Episodes
【海藻編⑤】コンブという海藻について / ワカメもコンブ目 / 日本では10種類の昆布が食べられている / スタンダードなマコンブ / 昆布の種類で味は違う! / とろろ昆布という加工品と、種類名のトロロコンブ / 75%が養殖である昆布 / 南限が宮城という寒い海の海藻 / コンブと日本史 / 700年ごろの奈良時代 / 当時は西側のホソメコンブ / 続日本記に「蝦夷布」として昆布が登場 / アイヌ語でもクンプだったり / 「金と同等のレート」だった / 東北地方への開拓が進むにつれて昆布が大型化 / 「コンブを携帯すべし!」戦国時代の兵糧だった / 江戸時代に日本海がコンブルート化 / 江戸幕府を倒した雄藩はコンブが育てた / 上り荷と下り荷 / しれっと昆布を大陸へ! / 鎖国をかいくぐる薩摩藩 / タッグを組んだ「富山の薬売り」 / 中国では喉から出るほど求められていた / 薩摩も長州も大儲け! / 北海道から大陸までの昆布ロードが日本の近代化を呼んだ / 日本でのコンブ消費量Topは富山県 / 当時の資源は自然にしかない!! / 腕利きコンブ問屋が観る海 /...
Published 10/20/23
【海藻編④】脳にとって大事なヨウ素という栄養 / 生物は「身の回りのモノ」から出来る / 「必須栄養のヨウ素が内陸にない」ということは...? / ヒト祖先が海辺で暮らしていた可能性 / 青魚の頭に良い成分「DHA」も海のもの / 「ワカメという海藻」について / 岩手と宮城の養殖がほとんど!/ メカブはワカメの生殖器官 / 花粉じゃなく精子と卵子を作る / コケの造卵器・海藻の製卵器 / 精子は海を必死に泳ぐ! / 陸上の植物が成長するのは「枝先」 / 海藻が成長するのは「根本」 / 和布刈神社という海藻をまつる神社 / 2月の海の海藻を供える / 神功皇后の伝説 / アルギン酸という「増粘剤」 / 海藻から「粘りけ・安定剤・増粘剤」が作られる! / お菓子に制汗剤にソバのつなぎまで / 粘り気を司る海藻 / 「寒天・ところてん」について / ようかんの材料でもある / テングサという海藻 / テングサをとかして固めたところてん→加工した寒天 / 「心太」と書いて「ところてん」 / 凝る(こごる)が由来 / 日本特産物だった寒天 / 誕生も製造も日本 /...
Published 10/17/23
【海藻編③】劇的に世界を変えた藻類 / 中東に石油が多いナゾと藻類 / 日本にも小さな油田はある / 地中海ができる前の話 / 古代の海の藻類が石油になった / ミミズは当時から今までを経験している / 暖房も道路もプラスチックも「藻類」! / 石油企業は藻類研究者を雇っていた時期があった / 藻類を奪い合う現代人 / 鉄も藻類が作っている / ヒトにとって最重要発明だった鉄 / 海の民やヒッタイト...古代の鉄文明 /  古代の最高機密だった鉄の製造技術 / 鉄が眠っている「鉄鉱床」 / 鉄鉱床ができた18億年〜25億年前 / 海に溶けていた鉄が、酸素と結びついて酸化鉄に! / 7億年かけて溜まった鉄 / その量は実に100兆トン! / 鉄がいい感じに酸素を消費してくれた / 二酸化炭素が温室効果ガスなら、酸素は酸化ガスといえそう / 海から陸へ植物が進出するまで / 「最初の草」はコケかシダか問題 / 移行期の存在は「藻類」」の中でも「シャジクモ藻類」 / 陸の水に適応したシャジクモ藻類が陸上植物へ / 海藻は化石になりにくい / 緑色の緑藻類は地上の草と近い /...
