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今週の講師、小川哲さんが大きく注目されたのは、2017年に出版された小説『ゲームの王国』でした。 カンボジアの現代史をベースにしたこの小説は、日本SF大賞を受賞。 また今回、直木賞を受賞した『地図と拳』も、綿密な取材をもとにしつつ、随所にSF的な要素がちりばめられています。 未来授業4時間目、テーマは『SFとは何か?』。 ◆小川哲(おがわさとし)1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『地図と拳』(2022年)で第168回直木賞、第13回山田風太郎賞を受賞
Published 02/16/23
今週の講師、小川哲さんによる小説、『地図と拳』の舞台になっているのは、日本の傀儡国家・満州国に誕生する、空想上の都市です。およそ100年前。ロシア革命によりソ連が誕生し、日本でも共産主義の影響力が増しつつありました。その防波堤として、そして資源確保のために生まれたのが、満州国でした。それまでの国土の2倍以上という大地を手にした日本は、30万人近い移民を送り込み、農地の開拓や資源の開発を目指します。 その宣伝のため、新たな夢の象徴として、狭い日本では作ることができなかったインフラが整備されました。 広い道路と街路樹で構成された都市に、都市間を結ぶ豪華な高速鉄道、そして今に残る壮大なスケールの公共建築です。こうした建築は、長い時を超え、今も当時の様子を伝えています。小説を書くということは、建物を建てることに似ているという小川さんに、建築を通じて何が見えてくるのか、伺いました。 未来授業3時間目、テーマは『建築と時代の関係性』。 ◆小川哲(おがわさとし)1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハ...
Published 02/15/23
ことし1月、第168回直木賞を受賞した『地図と拳』は、日本野心によって生まれた、満州国を舞台にする長編小説です。 明治維新以降、急速に近代化をすすめた日本は、当時の清やロシアといった、列強とされる国との戦争に、勝利をおさめました。 当時の人々がその先に見据えていたものは何だったのか? それは時代を超え、人間という生き物が持つ“業”のようなものかもしれません。          未来授業2時間目、テーマは『ウクライナで起きていることを、どう捉えるか?』。  ◆小川哲(おがわさとし)1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『地図と拳』(2022年)で第168回直木賞、第13回山田風太郎賞を受賞
Published 02/14/23
アジアの東の果てに位置する島国、日本。 長年の鎖国が解かれると、近代文明に追いつくべく、富国強兵を軸にする急激な変化が起きました。 そうした中で明らかになったのが、産業を支えるために必要な様々な資源の不足でした。 国の存亡にかかわるこの問題の解決を、近隣諸国に求めるようになったのです。      そうした中、アジアの覇権を手にするために生み出されたのが、満州国。 そこに築かれた幻の都市を舞台にした小説が、第168回直木賞受賞作品、小川哲さんによる『地図と拳』です。          未来授業1時間目、テーマは「“地図と拳”執筆のきっかけ」。 ◆小川哲(おがわさとし)1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『地図と拳』(2022年)で第168回直木賞、第13回山田風太郎賞を受賞
Published 02/13/23
今週は時事芸人 プチ鹿島さんを講師に迎えて、ジャンル別のメディアの楽しみ方を伺っていますが、最終日となる今日は、「映画」に注目します。 プチ鹿島さんと、ダースレイダーさんは、配信中のYOUTUBE番組「ヒルカラナンデス」で、選挙にまつわる取材を行ってきました。 その選挙にまつわる取材を一本のドキュメンタリー映画としてまとめたのが、2月18日より公開になる「劇場版 センキョナンデス」。 手作りのYOUTUBE番組がきっかけとなったこの映画について監督・主演を務めるプチ鹿島さんに伺っていきます。 未来授業4時間目、テーマは「劇場版 センキョナンデスを楽しむ」。 ◆プチ鹿島 1970年 長野県生まれ。大阪芸術大学卒。時事芸人。新聞14紙を購読しての読み比べが趣味。「ニュース時事能力検定」1級。主な著作として「お笑い公文書2022こんな日本に誰がした」(文藝春秋)、「芸人式新聞の読み方」(幻冬舎文庫)、「ヤラセと情熱 水曜スペシャル 川口浩探検隊の真実」(双葉社)。2月18日よりダースレイダーと共に監督・主演をつとめた映画「劇場版 センキョナンデス」が渋谷シネクイン...
