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プライミング効果とは、あらかじめ受けた刺激(情報)により、無意識のうちに行動が影響されること。自分が取った行動が、実はあとから考えると何かに影響されていると感じることはよくありますね。
Published 11/23/23
保有効果とは、自分が所有したものに価値を感じて、手放すことに損失を感じてしまう損失回避の心理のことです。人間は「手に入れるメリット」よりも「失うデメリット」を強く感じる傾向があります。
Published 11/16/23
チェリーピッキングとは、自分に有利な証拠だけを選び、不利な証拠を隠したり無視したりする行為のことです。確証バイアスは認知バイアスの一種で、支持する情報ばかり集めて反証になるような証拠を探そうとしない傾向のこと。これに騙されないように注意しましょう。
Published 11/09/23
仕事以外の時間に、夢中になれる趣味はありますか?大人の4人に1人は趣味がないといいます。大人になると仕事以外は「帰宅して寝るだけ」という習慣にもなりやすく、脳や身体を活性化させたりリフレッシュしたり癒されたりといった経験が減ってきます。大人ほど没入できる趣味があると、人生が豊かになっていきます。
Published 11/02/23
悩みや疲労は、過去にくよくよしたり(後悔)、未来に不安になることが原因です。現在の(目の前の)問題なら、対処するのはそれほどストレスになりません。呼吸法、瞑想、マインドフルネスなどを習慣にして、疲労や不安から解放されよう。
Published 10/26/23
人間は何かの出来事について、自分については外的要因、他人については内的要因を考えやすいものです。例えば遅刻したのが自分だと「道路が混んでいたから」、他人だと「だらしないから」といった具合です。誰かにきつく言われたからと言って、他人には見方が厳しくなりがちだから気にしすぎないようにしましょう。
Published 10/19/23
私たちは「動き」を敏感にキャッチする習性があります。周囲の危険(猛獣など)から身を守るために本能として獲得したわけです。 例えば、プレゼンテーションで飽きさせないためには、とにかく動きを使い聞き手の目を動かす工夫をするといいでしょう。
Published 10/12/23
「他人が得をするくらいなら、自分が損してもいいから他人に損させたい」という、いわば意地悪な行為を「スパイト行動」と呼びます。 自分がスパイト行動をしないように気をつけたいと同時に、他人のスパイト行動を誘発しない工夫にも気を配りたいですね。
Published 10/05/23
制服や職業が生み出す虚構による「ハロー効果の原因」が自分の中にあるなら、冷静になっておいたほうがいいかもしれません。
Published 09/28/23
中庸を選ぶ感覚を行動経済学で極端回避性、別名「松竹梅の法則」といいます。もしかすると「選ばされている」場面は多いかもしれません。本当にそれが良いのか考えましょう。
Published 09/21/23
「ネガティブ→ポジティブ」の順に話すと、ポジティブな印象になります。これは後に提示されたほうの印象が強く残る「親近効果」といわれています。
Published 09/14/23
電子マネーやクレジットカードを使える店が増えたことで、無駄遣いが増えたり、無駄ではなくても出費が増えている可能性があります。現金であれば手元から減ったことを自覚しやすいですが、クレジットカードや電子マネーは「出費の痛み」を感じにくいと言われています。
Published 09/07/23
現状維持バイアスとは、おそらく良いと思っていても現状維持を選択してしまう心理作用のことです。オプトイン、オプトアウトでの実例、定期購入のデフォルト設定など身の回りでも現状維持バイアスに陥りやすい場面があります。
Published 08/31/23
全国に美容室は約25万軒。コンビニは約5万軒。美容室のほうが圧倒的に多いのに、コンビニのほうが多いように感じます。少なくとも「美容室のほうが5倍多い」とは感じないのはなぜでしょうか。
Published 08/24/23
金銭的な負担によって相手を動かそうとしたのに、「500円払えばいい」という言い訳を相手に与えてしまい裏目に出てしまったという事例です。
Published 08/17/23
同じ情報でも表現を変えると印象が変わります。ネガティブにもポジティブにも変わるので、好印象を与える表現を心がけましょう。
Published 08/10/23
もう回収できない投資分を惜しんで事業をやめられない状態が「サンクコスト効果」。過去にしがみつくその執着が、一番もったいないかもしれません。
Published 07/27/23
ナッジ理論とは、強制的にではなく、小さなきっかけを与えて、よりよい選択ができるようにするための理論。さらに「少数派と思わせる」ことでその効果は上がります。
Published 07/20/23
理由が何個もあるのは、結論を支える重要な理由が抜き出せていないことを意味してしまいます。「確信の弱さ」や「必死に何かをさせようとしている」感じが強まり、かえって説得力が落ちるのです。
Published 07/13/23
久しぶりに知人とばったり会ったとき、顔はすぐに「あ、あの人」とわかるのに、名前がなかなか出てこないことがあるのはなぜか。名前はその人に恣意的につけられたラベルに過ぎず、意味を持っていません。人(脳)は意味を求め、意味を記憶すると覚えておきましょう。
Published 07/06/23
短期的な視野と長期的な視野で比較すると、長期的な視野のほうが上質な、自分にとってプラスになる選択をする傾向が見られます。落ち着いて長期的に考えられる状況で意思決定を行うようにしましょう。
Published 06/29/23
クワイエット・アイ(静かな凝視、静視)の時間が、熟練者と初心者では異なると言われています。 あなたの活動(スポーツや趣味など)で、緊張しやすい場面や、精度が重要な場面があるなら、クワイエット・アイ(重要な一点のみを静かに凝視)を試してみよう。
Published 06/22/23
雑踏で「助けて」と声を出しても、なかなか助けてもらえない。これを「傍観者効果」といいます。「誰か○○してくださ~い」と呼びかけても、「自分がやらなくても誰かが助けるだろう」と思われて、流されてしまうためです。当事者意識を持ってもらうにはどうしたら良いのでしょうか。
Published 06/15/23
やる気がイマイチ出なくて困ったときには側坐核を刺激するために「行動」を起こそう。アメリカの心理学者ズーニンの名を取った「ズーニンの法則」を紹介します。
Published 06/08/23