Description
本日のプレイリスト:https://spoti.fi/385xKJ6
(今回のメンバー:キョン、ナル、ソキウス)
活字への親しみ度合いがイントロクイズにも影響する…?
イントロクイズ以外の趣味との関わり方を振り返ることで、逆にイントロクイズという趣味の内実に迫ろうとする「○○遍歴」回。今回は(おそらくの)シリーズ最終回として「読書」の遍歴を辿っていきます。
【これまでの「イントロクイズと趣味遍歴」シリーズ[漫画遍歴回( https://spoti.fi/3txJ2xY )、ゲーム遍歴回( https://spoti.fi/3wsY8Xd )]】
まずはどのような本をこれまでに読んできたかをキョンに尋ねると、「漫画以上に読んでない」とのこと。その真意を問うと、本の量はあるが「ゲームの攻略本」や「雑学本」がその主であり、「小説」といった類のものを読んでこなかったからだとのこと。キョンにとってそのような本は「挫折」したものだったようです。
その中でも「ハリー・ポッター」シリーズを読んだことのある作品として挙げましたが、これも映画での印象が強く残っているから。ただしそれを踏まえた、キョンにとっての映画経験への返答を見る限り、映画もそこまで自身にとって「主たるもの」ではなく、特定の作品シリーズだったから見ていたというのが大きな要因でした。
さらに小説以外のジャンルへと話題を広げようとしたところ、ここでキョンが自身の「文章を読み解く能力」が他人より低く、「固い文章」を読んでいると「疲れ」てしまうし、そもそも読んでいて「辛い」という突然の告白。
ここでの「固い文章」とは、キョンが言うところの「文語表現」が多い「小説みたいなきっちりとしてる文章」のこと。逆に(文章量も関わってはいるがそれ以上に)Twitterのような「口語表現」のものであれば「大丈夫」なようです。
(この論点は、後にこの回の終盤で話題に挙がる「勉強」というテーマにも繋がっていきます。)
ここでソキウスはキョンの「漢字」好きを話題に出し、ここまで述べてきた「文語」的なものへの態度と対比させますが、キョン的には漢字の「形」を眺めることが好きなので、そこは一貫していると返しました。
【参照:歌詞/曲の回( https://spoti.fi/3KBT5Zh )】
続いてはナル。
「(授業としての)国語が苦手だった」と語るナルは、「小説を読めば国語力が上がる」という周囲からのアドバイスもあって、「半強制的」に東野圭吾の小説をいくつか読んでいたようです。ただここで、漢字というものへの態度がキョンのそれとかなり近いことが見えてきました。
ナルは「難しい漢字はすぐ覚える」が、「簡単な漢字」の「熟語」などが苦手だった経験を語りました。
家庭での本棚状況も聞く限り、キョンもナルも「活字文化」への親和性はあまり高くないという点が見えてきたところで最後はソキウス。
先ほどの2人と比較するのならば「国語は好きだった」とソキウスは語りますが、その独特な実状として、文学的文章と評論的文章とでの受容の仕方の差。前者が「嫌い」という訳ではないが、後者の方がより好きだった背景として自身が語るのは、その家庭環境と、フィクション的な物語に対する「感受性」のようなものでした。
【参考:配信ライブ回( https://spoti.fi/3eEcLgK )、『ARIA』について語った推語り回③( https://spoti.fi/33MI