Published 02/09/23
1970年生まれの鹿島さんにとって、 少年時代にインパクトを受けたテレビ番組が川口浩探検隊シリーズです。川口浩探検隊とは、人類未踏の地底・洞穴、灼熱のジャングルから極寒の大地まで全世界を探検し、未確認生物を追い続けた昭和の傑作バラエティ番組です。 でも、実際に見てみると、かなり怪しく、いわゆる「やらせ」や「演出」が多い番組とも言われ、嘉門達夫さんはネタにして「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」という歌を作りました。 この「川口浩探検隊」について、鹿島さんは関係者への徹底したインタビュー取材を敢行、そして、一冊の本にまとめました。題名は「ヤラセと情熱 水曜スペシャル 川口浩探検隊の真実」この本には、やらせとは何か、演出とは何か、そしてテレビの本質と何か。。。そのヒントが詰まっています。 未来授業2時間目、テーマは「テレビを楽しもう」。 ◆プチ鹿島 1970年 長野県生まれ。大阪芸術大学卒。時事芸人。新聞14紙を購読しての読み比べが趣味。「ニュース時事能力検定」1級。主な著作として「お笑い公文書2022こんな日本に誰がした」(文藝春秋)、「芸人式新聞の読み方」(幻冬舎文庫...
Published 02/07/23
今週の講師は、人呼んで「時事芸人」プチ鹿島さん。 毎日、全国紙、地方紙、スポーツ紙、それに夕刊紙 合わせて14もの新聞を読み比べ、多くのメディアで ニュースをユーモアを持って解説しています。 今週は、合格率が10%という、ニュース時事能力検定1級を取得しているプチ鹿島さんに、テレビ、新聞、インターネットというメディアの読み比べをラジオでしていただきます。 当代きっての時事芸人が考えるメディアの楽しみ方とは 未来授業1時間目、テーマは「新聞を楽しもう」。 ◆プチ鹿島 1970年 長野県生まれ。大阪芸術大学卒。時事芸人。新聞14紙を購読しての読み比べが趣味。「ニュース時事能力検定」1級。主な著作として「お笑い公文書2022こんな日本に誰がした」(文藝春秋)、「芸人式新聞の読み方」(幻冬舎文庫)、「ヤラセと情熱 水曜スペシャル 川口浩探検隊の真実」(双葉社)。2月18日よりダースレイダーと共に監督・主演をつとめた映画「劇場版 センキョナンデス」が渋谷シネクイント、ポレポレ東中野ほか全国順次ロードショー
Published 02/06/23
今週の講師は、現役の教員で批評家でもある矢野利裕さん。 矢野さんの著書「学校するからだ」 を教科書にしてリアルな学校現場を伺ってきました。 最終日の今日は、学校を取り巻く、保護者、そして地域の関わりについて矢野先生の考えを伺います。 そして、まもなく迎える卒業シーズンを前に、矢野先生からの生徒へのメッセージとは? 未来授業4時間目、テーマは「令和版 贈ることば」 ◆矢野利裕  1983年、東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。「しばしばなされる『なぜ先生になろうと思ったのか』という質問に対しては、『GTOにあこがれて』と答えるようにしている」(本書より)。文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっており、2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる──町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。著書に『今日よりもマシな明日 文学芸能論』(講談社)、『コミックソングがJ-POPを作った』(P-VINE)、『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)など。近著は「学校するからだ」(晶文社)
Published 02/02/23
今週の講師は、批評家、そして都内の中高一貫校で国語の先生として勤務する矢野利裕さん。 矢野さんの著書 「学校するからだ」にはブラックでもなく、青春でもない、リアルな学校の現場が描かれています。 その中に、矢野さんが教師生活で常にかがける学級目標が出てきます。 それが ”YOU MUST LEARN” と”KEEP IT REAL”一見学校の現場には似つかわしくないこの言葉に、矢野さんが託したものとは一体何でしょうか。  未来授業3時間目、テーマは”YOU MUST LEARN 、KEEP IT REAL” ◆矢野利裕  1983年、東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。「しばしばなされる『なぜ先生になろうと思ったのか』という質問に対しては、『GTOにあこがれて』と答えるようにしている」(本書より)。文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっており、2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる──町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。著書に『今日よりもマシな明日...
