#124 バッハに始まりオッフェンバッハで終わる?-サン=サーンス『ピアノ協奏曲』第2番- 第3楽章
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Description
カミーユ・サン=サーンスの『ピアノ協奏曲』第2番の第3楽章です。 楽章ごとに全く異なる表情を見せるサン=サーンスのこのコンチェルトですが、第3楽章ではイタリア南部の激しい舞曲の後に、教会に足を踏み入れた時に鳴り響くような、オルガンの重厚さを再現する曲想が奏でられます。 この協奏曲で、軽快かつ素晴らしいピアノを演奏しているのはロマン・デシャルム、#108〜#111でご出演いただいたソプラノ歌手の安田麻由子さんのご主人です。 中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。    【出演】中田昌樹(指揮者)    【演奏】カミーユ・サン=サーンス作曲 『ピアノ協奏曲』第2番 ト短調 第3楽章     Marc Soustrot/指揮 Romain Descharmes/ピアノ     Malmö Symphony Orchestra/演奏       イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行/ピアノ   【提供】笹川日仏財団
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7つのワルツとエピローグからなり、それぞれ異なる表情が味わえる作品です。1911年、独立音楽協会が趣向を凝らしたサル・ガヴォーでのコンサートで初演されました。   シューベルトの天才的な転調からインスピレーションを得て、ラヴェルのこの曲もまた、輪郭が浮遊するような独特の調性感で書かれています。この系譜はオリヴィエ・メシアンにも繋がっていきます。 中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。  【出演】中田昌樹(指揮者...
Published 05/17/24
前回に続いて、ラヴェルの『ラ・ヴァルス』をお届けします。 今回は色彩感豊かなオーケストラ・バージョンとは違った、いわば同じ色合いで濃淡をくっきりと浮かび上げるピアノならではのサウンドをお楽しみいただきたいと思います。 番組後半では、吉田秀和氏が朝日新聞に長年執筆していた「音楽展望」という記事に触れ、ラヴェルの人間像を物語る3つのエピソードが披露されます。 中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。  【出演】中...
Published 05/10/24