヤッとさせられる描写もあり……。AI、ChatGPTなど目まぐるしく変化する現在の先に明るい未来は待っているのだろうか。そんなことを真摯に語りあっています。 【紹介した本】 ・ジョージ オーウェル 著 高橋 和久 訳「一九八四年〔新訳版〕」ハヤカワepi文庫・レイ・ブラッドベリ 著 伊藤典夫 訳「華氏451度〔新訳版〕」ハヤカワ文庫 SF 【よりぬき】 ・1949年に書かれた1984年の世界・今を予想したかのようなゾクっとする描写・情報を持つ人の権威性が高まっていく時代・不確かな現代。果たして、未来は明るいのか・来週は「ネタバレ感想会」をお楽しみに!
Published 10/04/24
主人公にほど近い立場から書かれているのに、客観性を失っていない小説を紹介。さとぅ曰く「重くない」けれども「濃い」というその小説のあらすじとは?続いて、私小説から1冊、ノンフィクションからは3冊の本を挙げています。イベントのお知らせも! 【紹介した本】 ・井上荒野「あちらにいる鬼」朝日文庫・島尾敏雄「死の棘」新潮文庫・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社・デヴィッド・グレーバー 著 酒井 隆史 訳 芳賀 達彦 訳 森田 和樹 訳「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」岩波書店 【紹介したイベント】・いきもにあ 2024https://www.equimonia.net/2024-overview/ ・Podcast Weekendhttps://podcastweekend.jp/ 【よりぬき】 ・不倫をした父、された母、不倫相手の三者を、娘が書く・本には「重さ」と「濃さ」二つの成分がある?・客観性を失わない私小説・いきもにあ2024とPodcast...
Published 09/27/24
今回は、明治〜昭和前半の日本を描いたエッセイと小説について語ります。さとうが紹介する「たぬき汁」には、今の感覚からすると度肝を抜かれるようなエピソードが満載!つばきは泉鏡花の小説やエッセイの魅力についてお伝えします。 【紹介した本】 ・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店 ・小泉武夫「熊の肉には飴があう」ちくま文庫・泉鏡花「高野聖・眉かくしの霊」岩波文庫 【よりぬき】 ・本むスあるある、絶版本を紹介・佐藤垢石の破茶滅茶なエピソードの数々・近所の猫を狩って、食べちゃう?!・同じ国でも時代が変われば、社会が全然違う!・文体を味わう。泉鏡花の魅力
Published 09/20/24
つばきがデ・キリコ展に行ったあと、無性に読みたくなった本「何もしない」。 私たちの注意を奪い合う社会の中で何もしないでいることがいかに難しく、いかに重要であるか、生きづらさを感じる二人で熱く語りあいました。 【紹介した本】 ・ジョニー・オデル 著 竹内要江 訳「何もしない」早川書店 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社 ・ウィリアム・デレズウィッツ 著/米山 裕子 訳「優秀なる羊たち 米国エリート教育の失敗に学ぶ」三省堂 【紹介した展示会】 ・デ・キリコ展 https://dechirico.exhibit.jp 【よりぬき】 ・デ・キリコ展行ったよ! ・そのあと無性に読みたくなった本には何と...? ・社会を蝕む生産性神話 ・何もしないことの大事さ、豊かさ ・「ありがとう」という言葉も社会参加
Published 09/13/24
本の世界にゆったりと浸れるエッセイから、90年代の少年少女の切迫感を描いた漫画まで、最近読んだ本について縦横無尽に紹介します。 【紹介した本】 ・小川糸「今日の空の色 」幻冬舎文庫 ・寺地はるな「川のほとりに立つ者は」双葉社・岡崎京子「リバーズ・エッジ オリジナル復刻版」宝島社・魚喃キリコ「blue」東京ニュース通信社 【よりぬき】 ・小説家の理想的な暮らしを描いたエッセイ・片方向からの人間関係を描いた小説・90年代前半の空気感をまとった漫画・思春期の切迫感をうまく描いた漫画
Published 09/06/24