Published 02/01/23
みなさんは、学校の授業に、どんな印象をお持ちでしょうか。 現役の中学生・高校生の方から、卒業して長い期間が経っている方までいろんな思いがあると思いますが、その授業の送り手、先生は、どんな思いで授業を届けているのでしょうか。 今週の講師、批評家、そして都内の中高一貫校で国語の教員として勤務する矢野利裕さんは、「面白い授業」をすることを心がけているといいます。 「学校するからだ」という本を書いた矢野さんの授業の進め方には、学校だけではなく広く一般社会にも役立つノウハウが詰まっています。そのコツを、今日は矢野先生に教わります。 未来授業2時間目、テーマは「面白い授業をするために」 ◆矢野利裕  1983年、東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。「しばしばなされる『なぜ先生になろうと思ったのか』という質問に対しては、『GTOにあこがれて』と答えるようにしている」(本書より)。文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっており、2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる──町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞...
Published 01/31/23
最近、学校にまつわるニュースで目につくのが体罰問題、教員の長時間労働問題、そしてブラック校則にブラック部活動・・・とかくマイナスなトピックが取り上げられることが多い現状です。 今週の講師は、都内の中高一貫校で国語教員として勤務する矢野利裕さん。 批評家としての著書も多い矢野さんは、昨年末に 「学校するからだ」という本を出版しました。 「学校とは、生徒と教員がそれぞれの身体で持って生きられる場所だ」との思いで書かれたこのノンフィクションには、ブラックでもなく、かといって青春だけでもない、リアルな教育現場が描かれています。 今週はこの本を「教科書」にして、先生たちと生徒たちが作り出している学校という現場に迫っていきます。 未来授業1時間目、テーマは「からだとことばが交差する学校」。 ◆矢野利裕  1983年、東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。「しばしばなされる『なぜ先生になろうと思ったのか』という質問に対しては、『GTOにあこがれて』と答えるようにしている」(本書より)。文芸・音楽を中心に批評活動をおこ...
Published 01/30/23
折りたためば500ミリリットルのペットボトルのサイズになり、重さも同じくらい。 でも広げると、まるでゆりかごのような快適性で体を支えてくれるハンモック。 アウトドアレジャーの一つの楽しみとして注目され始めていますが、今後、さらにその魅力が広まっていくためには、私たちの意識も大切になってきそうです。 未来授業4時間目、テーマは『ハンモックの可能性』。   ◆二宮 勇太郎(にのみや・ゆうたろう) 三鷹のUL系登山用具店「ハイカーズ・デポ」二代目店長。 2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。 それから魅力にどっぷりはまり、イベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。  ハイカーズ・デポ https://hikersdepot.jp/
Published 01/26/23
今週の講師、アウトドアショップ『ハイカーズ・デポ』のスタッフ、二宮勇太郎さんは、アメリカを縦断する1か月半のハイキングを、ハンモックだけで過ごしました。 テントや寝袋を使わず、まるで野生動物のように夜を過ごすというと、ちょっと不安に思う方もいらっしゃることでしょう。 ハンモックは、そんな不安を取り除き、大きな安心と快適さをもたらしてくれるといいます。 その魅力を体験するための方法、伺っていきましょう。 未来授業3時間目、テーマは『キャンプにハンモックを持っていく理由』。   ◆二宮 勇太郎(にのみや・ゆうたろう) 三鷹のUL系登山用具店「ハイカーズ・デポ」二代目店長。 2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。 それから魅力にどっぷりはまり、イベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。  ハイカーズ・デポ https://hikersdepot.jp/
Published 01/25/23