Published 10/13/23
【海藻編②】色で分ける海藻の種類 / 紅藻類は日光に強い! / 陸上植物に進化した緑藻類 / 昆布にワカメは褐藻類 / ヒジキは1メートル級の大型藻類 / 淡水の藻にも緑藻類 / 丸い「まりも」も緑藻類 / 海が閉じ込められた湖にまりもが暮らす / まりもは海水で元気に / 海藻とは違う「海草」の仲間たち / 一度陸上に上がって、海に帰った海草 / 何があったのか。海の中で花を咲かせる海草 / 海藻はなぜ緑だけじゃない?赤と茶色がいる? / 海の中では光の「量と質」が変わる! / 海では「赤色」が吸収されてしまう / 深海での赤色は黒色に等しい / 普通の草が緑色なのは「緑色が不要だから」 / 深さによって色が変わる / エンゲルマンの「いらない色になる説」 / 例外もいるのであくまで傾向 / 最も深い場所に海藻は? / 海藻にとっての一大事「干潮と満潮」 / ノリ漁師さんの暮らしは海のリズム / 陸上の僕らの暮らしは太陽のリズム / 潮間帯という満ち引きの深さライン / 陸上では数100メートル単位の変化が、海では1メートル / 屋久島のような多様性は身近なところにある /...
Published 10/10/23
【海藻編①】コンブやワカメで全8回 / 接着剤も海藻。だいたいのお菓子にも海藻! / 世界の認識が変わる海藻編 / 海藻はカテゴリーゆえに膨大 / 250時間の勉強と出張 / 海の中のおはなし / 海の中に広がる海藻の森 / 陸上の植物と比べてみる / 海中と陸上は季節が一つ違う! / 冬に芽吹いて秋に枯れる / 海藻もちゃんと枯れる / 北海道の海に広がる巨大コンブ / アカモクは最大10メートル! / 海流の影響を受けまくる / 20度の水温差と海の様子の違い / 北の海は黒っぽい! / 海は寒い地域ほど「生き物の量バイオマス」が増える / 明治維新を生み出した昆布 / 海藻学の父「岡村金太郎」 / 日本の海の海藻環境カテゴリー / 第1区〜第5区までの5種類 / 北の海は森、南の海は草原 / 海藻は魚たちにとっても超重要! / 海藻に卵をうむフグ / 海藻に歯を立てて眠るカワハギ / 「海中林」という森 / 50メートルのジャイアントケルプ(オオウキモ) / 1日に50cm成長するオオウキモ / 「流れ藻」という海流に乗って動く森 / ウミガメの小亀も暮らしている流れ藻 /...
Published 10/06/23
【台本とメモ編】「5万回&Spotifyランクイン」達成!(※1ヶ月前。現在8万回🎉) / 記念Instagramライブを開催しました / アンガールズに「強さ」を感じる / ノダカズキの「ネタ帳」 / 書き溜めたメモ帳が溜まっているらしい / 情報のまとまりがそこかしこにある / おもろい記事まとめ / エントロピーやらピダハンやら / 「右」「左」「3以上の数字」がないピダハン / ダヴィンチ名言メモ / 自然には過不足がない / 縄文時代メモ / 土器や民俗学的な仮説 / お互いの原稿どうしてる? / リアクション側は「何も知らずにぶっつけ本番」 / 「ですます・語尾」まで書いているノダカズキ / 1人で読み上げられる原稿 / 「土編の原稿」を読み上げてみる / ちゃんと原稿になっている / 収録前日には「10回」読み上げている / 人との会話や対話のネタとしてインストールしている / 喋りのトレーニングをずっとやっている / 「面白いことを喋りたいのか?」 / 「最高の会話を作る」ことへの意識が強いノダカズキ / 「さっきの会話内容」を反省しがちなandy /...
