Description
本日ご紹介した論文はこちら
https://plaza.umin.ac.jp/~miya/oncolnurs1.pdf
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1000678
https://www.nejm.jp/abstract/vol363.p733
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《AI要約》
紹介するのは2010年に発表された有名な論文「Early Palliative Care for Patients with Metastatic Non-Small-Cell Lung Cancer」(Temel et al, NEJM)である。この論文は非小細胞肺がん患者151人を対象に、標準治療群と標準治療に緩和ケアを追加した群を比較した。結果、緩和ケア群では生活の質や抑うつ症状が改善し、何より生存期間が中央値で11.6か月と標準治療群の8.9か月を上回った。
生存期間の延長理由は不明だが、後に生活の質向上、病状の理解促進、治療意思決定の改善などが原因ではないかと仮説がたてられた。結論として早期緩和ケアが生存期間を延長すると断言できないが、緩和ケアの重要性と方向性を示した画期的な論文だと評価されている。