Episodes
今回から新テーマ!
ほんのれん vol.17「スマホ中毒?」です。
スマホやデジタルデバイスの登場によって、できるようになったことは?できなくなったことは?
知らず知らずのうちに依存しがちなスマホやデジタルデバイスと、私たちはどう付き合っていけばいいのだろう。
脳科学や心理学や歴史など、多様な観点から考えていきます。
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<今月のEditor’s Note>
スマホ・サイボーグ
2024年の世界の統計レポートによると、16歳から64歳の インターネットユーザーは、1日平均6時間40分をスクリーンタイムに費やしているそうだ。年間で約101日に相当し、成人 期の17年以上をスマホを眺めている計算になる。
これをどう見るか。一瞬ゾッとするのだが、今や私たちは 24時間365日スマホと一緒にいるわけで、「ヒトとスマホの深 い仲」は、こんな数字では語れそうにない。
なにせスケジュールも、目的地へのルートも、家族の思い出も、財布も、気晴らしも、...
Published 08/06/24
ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか? 〜フィルターバブルの外に出る〜」6回目!
生きるって、そもそも旅すること?
ヒトや生き物にとって「移動すること」の意味を考えてみます。
▼登場した本
『 旅する地球の生き物たち ヒト・動植物の移動史で読み解く遺伝・経済・多様性』ソニア・シャー(著) 夏野徹也(訳)築地書館 2022
『ペンギンが教えてくれた 物理のはなし』渡辺 佑基 (著)河出書房新社 2014
『せいめいのれきし 改訂版』バージニア・リー・バートン (著, イラスト), まなべ まこと (監修), いしい ももこ (翻訳) 岩波書店 2015
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Published 07/30/24
Let's be a walker!? 今回は、「歩くこと」の効用を考えます。
ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか?-フィルターバブルの外に出る-」5回目です。
遠くに行くことだけが旅じゃない!近所を散歩することだって、立派な旅だ。
でも、散歩ってなぜ大事なのだろう? どうやら歩くことは、思考することにつながっているらしい。古今東西、アリストテレスもキェルケゴールも松尾芭蕉も歩き倒してきていた。
偉人たちの足跡をたどりながら、散歩旅が私たちにもたらすものを考えます。
▼Business Insider...
Published 07/26/24
ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか? 〜フィルターバブルの外に出る〜」4回目!
『辺境見聞録』を読みながら、地上に残る未踏の地をめぐります。
次の旅先を決める参考に、なったり、ならなかったり?
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Published 07/23/24
2024年7月のテーマは「なぜ旅をするのか」です。私たちの旅といえば、車に、新幹線に、飛行機に。座っていても移動できる乗り物ばかりですが、そんなのきっとごく最近の話。天竺まで経典を取りに行った玄奘や、黄金の国ジパングを紹介したマルコポーロはいったいどんな旅をしていたのでしょう? なぜ、チャールズ・リンドバーグは、死の危険をおかしてまで、太平洋を飛行機で横断しようと思ったのでしょう?森貴史さんによる『旅行の世界史―人類はどのように旅をしてきたのか』を片手に、人類の旅の変化を見ていきます。
▼エピソード『旅行の世界史』から人類の旅を振り返る/【古代】帰ってきただけで英雄!/「西遊記」の主人公玄奘/27歳で不法出国/片道3年、凍死、盗賊、転覆…/人生の3分の1が旅暮らし・アレクサンドロス大王/【中世】おみやげ屋が活版印刷の父に!?グーテンベルクの驚きの出自/職人がネットワーカー/宿屋の亭主は悪いヤツ!?/冒険者爆誕『東方見聞録』のマルコポーロ/「見てきたことの半分も書いてない」/【近代】1818年、tourismの誕生/自然は征服するものに/激しめの旅人:アルピニスト/ジョージ・...
Published 07/19/24
ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか?...
Published 07/16/24
今回から新テーマ!
ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか? 〜フィルターバブルの外に出る〜」です。
思えば人類はずーっと旅をしてきた。
私たちにとって、旅とは?...
Published 07/09/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズのラスト、7本目!