Published 10/03/23
【キツツキ編ラスト】キツツキの巣の面白さ / 都会のキツツキ「コゲラ」をテーマに / 「一次樹洞生産者」のキツツキ / キツツキの巣穴を使う「二次利用者」たちの存在 / キツツキ中古物件に暮らす生き物たち / 中古物件の流通市場がある / 巣穴はやっぱり安心安全 / キツツキも竹と同じ「空洞を作る存在」 / 空洞を作れる「動物」はキツツキのみ? / 食物連鎖のようなネットワークがある / 中古市場のネットワーク「ネストウェブ」 / 札幌の森をフィールドにした研究 / コゲラたちを研究した / 毎年新しい巣穴を掘るコゲラ / ニュウナイスズメがコゲラの巣を使う / 毎年新しく作られることのインパクト / 掘ることはキツツキの専門技術 / コゲラを襲うニュウナイスズメ / 不法占拠するニュウナイスズメ / 人間社会の法律ってすごい / 卵やヒナを排除するニュウナイスズメ / 意外と寿命が短いスズメたち / 1シーズンに3回も巣穴を作ったコゲラもいる / 巣穴作りで好まれる木もある / 早く生えて柔らかい木が好み / 枯れた木もコゲラの好み /...
Published 09/29/23
【キツツキ編③】キツツキの楽器を置いてみたい / なぜキツツキ木をつつける? / 凄まじい衝撃が頭に / 人間にはムリな動き / なぜ大丈夫なのかという50年間の研究 / つつくことに特化した体 / 大きくてまっすぐなクチバシ / マイナスドライバーをタテにした形 / タテに並ぶ繊維の間に入っていく / 鶏肉で例えるとわかりやすい / 一生のび続けるクチバシ / 木をツツき続ける宿命 / クチバシが割れたらどうなる? / 木にしがみつく仕組み / 手もなく木にしがみつく / 動く範囲の大きい指 / かたくて頑丈な尾羽 / 木のみきに突き立てる第三の足 / 支えがあるから強力につつける / どうやって衝撃を吸収する? / 太い首を持っている / 衝撃は下顎から首から全身へ広がる / 頭蓋骨を取り巻く「舌骨」 / しなやかな構造がシートベルトの役割を果たす / 前回発言の訂正 / 右の鼻の穴に収納される舌 / 呼吸は左の鼻の穴で / 鼻が詰まったキツツキはどうなるんだろうね / 衝撃を吸収する頭蓋骨 / 「第三のまぶた、瞬膜」/ ゴーグルの役割として / 瞬膜がほしい人たち /...
Published 09/26/23
【キツツキ編②】キツツキ最大の謎 / なぜ木をつつく?なぜ木をつつける? / 頭を振るだけでも、ヒトは頭と腰を痛める / 頭を木にぶつける日常 / なぜつつく? / 意外と雑食性のキツツキ / アリが好きなキツツキ / コンコン突いて木の中に虫がいるかチェック / 虫がいたら穴を開けるつつき方へ / 開けた穴に長い舌を差し込む / 舌の先には「かえし」も生えている / 長すぎる舌をどう収納している? / 頭の後ろを通って鼻の穴まで届く舌 / 頭蓋骨の外側に巻き付く舌と舌骨 / キツツキの異質な頭蓋骨 / シートベルトの役割を舌が果たしている説 / 例えばアリをどれくらい食べる? / アリを1000匹食べるクマゲラ / 木の寿命のバランスが取られるキツツキ / ご飯用の枯れ木と、巣のための太い木が必要 / 豊かな森が必要なキツツキ / 人がキツツキからの恩恵 / カミキリムシの数をキツツキで減らす! / あうあう…青砥武平次 /キツツキが暮らしやすい環境づくり / 酸性のアリ対策で、唾液がアルカリ性 / ギ酸を中和! / キツツキが木を突く理由「巣穴作り」 / 巣穴にも2種類ある...
