第95回『テキサスから遠く離れて、フレンチ・ディスパッチ』
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今週もウェス・アンダーソン監督特集、(ちゃんとした批評編)です。 主に取り上げる作品は最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』。 頻出するモチーフ、特徴、クレジットからみた「常連組の存在」、『音楽』、作品舞台について、今までのどの作品にも通じる大テーマ…etc。 過去のフィルモグラフィー等を紹介しながら、彼の作品を読み解いていきます。 前回(94回)配信と今回はそれぞれ独立したエピソードですが、どちらも聞いていただけると、より立体的に楽しめるかと思われます。 ※本編エピソードには作品のネタバレなどが含まれます。未鑑賞の方はご注意ください。 フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 あらすじ:アメリカの新聞「カンザス・イヴニング・サン」の別冊で、フランスの街アンニュイ=シュール=ブラゼに編集部を構える雑誌「フレンチ・ディスパッチ」。 国際問題、政治、アート、ファッションに美食…当代一の海外ジャーナリストたちによる、 他紙にはないオリジナリティあふれる記事を誇り、購読者は50カ国50万人を突破している人気雑誌だ。 ところが、創刊者にして編集長のアーサー・ハウイッツァー・Jr(ビル・マーレイ)が急逝。 彼の遺告に従って、「フレンチ・ディスパッチ」の廃刊が決まる。 果たして、編集長の追悼号となる最終号に掲載された、4つの記事とは? (※ムービーウォーカープレス、劇場パンフレットより引用) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 番組Twitter:https://twitter.com/kokosuna 感想など、ツイートしていただける場合のハッシュタグは#kokosuna でお願いします! ここすなリンク集→ https://linktr.ee/kokosuna 用語集、詳しい解説、補足のnoteはこちら。 番組感想、お便りは [email protected]     もしくはこちらのフォームまで! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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Published 05/04/22
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Published 04/30/22