『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』平川克美(著)をメインのゲスト本に、貨幣経済と贈与経済のバランスを考えてみます。
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021
『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』櫻庭由紀子(著)笠間書院 2023
『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』平川克美(著)ミシマ社 2018
『お金のむこうに人がいる─元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門』田内学(著)ダイヤモンド社 2021
▼その他、今回登場した本はこちら。
『きみのお金は誰のため』田内学(著)東洋経済新報社 2023
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』マーク・ボイル (著), 吉田 奈緒子 (訳) 紀伊國屋書店 2011
『貨幣の「新」世界史』カビール・セガール(著) 小坂恵理(訳)...
Published 07/02/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズ6本目!
『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』平川克美(著)をメインのゲスト本に、貨幣経済と贈与経済のバランスを考えてみます。
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021
『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』櫻庭由紀子(著)笠間書院 2023
『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』平川克美(著)ミシマ社 2018
『お金のむこうに人がいる─元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門』田内学(著)ダイヤモンド社 2021
▼その他、今回登場した本はこちら。
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』マーク・ボイル (著), 吉田 奈緒子 (訳) 紀伊國屋書店 2011
『エンデの遺言―根源からお金を問うこと』河邑厚徳 (著), グループ現代 (著)講談社 2011
『チョンキンマンションのボスは知っている...
Published 06/28/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズ5本目!
『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』櫻庭由紀子(著)をメインのゲスト本に、江戸のお金事情を見ていきます。
支払いは銀、給料は米って、いったいぜんたいどういうこと? 武士はどうして貧しいの? 江戸の庶民は、旅行にいくら使ったの? 素朴な疑問にこたえていくと、家康がつくった複雑な「三貨制度」が見えてきました。いま、私たちのお金が「円」に統一されているのはありがたいのかも。
▼エピソードお金は歴史の黒幕だ/貨幣が流通したところでは文化が花開く?/江戸時代のお金事情を見てみよう/ホントにあった徳川埋蔵金(330kgの金塊×126個)/DIE WITH...
Published 06/25/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズ4本目!
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)を読みながら、お金の現在地と、未来像を考えてみます。
▼エピソード目次現在のお金、未来のお金を見ていくよ/近代経済学は「貨幣」の扱いが雑?/行動経済学/ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』/ナッジとは/ピタゴラスイッチの佐藤雅彦さん著『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』/Q:コース料理3択。3000円、2000円、1500円。どれ選ぶ?/ボートレースで失った100円を悔しがるウメ子/バブルが起きる非合理な理由/現ナマはお金にどう作用する?/ドーパミンについてはこちらのラジオで/お金の「くそったれ効果」/量子力学的にお金を見る/ビットコイン、何がすごい?/ビットコインでピザを買う!/サトシ・ナカモトすげえ/国家、なくなるんじゃね/お金が変わると社会が変わる、社会が変わるとお金が変わる
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022
『〈ヴィジュアル版〉...
Published 06/21/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズ3本目!
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)を読みながら、貨幣の起源を考えてみます。
▼エピソード目次今回は「貨幣の歴史」をみてみます/意外なものがお金になる?!/アメリカの刑務所で、みんなが欲しがる「マルちゃん正麺」/1MB(メイド・ビーバー、オスのビーバーの皮1枚)/普通カード3枚=キラカード1枚/お金のルーツはどこ?/5000年前のシュメールにて/1シェケル=銀8.3g/お金は価値を測るために登場した/「交換」より先に「負債」があった/紀元前7世紀リディア、コイン誕生/ギリシアのポリスはなぜコインを作った?/兵士から市民に金が流れる仕組み/川中島の戦い、1回1億円/アレクサンドロス大王が10万人に支払った銀500Kg/日/鋳造職人が軍隊に随行/ソフトマネー(数字としての貨幣)とハードマネー(物体としての貨幣)/貨幣の歴史はソフトとハードを行ったり来たり
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房...
Published 06/18/24
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」シリーズ2本目!