Published 09/22/23
【キツツキ編①】キツツキという鳥 / 名前だけはみんな知ってる / イメージだけは出来る鳥 / 東京にも暮らしている / 東京で分布を広げるキツツキ / 港区キツツキ / キツツキにとって快適な都会へ / キツツキはなぜ「キツツキ」? / 木を啄む鳥で啄木鳥(キツツキ) / 石川啄木という詩人とキツツキ / ロックで自然なネーミング / キツツキ種類の「〇〇ゲラ」の謎 / 「寺つつき」という罰当たりネーム / 今でもキツツキ寺ツツク! / 穴だらけなお寺はある / 6世紀の「聖徳太子」の時代 / 物部氏の怨霊「テラツツキ」 / 四天王寺をボコボコにするテラツツキ / キツツキ何種類いる? / 日本に暮らしているキツツキは10種類 / 特大・大・中・小 / もっとも舌の長い鳥アリスイ / アリを食べまくり、木はほとんどつつかない / 定説がひっくり返されがちなキツツキ / チャバネアカゲラというG感ある鳥 / 世界のキツツキ種類数は? / 全身ピンク色のキツツキ、グロ画像を生み出すドングリキツツキ… / ご飯を貯めるドングリキツツキ / 集合体が苦手な方は見ないように /...
Published 09/19/23
【筋肉編・後編】 筋トレという呪い / 重力にだって呪われている / 筋トレは「呪い」であり「祝い」でもある / 自然観察の結果「男らしさ」に目覚めるノダカズキ / 漫画「バキ」の人気は必然! / 筋肉は人類共通の文化資本である / 「西洋近代的な筋肉観」に対するオルタナティブ / 西洋近代的な「目標の身体というビジョン・トレーニング目標というミッション・身体の仕上がりというバリュー」 / これは現代に合っていないのではないか? / 今あるものの活用にフォーカスする筋肉観 / 個体による最適があるはず / 人類共通の理想などない! / これは一種の「挑戦」である / 新しい筋肉論の提案 / これは「己の道」である / なんだこの話…… / なぜ筋肉って面白いんだろう? / 筋トレの滑稽さ / 森よりバーベルを見ているかもしれない / 20kgの水を上げたり下げたり / 笑いとは「主流」からのズレから生まれる / 筋肉は人類共通の経験として「文化資本」である / 筋肉量が多いというだけで、普通からズレている! / 筋肉の「上位1%」は簡単に入れる /...
Published 09/15/23
【筋肉編・前編】ノダカズキがデカくなる / 筋トレに目覚めた男 / 衝撃の朝 / 最近まで上半身ガリガリだった / 逆三角形の友達もできたらしい / 謎にハモったタイトルコール / 自然界の勉強を続けた先の「答え」 / 筋肉があると、強い。 / 都市における「自分らしさ」じゃ自然界を生き抜けない / 自然界における筋肉量の絶対性 / 「お前はどうなんだ?」 / 自然淘汰にあがらうために筋トレを始める / 都市も一つの森、ならば…? / 自然観察の果てに目覚めた筋肉論 / 1日のルーティーンはどうしてる? / 頑張らずに続く構造を作った / モチベーションが不要な状況を作る / どこでもできる「腕立て伏せ」が革命的 / 駐車場でこっそりやったり / 生きるための筋トレだから無理なく / 50回×2までやるようになった / ルールをなくしてシンプルな構造にしていく / 食べ物はどうしてる? / タンパク質は「1日100g」になった / 1年前から12kg増えた体重 / 筋肉に目覚めるだけの「学びの量」に達した / 筋肉が増えると何が変わる? /...