その起源は、蒸し暑い中南米。 15世紀から16世紀の大航海時代にヨーロッパで紹介され、世界に広まったハンモックという道具。 折りたためば小さくなり、広げれば空中に浮かぶソファのように快適ということから、船乗りたちのあいだで、そして軍用としても使われてきました。 さらに今では、その快適性がアウトドアを楽しむ人々の間で注目されるようになっています。 今週は、ハンモックの楽しさを、東京・三鷹にあるアウトドアショップ『ハイカーズ・デポ』の二宮勇太郎さんに伺っています。 未来授業2時間目、テーマは『ハンモックビギナーへのアドバイス』。   ◆二宮 勇太郎(にのみや・ゆうたろう) 三鷹のUL系登山用具店「ハイカーズ・デポ」二代目店長。 2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。 それから魅力にどっぷりはまり、イベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。  ハイカーズ・デポ https://hikersdepot.jp/
Published 01/24/23
キャンプというと、アナタはどんな道具を思い浮かべますか? テントや炊事道具と並んで大切なのが、体を休める際のアイテムです。 かつては寝袋とマットだけ、というのが定番でしたが、近年のオートキャンプでは、折り畳み式のベッドも当たり前になりました。 そんな重装備で快適なキャンプもいいけれど、ハンモックとともに、手軽に快適に過ごすことを提案しているのが、東京・三鷹のアウトドアショップ『ハイカーズ・デポ』スタッフの二宮勇太郎さんです。 ハンモックで広がるアウトドアの世界、探検していきましょう。 未来授業1時間目、テーマは「ハンモックの歴史」。   ◆二宮 勇太郎(にのみや・ゆうたろう) 三鷹のUL系登山用具店「ハイカーズ・デポ」二代目店長。 2012年にアメリカの「パシフィック・クレスト・トレイル」を踏破した後に、下山先の街中で憧れのハンモックに出会ったことをきっかけに、ハンモック登山を始める。 それから魅力にどっぷりはまり、イベントを通してハンモック登山の楽しみを多くの人に伝えている。  ハイカーズ・デポ https://hikersdepot.jp/
Published 01/23/23
医師としてのキャリアを重ねてきた一方、テレビ出演や書籍の執筆など華々しい活動を続けるおおたわ史絵さんの「天職」は、法務省矯正局医師の仕事。塀の中の診察室で起こるドラマを描いたのが、新著『プリズン・ドクター』です。 プリズン・ドクターの使命は、犯した罪に対して懲役という労働をする彼らの健康を守り、いつか再び外の世界で生きる力を培うことです。 被・収容者たちがコロナ禍で直面した危機と、思いがけず見つけた希望、そして彼らの更生をサポートし、再び迎え入れる社会の在り方とは。 未来授業4時間目。テーマは「コロナ禍の刑務所から学ぶ、社会の在り方」 ◆おおたわ史絵(おおたわふみえ) 総合内科専門医、法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒。 大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て2018年よりプリズン・ドクターに。医師と並行して、テレビ出演や著作活動も行っている。 近著に、薬物依存だった母親との関係を描いた『母を捨てるということ』など。 最新著書は『プリズン・ドクター』(新潮新書)。
Published 01/19/23
開業医だった父の影響で医師になったおおたわ史絵さんは、本当に自分が医師になりたいのか深く考える余地もないまま医師免許を取得。その裏には娘を何が何でも医師にしたかった母の強い望みがありました。母親が満足する子を演じて医師になったおおたわさんは、後に自分は医師になるべきだったのか、という疑問に改めて向き合うことになります。 そんな折、医師の仕事を「天職」だと思えるきっかけとなったのが、法務省矯正局医師、プリズン・ドクターの仕事。塀の中の診察室にはさまざまな理由で法を犯した人々がやってきますが、おおたわさんはそこで改めて自らが医師になった使命を見出すのです。 未来授業3時間目。テーマは「懲役のベテラン~矯正医療を必要とする人々」 ◆おおたわ史絵(おおたわふみえ) 総合内科専門医、法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒。 大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て2018年よりプリズン・ドクターに。医師と並行して、テレビ出演や著作活動も行っている。 近著に、薬物依存だった母親との関係を描いた『母を捨てるということ』など。 最新著書は『プリズン・ドクター』(新...