赤瀬川原平(著)『ふしぎなお金』を読みながら、お金ってなにに似ている?を考えてみます。
▼エピソード目次
お金について悩んだことはある?/ライフプランを立てて恐怖を味わったニレさん/結婚して、子ども生まれて、家を買うのがデフォルトなのか/リスク対応に便利なお金/お金を使わずに生きようと実験したウメ子/financeの語源はfinish/赤瀬川原平の「千円札裁判」/お金は理不尽/3つのポイントで読む『ふしぎなお金』/その1「財布は拳銃」/躙り口で刀をおろす武士/その2「現金は血液」/経済学と脳科学をあわせた「神経経済学」/その3「お金の祖先」/大きな石と約束と/AmazonGO/お金はどんどん抽象化する
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021
『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』櫻庭由紀子(著)笠間書院...
Published 06/14/24
今回から新テーマ!
ほんのれん vol.15「お金とは〇〇だ。」です。
みんな気になる、お金の話。
稼ぎ方や節約術はよく聞くけれど、そもそもお金ってなに?なぜこんなに、パワフルなの?
改めて問うと謎だらけの「お金」について、考えてみます。
▼エピソード目次
お金、貯めたい?使いたい?/『DIE WITH ZERO』流行ってるよね/お金ってそもそも何よ?/千夜千冊エディション『資本主義問題』よりお金の機能3つ/「貨幣=言葉」説/家賃なんぼ?給料いくら?/『お金2.0』『贈与経済2.0』/ざっくり紹介『経済の起源』(大澤真幸)/時間泥棒、お金泥棒。ミヒャエル・エンデが書いたこと/ほんのれん「時は金なり?」と関連しそう/MBAで貧血起こしたはるにゃ/はるにゃのざっくり紹介『ファウスト』/ゴールドを採掘する権利/メキシコのペソ金貨のネックレス(300円)/お金を考えると国家にぶちあたる/お金を考えることは文明を考えること?
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<今月のEditor’s...
Published 06/11/24
ほんのれん vol.14「ホントの自分?」を考えるシリーズ5本目!
私も、世界も、「モドキ」でできている?
ひとつの「ホント」を追い求めるより、動きつづける「ホントもツモリもごちゃ混ぜ状態」でいいんじゃない?
▼こんな話。
収録中のニレさんお絵かき/松岡正剛『擬』登場/カメラマンの高速移動/ホントの私・ホントの世界はありますか/ホントとツモリは分けられない/ちぐはぐ鎮具破具/アイデンティティは釘だらけ?/ドラえもん「きこりの泉」より「きれいなジャイアン」というホラー/レベッカの横取り/「顔」を変えると「世」が変わる?/つくる・うむ・なる/編集が生命になった/地と図の相互作用でうまれる似顔絵/おとこなり・おんななり/装いでジェンダーが決まる/制服を脱ぐ女子高生/原爆をゴジラであわらす/一人称を変えてみる/境界がとけあうわたしたち/私とは、カオスの縁である
▼「ホントの自分?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『「ニセの自分」で生きています─心理学から考える虚栄心』稲垣智則(著)明石書店...
Published 06/04/24
ほんのれん...
Published 05/28/24
ほんのれん vol.14「ホントの自分?」を考えるシリーズ3本目!
アバター時代の「自己像」ってどう変わる??
▼こんな話。
アバターって何ですか/『アバターと共生する未来社会』石黒浩を読んで/東急ハンズで接客してくれるロボット「Sota」/遠隔ガンダム/この顔・この声・この私を脱ぎ捨てる/コワモテでもアバターなら子どもと仲良くなれる!/身体の属性、ひきはがしたくない?/見た目によって、できることが制限されてきた/玉城絵美『ボディシェアリング』/1つのアバターに複数の人格/コレクティブ・ブレイン化/これまで「文字」に頼りすぎてきた。アバターなら「ボディランゲージ」も/複数の感覚を同時に/抱っこしながら電話できるハグビー/映画『アバター』/宇宙の果て、海底、火山で研究ができる/宇宙は広い、寿命は短い/人が死ななくなってくる?/生身がホント?
▼「ホントの自分?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『「ニセの自分」で生きています─心理学から考える虚栄心』稲垣智則(著)明石書店...
Published 05/21/24
ほんのれん vol.14「ホントの自分?」を考えるシリーズ2本目!
カッコつけたり、盛ったり、フィルターかけたり。ありのままじゃなく加工したワタシは、ホントのワタシ?