Published 09/12/23
【カラス編ラスト】カラスの知性 / 学習環境がとても大事! / オリのサイズで賢さが変わる / 広ければ広いほど記憶力がよく / ネズミもストレスで学習力が落ちる / ストレスの少ない環境で勉強や作業しよう! / カラスの「社会脳」 / 翼の生えた霊長類カラス / 賢すぎるカレドニアガラス / 2種類の道具を作るカレドニアガラス / 木の幹の奥にいる虫にクチバシが届かない / 葉っぱを削って「葉柄」という軸の部分だけ残して、釣りをする! / もう一つの道具は「フックツール」 / 枝分かれを利用してフックを作って、虫をひっかける / 地域によって形が違うカレドニアガラスの道具 / 「地域文化」のあるカラス / 神話のカラス / ギリシャ神話のアポロンに使える「知恵のカラス」 / オーディンの両肩にはカラスがいる / 思考のフギン、記憶のムニン / 熊野神社にはカラスのお守りがある、狛犬の場所にもカラス / 神武天皇を案内した「白いからす」 / 現代では「害鳥」の扱いだよね / 危険!線路に置き石をしたカラス / 犯人不明で警察も出動 / カラスの犯行動機は? /...
Published 09/08/23
【カラス編・その5】カラスの寿命 / 文献によるバラつきと共食い / 野生動物なのに「家で静かに死ぬ」最期がある / 寿命を推測する科学的アプローチ / 15億回という数字 / カラスの場合は14年? / 性成熟から推測するアプローチ / 性成熟の5~6倍が寿命という考え方 / 哺乳類に当てはまる考え方 / カラスと言えば「賢さ」 / トリと言えば「頭が悪い」?? / 2000年までは大脳新皮質がないと考えられていた / 脳の大部分が大脳新皮質に相当するとわかった / 道具をつくるカラス / 体積の概念に気づいたカラス「エウレカ!!!」 / ニワトリの脳は3グラム / 「体重に占める脳の割合」 / カラスの体重に占める脳の割合 / 大脳も大きい / カラスは「貯食」もしっかり覚える / 記憶を司る海馬も大きい / カラスが「抽象的な概念」を理解するかの実験 / 「数を数えて比べる」カラス / カラスに長期記憶はできるのか / 一年後まで覚えている / カラスの記憶は「色」がカギ / 白黒写真じゃわからない!/ 生き物の「見える色」は色々 / 次回「カラスの知性をもっと」...
Published 09/05/23
【カラス編・その4】 北海道のカラスはイクラを食べる / カラスの1日と年間スケジュール / 早寝、早起きで健康的 / 煙突や水道であそぶ / ダチョウ倶楽部のカラス / みんなで帰る / 小学生の一日みたい / 意外と狭い行動範囲 / たまにいるはぐれガラス / カラスの一年 / 繁殖期と非繁殖期 / 春〜夏は新築マイホーム暮らし / 秋〜冬はみんなでマンション暮らし / 寒暖差で繁殖期のスイッチが入る / 数年にわたり、つがいが続く / カッコウは乱婚・カラスは一夫一妻 / ストレスのなさが大事! / カラスの巣作りは材料いろいろ / 北海道ではヤマブドウ、東北地方ではスギを使う / ハンガーや魚網も / カラスには「教育」の時期がある / 賢いからこそ教育が大事 / 卵の数は2~5個 / 卵をあたためるメス、ご飯を持ってくるオス / タイミングがズレる順次排卵 / 一斉に卵を抱える一斉放卵 / それぞれのメリットデメリット / 最初のヒナを重視するか、みんなで育つことを重視するか / ヒナのうんちをどう掃除する? / スマートなうんちの処理 /...
Published 09/01/23
【カラス編・その3】 都会は森、郊外は草原 / カラスのオスメスどう見分ける? / 多くの鳥の場合オスの羽はアピール用でもある / 解剖して特徴を探した科学者 / 80%の確率でオスメス判別可能に! / 見分けるポイントは「羽」 / 鳥の羽の軸から出ている「羽枝(うし)」 / オスの羽の方が密度が高い…だけ! / どこにでもある電子顕微鏡で見てみると / オスの羽の方がメラニン多め / 80%で見分けられる「超人」 / カラスの目には別物に映る? / 誰も使えない見分け方 / 「クチバシ」の形に鳥の暮らしは現れる / カラスのクチバシはオールマイティ / 肉を食べるハシブト / 地面の虫や植物を食べるハシボソ / 腸の長さも変わってくる / 共食いもするカラス / 雑食だからこその多様性 / 季節と地域性が出る田舎のカラス / 都会のガラスは1年間似た食生活 / グルメ!田舎の旬を味わうカラス / 春のメニュー「新芽と春のタンパク質」を味わう / 夏のメニュー「スイカやメロン」を味わう(農業被害) / 秋のメニュー「フルーツ盛り合わせ(被害)、鮭とイクラなど」 /...