Published 01/18/23
刑務所や拘置所、少年院に収容されている人々の診察に当たる法務省矯正局医師。おおたわ史絵さんは医師としての将来に悩んでいた時期、複数の施設で診察の様子を見学する機会を得、ドクター、ナース、刑務官がそれぞれの立場で患者を見守る姿に共感を覚え2018年から矯正医官としての仕事を始めました。 最新刊、『プリズン・ドクター』には塀の中の濃厚な人間模様がリアルに描かれています。診察室では偏見や差別もなく、「ただの患者と治療者がいるだけ」。でも矯正施設ならではの厳しい価値観に基づくルールも存在します。 未来授業2時間目。テーマは「塀の中の実態と、忘れられない失敗」 ◆おおたわ史絵(おおたわふみえ) 総合内科専門医、法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒。 大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て2018年よりプリズン・ドクターに。医師と並行して、テレビ出演や著作活動も行っている。 近著に、薬物依存だった母親との関係を描いた『母を捨てるということ』など。 最新著書は『プリズン・ドクター』(新潮新書)。
Published 01/17/23
大学病院や救命救急センターを経て、父親が開業していた病院を継ぐなど医師としてのキャリアを重ねてきた一方、テレビ出演や書籍の執筆など華々しい活動を続けるおおたわ史絵さんの「天職」は、法務省矯正局医師の仕事。そのいきさつと、塀の中の診察室で出会う人々との日々を綴ったのが新著『プリズン・ドクター』です。 今回は「プリズン・ドクター」になったきっかけ、そしてその使命を語ります。 未来授業1時間目 テーマは「塀の中の医師、そのミッションとは?」 ◆おおたわ史絵(おおたわふみえ) 総合内科専門医、法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒。 大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て2018年よりプリズン・ドクターに。医師と並行して、テレビ出演や著作活動も行っている。 近著に、薬物依存だった母親との関係を描いた『母を捨てるということ』など。 最新著書は『プリズン・ドクター』(新潮新書)。
Published 01/16/23
1973年に創業された総合教育サービス企業「やる気スイッチグループ」。「日経MJサービス業調査」の学習塾・予備校部門の売上高ランキングでは2021年、2022年と2年連続して第1位を獲得。その人気を支えるのは“やる気理論”に基づくメソッドです。子どもたちの個性にあわせたサポートでやる気スイッチを見つけ、スイッチを自分で入れた子どもたちはやがて、自分で考え、自分で決め、自分で行動する力「自分力」を身に付け可能性を拡げていきます。 そこで今回は「やる気の科学研究所」の庭野所長が語る、新時代の教育のカタチを伺っていきます。 未来授業4時間目。テーマは「教育が果たす役割~自分力が世界を変える~」 ◆庭野匠(にわの・たくみ) 株式会社やる気スイッチグループ やる気の科学研究所 所長 教育にデジタルの要素が導入されつつある過渡期において学習支援サービスの立ち上げ、事業再生、新規事業開発などに従事。2019年、株式会社やる気スイッチグループに入社。現在は、やる気スイッチグループの指導メソッドの体系化・サービス装着・広報を担当。“やる気”...