▼こんな話。
『ニセの自分で生きています 心理学から考える虚栄心』/世間体のいい自分はニセ?ダメな自分はニセ?/Zoomで蔓延した「キメ顔コミュニケーション」/コロナ禍が変えた自己認識/カッコつけちゃう2つの理由/『ニセの自分』と真逆な『〈盛り〉の誕生』/見た目は通行手形/プリクラミスコン、最終審査は生身。これって残酷?/「アイメイクというものづくり」/「すっぴん」を褒められてもうれしくないです/文明社会なら「方法」を評価しようよ/インスタグラムで本歌取り/女子高生が実践し、文化を生み出す「守破離」の型/コミュニティの内部で差異が生まれる/ミスユニバース顔になったニレヨーコ/人に服を選んでもらうと自己像変わる?
▼「ホントの自分?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『「ニセの自分」で生きています─心理学から考える虚栄心』稲垣智則(著)明石書店...
Published 05/14/24
今回から新テーマ!
ほんのれん vol.14「ホントの自分?」です。
盛ってる自分はホントの自分?盛ってない自分がホントの自分?
「ホントかどうか」って、決められるのか?
▼こんな話。
5月のテーマは「ホントの自分?」/アバター時代のたくさんの私/編集部が選んだ旬感本5冊/ニセ?盛り?アバター?分人?そして…『擬』/どうして「ホントの自分」を考えるのか/本音と建前、嘘、フェイクニュース/盛れないアプリ「BeReal」がどうして人気なの/カメラマンに指示する4歳児/あったあった、学校の廊下に張り出される写真!/写真と自己像の関係/森村泰昌『自画像のゆくえ』/鏡によってつくられた自己像/自分の顔、見たことある?/ニセモノをめぐる本たち/リアルな自分の写真に戦慄したニレ編集長/オレは「リアル」より「リアリティ」派/不気味の谷現象/ないはずの手が痛い?/フィジカルもリアルじゃないかも
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<今月のEditor’s...
Published 05/10/24
ほんのれん vol.13「大人ってなんだ?」を考えるシリーズ5回目!「憧れの大人」をめぐって、語り合いました。リサーチをしていると、「大人」のロールモデルとして登場するのが、仕事をする男性ばかりだと気づいた編集部の女子4名。仕事バリバリじゃない大人像もあるのでは? どうして大人の女性を表す「おばさん」は蔑称なの? 成長しなきゃ!と追い立てられる時代に、ゆるい大人像も模索してみました。
高野文子『るきさん』と寺山修司『群れるな』/女性のロールモデルを探して/仕事バリバリじゃない、大人もいるはず/江國香織さんの『泣く大人』も/「大人って、ぜったい楽しいことを隠してる」少女おじーが見抜いたこと/お風呂でコーヒーを飲む大人るきさん/成長だけじゃなくて、脱力する大人もいいよね/るきさんと寺山修司の意外な共通点/倚りかからず/るきさん、どこ行った?/『家出のすすめ』/『るきさん』は平成のOVER THE...
Published 05/07/24
ほんのれん vol.13「大人ってなんだ?」を考えるシリーズ4回目!
・憧れの大人っている?
・30代女子たちのロールモデルいなくて困ってる問題。
・大人になる=一流になること?
・熟達するためには、ふむべきステップがあるらしい。
・大人の「型」ってあるの?
・杉本博司、山田洋次、宮崎駿、秋元康…、一流の大人たちの「仕事論」。
・私たち、「節をつくって枝分かれ」していこう!?
<今回登場する本>
『熟達論 人はいつまでも学び、成長できる』為末大(著)新潮社 2023
『仕事。』川村元気(著)集英社 2014
『WILDHOOD(ワイルドフッド) 野生の青年期——人間も動物も波乱を乗り越えおとなになる』バーバラ・N・ホロウィッツ(著), キャスリン・バウアーズ(著), 土屋晶子(訳) 白揚社 2021
『生き物が大人になるまで』稲垣栄洋(著) 大和書房 2020
『「若者」をやめて、「大人」を始める─「成熟困難時代」をどう生きるか? 』熊代亨(著) イースト・プレス 2018
『技を伝え、人を育てる 棟梁』小川三夫 (著),...
Published 04/30/24
ほんのれん vol.13「大人ってなんだ?」を考えるシリーズ3回目!