Published 08/29/23
【カラス編・その2】 カラスの漢字「烏」 / 烏龍茶の烏 / 目も真っ黒だし、体も真っ黒 / 鳥の目が見えにくいから、1本引いて「烏」 / カラスの種類は何種類ほど? / やっぱり分類が難しい!/ 116種類〜650種類で増加中 / カラスの起源はオーストラリア / 7000万年前ほど、ネコ編のミアキスと同じくらい / 南アメリカ大陸にカラスの仲間はいない? / 北アメリカにはいるけれど / ニュージーランドにもカラスはいない?? / 野性のカラスは死肉食(スカベンジャー) / 哺乳類が少なかったら生きていけない! / カラス科の中にはカケス属やカササギ属もいる / 日本で見られるカラス属は5~6種類 / カラスと言う鳥はいない(哲学) / 日本で見られるカラス達 / 都市にいるハシブトガラス / くちばしが細めなハシボソガラス / ハシブト「カーカー」でハシボソ「ガーガー」 / マイナーカラス達 / ミヤマガラス「カララララ….」 / コクマルガラス「キョン…キャァ…」 / 北国の巨大なワタリガラス / 中国のことわざ「カラス頭白く、ウマ角生えず」 /...
Published 08/25/23
【カラス編・その1】 はじめての鳥テーマ / 身近な鳥カラス / 「都市という森」にいる鳥 / ゴミを漁るカラスのイメージ / 森の掃除を担う鳥 / 都市で役割を全うしようとする / なんでも食べられる不思議 / 「鳥好き」からカラスの話が出てこない! / 鳥好きもいろいろ / カラスってどんなイメージ? / 鳥の基本情報にも触れていきます / 空を飛べる鳥の凄さ / 100年前に飛んだヒト、1億年前に飛んだトリ / とにかく体を軽くしろ! / 骨の中も軽量化していく / ヒト体重の骨の割合は18% / トリ体重の骨の割合は5%だけ! / 飛行能力において、軽さは正義! / 軽さに犠牲はつきもの… / 飛ぶためにおしっこ垂れ流し! / うんちもおしっこも、溜めてられない / ヒトと全然違う排泄事情 / 腸も短く軽く! / ニワトリの腸は比較的ながい / キンタマもできるだけ軽く… / 体外にキンタマがあったら危ない!/ キンタマは身体の中に格納しておく! / 繁殖期だけ大きくなるカラスのキンタマ / 米粒1つくらいの小ささ / 15倍のサイズに大きくなる繁殖期 /...
Published 08/22/23
【ハネちゃん回】気づけば準レギュラー / 「ハネジユウカ」という人間 / 出会いはラオス / 「武者修行プログラム」って? / 東南アジアを旅していた / アクティブな大学生感 / 一歩引いて見るタイプ /   国際ボランティアもしていた / 大学も国際系だった / 大学名のかっこよさは大事 / ノダカズキも参加していた「武者修行プログラム」 / カレー大好き女子大生へ!! / 毎日毎日カレー生活 / noteにカレー記事を書いたらプチバズした / すでに先駆者がおり撤退 / 哲学カフェを開催した大学4年 / 「全員同じ意見」に怒った大学の先生 / 謎に色んな人が集まるイベントに / 「インドに行って価値観が変わった女性のフリ」をして書くブログ / いい感じに薄〜いブログ / 「ご縁」 / ところでカルピスってさ… / ちょっと別の角度で見るスタンス / 視点をはずすからこその本屋さん / 本屋めぐりもカレーから / 初めての白老町は大学4年生 / 沖縄県と北海道の近代化とアイデンティティ / 出版社に就職したハネちゃん / そして疲弊したハネちゃん / 東京で壊滅していた食生活...