Published 01/12/23
“見つけてあげるよ やる気スイッチ”でおなじみの個別指導塾「スクールIE」をはじめ、英語で預かる学童保育やキッズスポーツ教室など多様な指導の現場で子どもたちのやる気スイッチが入る瞬間を見守ってきたやる気スイッチグループ。今までに培ってきた“子どものやる気の引き出し方”のメソッドをまとめた書籍『9歳までの「自分力」教育』が昨年出版されました。 そこで今日は、これからの時代に必要な「自分力」とはどういう力なのか、やる気の科学研究所の所長、庭野さんに伺います。     未来授業3時間目。テーマは、「やる気の基本は自分力」 ◆庭野匠(にわの・たくみ) 株式会社やる気スイッチグループ やる気の科学研究所 所長 教育にデジタルの要素が導入されつつある過渡期において学習支援サービスの立ち上げ、事業再生、新規事業開発などに従事。2019年、株式会社やる気スイッチグループに入社。現在は、やる気スイッチグループの指導メソッドの体系化・サービス装着・広報を担当。“やる気” についてのオウンドメディア『やる気ラボ』と、会員向けサービス『やる気スイッチプレミアムクラブ』も手掛けている。
Published 01/11/23
「やる気スイッチ」の取り扱いを現場での実践から独自の「やる気理論」を体系化した「やる気の科学研究所」。今週は所長をつとめる庭野さんに、我が子や後輩、部下たちのためにできるサポート方法や自分自身のスイッチを入れるためのメソッドを伺っています。 今日はやる気スイッチを入れられるようになる基本のサイクルと、その過程の中でも特にサポートが必要な部分を例にあげながら具体的な解決方法を教えていただきます。 未来授業2時間目。テーマは「やる気スイッチが入りやすくなる仕組みづくり」 ◆庭野匠(にわの・たくみ) 株式会社やる気スイッチグループ やる気の科学研究所 所長 教育にデジタルの要素が導入されつつある過渡期において学習支援サービスの立ち上げ、事業再生、新規事業開発などに従事。2019年、株式会社やる気スイッチグループに入社。現在は、やる気スイッチグループの指導メソッドの体系化・サービス装着・広報を担当。“やる気” についてのオウンドメディア『やる気ラボ』と、会員向けサービス『やる気スイッチプレミアムクラブ』も手掛けている。
Published 01/10/23
“見つけてあげるよ やる気スイッチ”でおなじみの個別指導塾「スクールIE」をはじめ、英語で預かる学童保育やキッズスポーツ教室など多様な指導の現場で子どもたちのやる気スイッチが入る瞬間を見守ってきたやる気スイッチグループ。その人気を支える“やる気理論”を指導、体系化するのが「やる気の科学研究所」の役割です。 今週の『未来授業』は「やる気の科学研究所」の庭野所長に今こそ身に着けたい力を教えていただきます。 未来授業1時間目。テーマは「やる気スイッチを入れる、たった2つのこと」 ◆庭野匠(にわの・たくみ) 株式会社やる気スイッチグループ やる気の科学研究所 所長 教育にデジタルの要素が導入されつつある過渡期において学習支援サービスの立ち上げ、事業再生、新規事業開発などに従事。2019年、株式会社やる気スイッチグループに入社。現在は、やる気スイッチグループの指導メソッドの体系化・サービス装着・広報を担当。“やる気” についてのオウンドメディア『やる気ラボ』と、会員向けサービス『やる気スイッチプレミアムクラブ』も手掛けている。
Published 01/09/23
今週の講師は、講談師、神田京子さんです。 講談の世界に入って、20年以上。 歯切れのいい語り口と明るさで、古典講談の魅力を伝える一方、新作も作り続けています。 オペラの名作を講談で語る「オペラ講談」もそのひとつ。 また、金子みすゞの人生と作品を聴かせる「講談・金子みすゞ」では、文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞しました。 金子みすゞは、大正末期から昭和の初めを生きた、童謡詩人。 みずみずしい感性で500編以上の詩をつくりましたが、26歳でこの世を去りました。 未来授業4時間目、テーマは『講談の“新しい景色”を目指して』 ◆神田京子(かんだきょうこ...
Published 01/05/23
今週の講師は、講談師、神田京子さんです。 大学在学中に二代目神田山陽に入門。 修行と高座を重ねて、2014年、真打に昇進。 古典から新作まで、わかりやすく聞かせる話芸には定評があります。 2021年にはオリジナル講談「金子みすゞ」で、文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞しました。 張り扇で調子をとりながら、独特の音調とリズムで歴史や人物を語る日本の伝統話芸「講談」。 でも、京子さんが入門したころは、講談人気は下火でした。 「自分と同世代の若い人にも、もっと講談に親しんでほしい。」 そんな思いから、京子さんは試行錯誤を続けてきました。 未来授業3時間目、テーマは『新作講談、金子みすゞ』 ◆神田京子(かんだきょうこ...
Published 01/04/23