「令和の皇室を考える」原武史さん 第4回未来授業 Vol.2158
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令和がスタートしてから、2年半が過ぎました。 コロナ禍という、国内外問わず停滞と混乱の日々の中、新たな皇室像というのは、まだあまり見られていないのが実情かもしれません。 そうした中、激動の昭和とは違う、平和の時代に生まれ、終わった、“平成”の皇室を懐かしむような声もネットの世界などで聞かれるようになっています。 未来授業4時間目、テーマは『令和の皇室が築く正当性』 ■原 武史(はら たけし) プロフィール 年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『鉄道ひとつばなし』、『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)『一日一考 日本の政治』など。“鉄学者”の異名をもち、近著『歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史』(朝日新書)をはじめ、鉄道に関する著書多数。12月に『最終列車』(講談社)を刊行予定。
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Published 03/30/23
いまの学校は「オワコン」。近代資本主義にあわせて、労働者を大量生産するために作られたこれまでの学校の形は、いまの社会では役に立たない終わったコンテンツになっていると指摘する、今週の講師、日野田直彦さん。またいま日本の学校は内部に様々な問題を抱えています。特に「ブラック」と表現される職場環境や教員のなり手不足は深刻で、このままでは学校教育そのものの存続自体を危ぶむ声も出ています。教育を通して、社会を変革することを目指し、学校を変えるべくさまざまな取り組みを続ける日野田さんは、このニッポンの学校をめぐる問題、どう考えているのでしょうか。 未来授業4時間目。テーマは「狭き門より入れ」 ...
Published 03/30/23
「日本で一番、学校説明会に人が集まる校長」、今週の講師 日野田直彦さんが校長や学園長を務める学校は、実際、毎年のべ1万人以上の親子が説明会に参加するほどの人気だと言います。その人気の理由の一つが、数多くの学生を海外の大学に送り出してきた日野田さんの実績。塾に行っているわけでもなく、海外生活の経験もなく、家庭に経済力がなくても、学生を海外の大学に進学させてきたことが高い評価を受けています。 「目的は、海外の大学に進学させることではなく、あくまで選択肢を広げること」。 一方でいまの時代は、学生が海外を目指す「大きなチャンスの時代」だと話します。 未来授業3時間目 テーマは「海外...
Published 03/29/23