Published 08/18/23
【土編・ラスト】 ミミズがたがやす土の量 / 「「クソミミズ」」 / クソをつみ上げるクソミミズ… / 1平方メートルで、うんこの計測実験 / 4月下旬から活動開始! / クソミミズのうんこを毎日回収! / 活動シーズンは10月まで / 6月は1ヶ月で1kgの乾燥うんこが / 圧倒的な量の土を作っていた / 氷山の一角、ミミズトンネルでも土づくり / フンを地上に出さないミミズも沢山いる / ミミズと農業 / ニュージーランドのミミズ実験 / 山でミミズを増やし続けた牧羊家 / 「侵略者」としてのミミズ / 「ナイトクローラー」という種類 / アメリカで増えたヨーロッパのミミズ / カリフォルニアまでたどり着くのに、本来は150万年! / ミミズがいなかったミネソタの森 / 足元の草が減っていく / 落ち葉を全て食べちゃっていた / 落ち葉の層が激減、狂う生態系 / 釣りえさミミズを森に捨てちゃいけない / 資金が取りにくい横断的研究 / ことわざの中のミミズ / 壮大!「ミミズの暗示ごと」 / ミミズが大蛇と争う / ミミズにおしっこをかけたらいけない! / 薬としてのミミズ...
Published 08/15/23
【土編・その5】 なぜミミズは世界中にいる? / どの大陸にもいる / 5億年まえに土ができて、4億年前にミミズ誕生 / 超大陸「パンゲア」大陸 / 大陸が動くことを提唱したウェゲナー / たった110年前のお話 / ミミズが2億年ウネウネしてたら、パンゲアが分裂した! / 大陸移動を体験しているミミズ先輩 / 大陸の端っこ同士にいるミミズは似ている!/ カリフォルニアとニュージーランドのミミズは似た種 / ミミズ研究は大陸移動を見つけられる / 古代の砂漠ということが明らかになったり / 大陸移動を明らかにするミミズ学 / ミミズの学問は大地の学問 / ウシの研究がミミズに至る / ミミズ研究者としてのダーウィン / 最後の論文「ミミズと土」 / 過労のダーウィンとミミズとの出会い / ミミズが土を作ることを叔父から学んだ / その時まで「土」についてわかっていなかった / それまでミミズは害虫扱いだった / 40年間もミミズを研究していた / ミミズはどうやって土を作る? / 食べて、体内の細菌が分解して、出す / タイルに石炭、ガラスにバラの棘まで / カルシウムは3倍に!...
Published 08/11/23
【土編・その4】 2300~7000種類いるミミズ / 研究が進んでいないミミズ / ミミズの寿命はどれくらい? / ミミズは老衰で死ぬのかも分かっていない / ミミズを飼っていたノダカズキも見たことがなかった / 見るのは乾いたミミズばかり / 土の中だと一瞬で分解されてしまう! / 土を耕しまくって、土に帰る / 土の深さで3種類に分かれるミミズ! / 地下3メートルに暮らす「深層種」 / 土の中に人間は入れない! / 海も空も透明なんだよね / 地中は透明じゃないから、ありのままを見られない! / 海底にミミズはいるのか? / 水の中に暮らすミミズはいる / ゴカイやヒルはミミズの仲間 / ミミズの体の構造 / 環形動物というカテゴリー / ロケットえんぴつみたいな体 / 目と鼻と耳以外の体は全部ある! / 脳も内臓もちゃんとある! / ミミズの語源は「目が見えないこと」  / 意外と紫外線が見えるミミズ / ミミズの内蔵はどこにある? / 大事な機能が集まる「環帯」 / 環帯以外は切られても回復する! / 腕が生えるかも?ミミズ研究の最先端 / アイゼニア・フェティダ /...