古生物学の本から繊細な文章で綴られた本、爽快なバイオレンス小説まで、今回も多種多様な本をご紹介! 【紹介した本】 ・泉賢太郎「古生物学者と40億年」ちくまプリマー新書 ・ポール・D・テイラー、アーロン・オデア 著 / 真鍋真 監修 / 的場知之 訳「大英自然史博物館シリーズ 世界を変えた100の化石 (新装版)」 ・イリナ・グリゴレ「優しい地獄」亜紀書房 ・王谷晶「ババヤガの夜」河出書房新書 【よりぬき】 ・古生物学者ってどんな仕事? ・化石の迫力を感じる本 ・触れると壊れそうな繊細な文章 ・痛快なバイオレンス小説
Published 08/30/24
今回は小説をいろいろとご紹介! 命、家族のあり方について問う小説など、それぞれに共通点も。主にさとぅの観点から、各小説について言及しています。 【紹介した本】 ・高瀬 隼子(著)「犬のかたちをしているもの 」集英社文庫 ・李琴峰(著)「生を祝う」朝日新聞出版 ・芥川 龍之介(著)「河童・或阿呆の一生 」新潮文庫 ・温又柔(著)「祝宴」新潮社 ・谷崎 潤一郎(著)「蓼喰う虫 」新潮文庫 ・ラディゲ(著)中条 省平(訳)「肉体の悪魔 」光文社古典新訳文庫 【よりぬき】 ・「命」を共通点とする2つの小説 ・家族のより良いありかたを見つめ直す小説 ・家族だからこそ言わない方がいいこともある ・大きい起伏がなくても読めてしまう小説
Published 08/23/24
今回はつばきが最近参加したとっても楽しかったイベント「大人の科学バー アート編 『ニューヨーク報告 ー創作と対話の1か月間』」についてのお話しからスタート。なんと主催のキウイラボの畠山さんは「クマに会ったらどうするか」の編集者だった! クマやカタヤマガイ、糞虫など、人間の近くで暮らす生き物たちに想いを馳せる読書体験についてお話ししています。 
 【紹介した本】 ・姉崎等 語り手 片山龍峯 聞き書き「クマに会ったらどうするか——アイヌ民族最後の狩人 姉崎等」ちくま文庫 ・小林照幸「死の貝―日本住血吸虫症との闘い―」新潮社 ・小松貴「絶滅危惧の地味な虫たち」ちくま文庫 
 【紹介したイベント】 ・キウイラボ 大人の科学バー 
 【よりぬき】 ・また行きたい!「大人の科学バー」 ・現代アート、知らない世界だった ・主催者はまさかの「クマに会ったらどうするか」の編集者さん! ・人間とクマ。人間とカタヤマガイ。 ・簡単に答えが出ない問いだからこそ、考えてみたい
Published 08/16/24
つばきも監修者として名を連ねている「小学館NEO POCKET プランクトン」が出版されました! 今回は海の生き物を中心に様々な図鑑・本についてつばきが熱く語っています。夏本番。本と一緒に海に出かけて生物観察してみてはいかがでしょう? 【紹介した本】 ・山崎 博史 (監修)仲村 康秀 (監修)田中 隼人(監修)「プランクトン: クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物 」(小学館の図鑑NEO POCKET) ・川島 逸郎「標本画家、虫を描く 小さなからだの大宇宙」亜紀書房 ・川島 逸郎「虫を観る、虫を描く 標本画家 川島逸郎の仕事」グラフィック社 ・西田 和記(著)「ウミウシの生態観察図鑑:食餌、飼育記録から繁殖まで 知られざる生存戦略を知る ネイチャーウォッチングガイドブック」誠文堂新光社 【よりぬき】 ・つばきも監修者!「小学館NEO POCKET プランクトン」が発行に! ・とにかく美しく、そしてお値打ちな図鑑 ・標本画家の新刊についても言及 ・日本一カイメンについて載っている「ウミウシ」の本 ・驚愕の情報量、ウミウシを飼いたい人はぜひ
Published 08/09/24
さとぅーの人生を支えてくれた名著「窓際のトットちゃん」をつばきもついに読みました!ありし日のトモエ学園に想いを馳せながら、話題は生きづらさを抱えた人たちの生き方に。「周りにうまく馴染めないな」と感じた時に読むとちょっと肩の力を抜けるような本たちを紹介しています。 【紹介した本】 ・黒柳徹子「窓際のトットちゃん」講談社 ・南綾子「死にたいって誰かに話したかった」双葉文庫 ・今井むつみ・秋田喜美「言語の本質: ことばはどう生まれ、進化したか」中央公論新書 ・今井むつみ「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか?認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」日経BP 【よりぬき】 ・さとぅーさんの大事な本「窓際のトットちゃん」を椿も読みました ・子ども一人一人に真摯に向き合う態度に衝撃 ・「君は本当はいい子なんだよ」 ・生きづらさを抱えた人の自助会立ち上げについて書いた本 ・認知バイアスについてわかりやすく解説した本
