ゲストは、ひょんなことから、水中ロボットを作ることになってしまい、そんなつもりはまったくなかったのに、南極地域観測隊の隊員として、憧れの「しらせ」に乗って、南極へ行ってしまった工学博士、東京海洋大学の助教「後藤慎平(ごとう・しんぺい)」さんです。
後藤さんが作った水中ロボットは、ROVといわれる水中探査機で、そのROVを使って、南極大陸にある湖の調査を行ない、ある生物の撮影をするミッションに世界で初めて、成功されています。そして先頃、『深海ロボット、南極へ行く〜極地探査に挑んだ工学者の700日』という本を出されています。
そんな後藤さんに、ROV開発の秘話や、南極の湖底に広がる景色の...
Published 05/19/24