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皆様、忘年会、新年会のシーズンですね。忘年会とはご存じのとおり、今年あった嫌な事は忘れて新しい年を迎えよう!お酒を飲んでワイワイして「笑う門には福来る」という発想の邪気払いのようなものです。さて、日本人が無意識に結構良く使う言葉の一つに、「反省会」があります。客観的に考えると、人々が集まって、反省している様子。。。を思い浮かべると、シュールというか、ちょっと滑稽でもあります。英語では反省会にそのまま該当する言葉はないですし、近年日本でも「反省会」という言葉は使わないようにしているというお話しをお聴きします。ディブリーフィングや振り返りミーティング、事後ミーティングなどと呼ぶカルチャーの会社も多いかもしれません。
2024年、皆様はどのようなビジョンをお持ちでしょうか。ビジョンという大げさなものでなくても良いです。1年後の年末年始、皆様はどのような場所で何をして、どんな気持ちでいらっしゃるでしょうか?
最近感じている事ではありますが、年々、達成したこと、所有した物ではなく、目に見えない心の充足感や、何を持っていなくてもそのままの自分という存在そのものを認められるようになりたい。という方々が増えてきていると感じます。そして、来年はそのような価値観がさらに一般的になっていくのではないかな。と感じております。
自分を認めるという点で、今年ご相談が多かったのは、私、自分に厳しくて、逆にチームメンバーには甘くしてしまうのです。またはその反対に、、、自分に厳しいから他者にも厳しくしてしまう。というようなご相談でした。
どちらのケースも「自分に厳しい」「知らないうちに自分責めをしている」故に、他者に遠慮してしまう。または自分に厳しいが故に他者にも同じことを求めてしまうので、他者に厳しくしてしまう。ということです。
他者に遠慮してしまったり、強く出てしまうのは、なぜでしょうか。。。それは、誰かから認められたい気持ちが見え隠れしているからということなのです。ここで考えていきたいのは、突き詰めると、、、私たちは皆、誰かから認められたいという生き物なのです。そして、誰かから認められたい私たちが、本当に認めてほしい人は誰でしょうか。
お気付きの方も多いと思いますが、我々は、自分が自分で良かったと思いたい。自分と良いお友達でいたいのです。つまり自分から認められたいのです。
デール・カーネギーは「人を動かす」という書籍を書きました。この本の英語の原題、日本語の直訳は「友達を得て影響を与える方法」となります。私たちは唯一、無二の生涯の友、「自分」の事をしっかり認めてあげることができてますでしょうか。
自分を認める方法ですが、様々な方法があります。一緒に考えていきましょう。
その一つには、自分で自分の良いところをあげてみることです。というと、なんだか恥ずかしい気持ちになる方が多いかもしれませんが、誰にも公表しなくていいので、誰も知らない自分の様々な部分をまるごと認めてみましょう。
自分の良いところを探すのが難しいという方は、今年自分に起こった感謝できる出来事を書き出してみましょう。何でもいいです。間に合わない!と思った電車に奇跡的に間に合った!とか、バス停に立った