Published 08/02/24
ベストセラーを避けがちな、天邪鬼な二人が読んで面白かったベストセラーを紹介。障がい、生き物の違いを敬意を持って面白がるということについて語っています。後半はお便りむスむスのコーナー。推し文庫について熱いお便りをいただきました! 【紹介した本】 ・伊藤亜紗「目の見えない人は世界をどう見ているのか」光文社新書・川内 有緒「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」集英社インターナショナル・レイチェル・カーソン(著)上遠 恵子 (訳)「センス・オブ・ワンダー 」新潮文庫・吉野源三郎(著)羽賀翔一(漫画)「漫画 君たちはどう生きるか」マガジンハウス柏 耕一(著)植本勇(漫画)堀田孝之(脚本)「交通誘導員ヨレヨレ漫画日記」フォレスト出版 【よりぬき】 ・天邪鬼が避けがち?ベストセラーを読んだら面白かった・障がいによる違いを「面白がる」本・生き物への敬意を持って面白がる。・交通誘導員の悲喜こもごもを描いた漫画・推し文庫。新潮文庫の魅力をお伝えいただく
Published 07/26/24
最近のさとぅさんは、小説の内容と世界観がピッタリ合う音楽に偶然出会すという稀有な読書体験をした模様。「この小説にはこの曲!」という組み合わせ、あなたもありますか? 【紹介した本】 ・津原泰水「綺譚集」創元推理文庫 ・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 【紹介した音楽】 ・宇多田ヒカル「Beautiful World」 【よりぬき】 ・小説の内容と恐ろしいほどマッチした音楽 ・いい本は装丁でわかる!輝きを放つ本 ・肉食昆虫の魅力 ・お便りご紹介!好評だったあの回
Published 07/19/24
収録日の虫の日(6/4)にちなんだ話から、絵本を主に2冊紹介しています。 多様性ってなんだろう。2冊の本を全然違う角度から紹介していますが、共通する点も。 【紹介した本】 ・舘野鴻「がろあむし」偕成社 ・舘野鴻「しでむし」偕成社 ・舘野鴻「ぎふちょう」偕成社 ・舘野鴻「つちはんみょう」偕成社 ・萩原康夫、吉田譲 他「土の中の美しい生き物たち 超拡大写真で見る不思議な生態」朝倉書店 ・イブティハージ・ムハンマド、S・K・アリ(著) ハテム・アリ(絵), 野坂 悦子(訳)「ねえさんの青いヒジャブ」ビーエル出版 【よりぬき】 ・虫が運んでくれた、思わぬご縁の話 ・子どもと大人の世界の違いを感じる ・普段は気にも留めない世界につながりを感じられる絵本 ・イスラム圏の女性が被るヒジャブのイメージって? ・誇りをもってヒジャブを身に着ける
Published 07/12/24
通称 #千葉ルー 著者であるルーマニア語小説家の済東鉄腸さんをゲストにお迎えした三部作、ついに最終回!今回はいかにして独特な #千葉ルー 文体が生み出されたのかについて深掘り。一見何気ない文体の背後には、広い読者に届けるための試行錯誤がありました。 【紹介した本】 ・二葉亭四迷「浮雲」新潮文庫 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社 ・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 ・「キケロー選集」全16巻 岩波書店 【紹介したYouTubeチャンネル】 ・バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 https://www.youtube.com/channel/UC8embhEdS-QrY3K6XcoyyNg 【よりぬき】 ・意識的に文体を作った千葉ルー ・文体をまとめ上げる上でキーとなった意外な人物・場 ・馴染みのないテーマの本を読んでもらうためには? ・カイロウドウケツ実物をみながらトーク! ・一般向け文章の難しさ ・難解な文章へのカウンター
Published 07/05/24