今回はちょっと視点を変えて、生物の世界で「大人になること」を考えます。
・大人になりづらい社会っていうけど、人間以外の生き物はどうなってるの?
・動物が大人になるためには、4つのスキルが必要!
・オオカミのスラウツくん、イニシエーション中に谷で迷う。
・成熟とは「〇〇」と「〇〇」の積み重ね
・若者がアブナイ行動をやめられないわけ
・ティクタアリク偉い!
・自然界の Stay hungry, stay foolish
・「若者をやりつつ、大人をはじめる」?
<今回登場する本>
『生き物が大人になるまで』稲垣栄洋(著) 大和書房 2020
『WILDHOOD(ワイルドフッド) 野生の青年期——人間も動物も波乱を乗り越えおとなになる』バーバラ・N・ホロウィッツ(著), キャスリン・バウアーズ(著), 土屋晶子(訳) 白揚社 2021
『大人になることの難しさ』河合隼雄 (著), 河合俊雄 (編集) 岩波書店...
Published 04/23/24
ほんのれん vol.13「大人ってなんだ?」を考えるシリーズ2回目!
・子どもの頃、大人になりたかった?
・今の社会は通過儀礼を失って、「強制的に大人になる装置」がなくなった。
・ちょっとずつ試練を乗り越えながら大人になり続けなければいけない私たち。
・大人はダサい?
・「若者」を称揚しすぎるマスコミの功罪?
・大人になるって、自意識が減って他者に気配りできること?
・エリクソンの発達理論。人間は8段階を経て大人になる?
・大人になる境目は40歳?
・近代以降に「こども期間」が長くなった!?
・成長と成熟は違う!(by イネ)
・大人って青い田んぼが黄色い田んぼに変わること!
・でも、どうしたら黄色い田んぼになれるわけ?
・次回は「生き物」の視点で「大人になること」を考えます。
出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、ウメコ、はるにゃ
*大雨の日に収録したので、雨の音がたっぷり入っています!ホワイトノイズとして(?)ぜひ一緒に楽しんでいただければ・・・。
<今回登場する本>
『「若者」をやめて、「大人」を始める─「成熟困難時代」をどう生きるか?...
Published 04/16/24
<<今月の「ほんのれん」Editor’s Note>>
「大人」を問うむずかしさ
春、フレッシュな新入社員を見ると、かつての自分がよみがえる。緊張の中に「いよいよ大人の仲間入り」という誇らしさがあった。
あれから15年。いまの自分は、当時イメージしていた「大人」とは、だいぶ違う気がする。そもそも大人ってなんだ? 考えても、簡単には答えがでない。この答えづらさの原因はどこにある?
現代は成熟困難な時代と言われている。昔はどの地域にも、若者が大人になるための通過儀礼(イニシエーション)があった。儀礼を終えること=大人になることで、明確に「ここから大人」の境があった。
生き方が多様になり、通過儀礼を失った現代では、共通する「大人像」が持ちにくい。
大人を取り戻すには、想像力を働かせ、自らが心惹かれる大人のかたちを模索していくほかないのかもしれない。
「大人ってなんだ? 」を問うことは、「憧れ」を問い続けていくことでもあるはずだ。旬感本の向こうに、その姿が、浮かび上がってくるかもしれない。
(編集長・仁禮洋子)
出演:ほんのれん編集部...
Published 04/09/24
天才たちは、「子ども力」を持っていた!?
子どもがすごいのは分かったけれど、大人がそれを実践するためにはどうしたらいいのだろう。
ピカソ、ダヴィンチ、みうらじゅん、小林秀雄。
さまざまな大人たちに、「子ども力」を使って才能を開花させる方法を尋ねます。
ほんのれん3月号「こども力?」を考えるシリーズ5回目です。
出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、おじー、はるにゃ
<今回登場する本>
『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん(著)文藝春秋 2015
『小林秀雄全作品 21』小林秀雄(著)新潮社 1980
『世阿弥の稽古哲学』西平直(著)東京大学出版会 2009
『子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力 』イアン・レズリー(著),須川綾子(訳)光文社 2022
『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』ジェンマ・エルウィン・ハリス(著),タイマタカシ(イラスト,西田美緒子/翻訳 河出書房新社 2019
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Published 04/05/24