Description
東日本大震災から最速で復興を成し遂げた自治体、宮城県東松島市の市役所職員、石垣享さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。
石垣亨(いしがきとおる)/1976年生まれ。東松島市出身・在住。中3の長男、中1の二男、小2の長女の父。東松島市役所勤務、H×Imagine COO。
大学生活が楽しすぎ、ピーク時は3つのバイトを掛け持ちし、飲み会の日々。世間は就職氷河期。気がついた時には、親の薦めもあって、なんとなく旧鳴瀬町役場入庁(現東松島市役所)。就職1年目に転職を考え(職場の風土が合わない気がして)、職場の先輩に相談。当時の総務課長まで話が広がり、少しだけ周囲をざわつかせる。その後、尊敬できる先輩達の様子を見て、行政の仕事の楽しみに気づく。今、思えば、いわゆる厨二病だったかもしれない。
そんな中で起きた、東日本大震災。 語り尽くすにはあまりにも濃厚すぎる、あの日からの10年間。 自分の力の無さを思い知るとともに、素敵な人たちとの数々の出会い。そして、改めて感じた東松島の魅力と可能性。それを最も表現することができる行政という仕事が、とても大好きになる。とはいえ、行政で取り組めることにも限度があることに気づき、2017年9月に、地域の仲間たちと、市民サークル H×Imagine(ひまじん)を設立。Hは東松島であり、東松島の未来を思い描く(imagine)が名前の由来。キーワードは、1000x(1000のthanks)。ビーチクリーン活動を中心に、地域内外の方々の"つながりの場"づくりに暗躍している。
〈携わった業務〉 農家さん、漁師さんとの連携、財務、行政改革、地域包括ケア、生活保護ケースワーカー、観光振興、ツール・ド・東北担当、DMO連携、公民連携、地域新電力事業スタートアップ、デンマーク王国ロラン市との協定締結、スマート防災エコタウン企画運営、復興まちづくり計画策定、環境未来都市構想策定、東日本大震災現場対応など。
〈大切にしている言葉〉 「愛なき経済は暴力であり、経済なき愛は戯言である」 「役に立つから役場」 「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」 「風の人、土の人」 「恩送り」
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ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
※こちらのエピソードは、過去にポケットマルシェ公式Youtube/Facebookにてライブ配信されたものです。
「高橋博之の歩くラジオ」の最新収録エピソードは、Voicyにて絶賛配信中!
https://voicy.jp/channel/3070