通称 #千葉ルー 著者であるルーマニア語小説家の済東鉄腸さんをゲストにお迎えしたスペシャル回の続編です!今回は学校教育に対する、各自の思いや、翻訳の自由さについて語っています。来週も済東鉄腸さんをお迎えしてお送りします!お楽しみに! 【紹介した本】 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店・盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ(少年チャンピオン・コミックス)」秋田書店・鈴木信吾、鈴木エレナ「ニューエクスプレスプラス ルーマニア語」白水社・日髙晋介「ニューエクスプレスプラス ウズベク語」白水社・櫻間瑞希、菱山湧人 「ニューエクスプレスプラス タタール語」白水社・鈴木 玲子「ニューエクスプレスプラス ラオス語」白水社・荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険(ジャンプコミックス)」集英社・久保 帯人「BLEACH(ジャンプコミックス)」集英社【紹介した映像作品】・ウルトラマンシリーズ・ジョジョの奇妙な冒険...
Published 06/28/24
今回は通称 #千葉ルー 著者であるルーマニア語小説家の済東鉄腸さんをゲストにお迎えしたスペシャル回! 科学への思いから言語の奥深さ、メンタルが落ち込んだときのインターネットとの付き合い方まで、いつも以上に縦横無尽におしゃべりしています! バックグラウンドはまったく違うのに、異様なほど噛み合う三人のトークをぜひお楽しみください。 来週も済東鉄腸さんをお迎えしてお送りします! 【紹介した本】 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社 ・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 ・上村佳孝「昆虫の交尾は、味わい深い…。」岩波書店 ・吉田重人、岡ノ谷一夫「ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係」岩波書店 ・佐藤太裕「竹取工学物語 土木工学者,植物にものづくりを学ぶ」岩波書店 ・山内一也「インフルエンザウイルスを発見した日本人」岩波書店 ・カルロ・ロヴェッリ「カルロ・ロヴェッリの 科学とは何か」栗原俊秀訳...
Published 06/21/24
YouTubeを始めました! 登録していただけたらとっても喜びます。 つばきが言語の奥深さを知られる本2冊をご紹介(並行読書にはご注意を)。さとぅはグロテスクの美を体現した幻想小説を紹介しています。 なお、来週はスペシャルゲストが登場します。 お楽しみに! 【紹介した本】 ・小林標「ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産 」中公新書・竹村景子「スワヒリ語のしくみ《新版》」白水社・津原泰水「綺譚集」創元推理文庫 【よりぬき】 ・YouTubeはじめたよ! 登録よろしくお願いいたします!・ラテン語は一度覚えれば、とても論理的な言語・言語の本を同時に読むと混乱するよ・様々な原液のお酒を読むような、濃い短編集 [BGM: トーマス大森音楽工房]
Published 06/14/24
最近のつばきはアフリカに興味津々。人類学者、ノンフィクションライター、商社マン、三者三様の視点で描いた西アフリカの本をご紹介しています。 【紹介した本】 ・川田順造「サバンナの博物誌」ちくま文庫 ・清水貴夫「ブルキナファソを喰う」あいり出版 ・高野秀行「幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉―」新潮社 ・「世界すご!ペディア」編集委員会編「世界すご!ペディア 197の国&46の地域を楽しく知る事典」山川出版社 ・石川コフィ「筋肉坊主のアフリカ仏教化計画 ―そして、まともな職歴もない高卒ほぼ無職の僕が一流商社の支社長代行として危険な軍事独裁政権末期のナイジェリアに赴任した2年間の話」春秋社 【よりぬき】 ・読むとお腹が空いちゃうブルキナファソグルメの本 ・アフリカの「バオバブ納豆」 ・混迷を極める90年代末のナイジェリアに赴任した商社マン ・視点のちがいをたのしむ [BGM: トーマス大森音楽工房]
Published 06/07/24