Published 08/08/23
【土編・その3】 近所の土も「黒ぼく土」 / 調べても調べても「ぽくぽくする」 / 酸性の土に農業はどう向き合ってきたのか / 対処法その1「焼畑農業」 / ネガティブに扱われがちな焼畑 / 昭和中期まで普通に行われていた / 日本古来の焼畑が残る宮崎県の民宿「焼畑」 / 植物を燃やしてアルカリ性の灰を作る! / 酸性の土を灰で中和して中性に! / アルカリの語源は「灰」 / かまどの灰もやらないよ!の意味 / 少ない人口だけを養う農業のシステム / 人口規模さえ合っていれば焼畑農業はサステイナブル / 焼き畑農業地は元に戻るのに10年かかる / プロメディアガニ /雨にも負けず、カタツムリの殻を集めるカニ  / 第二の技術「田んぼ」 / 田んぼの「養い力」は焼き畑の10倍! / 水をはるという発想の凄さ / 水を張ると、土の色が青くなっていく / 地面の酸化鉄が「イオン」に変化して、青くなる! / 錆びた鉄が鉄イオンになる時に、水素イオンが一気に減る! / 水を張るだけで中性になる! / 酸性の土を克服する方法が「水をはる」だった / 水を抜くと数時間で、地面が赤くなる /...
Published 08/04/23
【土編・その2】 日本にしかない「黒ぼく土」 / 踏んだ時に、ポクポクする?? / 火山灰が元になる土 / 日本の畑の47%は黒ぼく土 / 1万年まえの地面は、今より1m低い! / 日本って火山の影響を受けてるよね、という話 / 甲子園の土も、黒ぼく土 / 甲子園球児が地質学者に見える / 黒ぼく土は農業に向いていない / 火山灰はミネラル豊富ではある / 植物の栄養「リン」を火山灰が吸い取ってしまう / 酸性になりやすい黒ぼく土 / 雨の多い日本は、土のアルカリ分が流されやすい / 暖かい日本の土は、微生物が活発! / 吐き出した二酸化炭素が酸性にしちゃう / 酸性になると何が起こる? / アルミニウムが溶けて、植物によくない / 「アジサイ」がひとつの目印 / アルミニウムに反応してアジサイは青くなる! / アジサイが青い地域は酸性の土 / 酸性になりやすい黒ぼく土で農業をすること / 宮沢賢治と酸性土壌 / 作家としての生涯年収は「1万円」! / 土の活動が本業だった / 宮沢賢治の卒論「腐植質中ノ無機成分ノ 植物二対スル価値」 /    明治大正の農業は困難にあった /...
Published 08/01/23
【土・その1】 ゲスト登場! / 土ってなんだろう? / 土だけで永遠のテーマ / 前半3本は「土」で後半3本は「ミミズ」です / 土の何が面白いか? / 文字どおり全ての土台! / ヒューマンの語源も土! / ラテン語の、本質に迫りきった語源 / 土の栄養を野菜は間借りしている / みんな土の栄養の変換装置である / スーパーは元をただせば全部土! / 黄砂がサカナへ運ぶミネラル / 海の恵みも大地の恵み / 地球の3割が陸地、そのほとんどに土 / 土の厚さを平均すると1mほど / 土の定義はなんだろう / 動物や植物が混ざって、はじめて土になる / 砂や泥はツブの大きさで決まっている / 火星や月に地球のような「土」はない! / 地球は「土」がある貴重な星 / 土はいつから地球にある? / 植物が陸上に来て、土づくりが始まった / コケは岩をとかす!! / 酸を出して、岩を溶かすコケ / コケが岩から土を作ったりする / 土はほとんどミミズのフン! / 世界に土の種類は何種類? / 「若手」も「未熟」もいる!世界の土12種類 / 泥だんごアーティストになりたかったノダカズキ...
Published 07/28/23