Episodes
【今回の内容】 「人類学」という途方もなく幅広い学問について、足の踏み入れ方を解説! 全体像はどのようなものか・何から始めれば良いのかなどについて、おすすめの入門図書を交えながらお伝えします。 文化人類学は人類学の下位分野の一つ/人類学の定義は人類学者によって様々/文系も理系も人類学に大きく関わる/人類学は何をすれば足を踏み入れられるの?/比嘉さんおすすめの入門書紹介/おすすめ入門書とメッシュワークとの関係 おすすめ入門書 ティム・インゴルド(2020).『人類学者とは何か』.亜紀書房 ブロニスワフ・マリノフスキ(2010).『西太平洋の遠洋航海者』.講談社学術文庫 菅原和考編(2006).『フィールドワークへの挑戦』.世界思想社
Published 08/09/23
人類学を理解するうえで外せないキーワードのひとつ、「参与観察」! 現在進行中の、比嘉さんと水上さんが団地に住む参与観察プロジェクトの様子を交えながら、その奥深さをじっくり探っていく回の後編です。 UXリサーチと何が違う?/答えではなく問いを深め続ける/仮説に囚われずフラットに観察する/メッシュワークの会議緩くない?/焦点を絞りすぎないコミュニケーション/雑談から生まれてくるもの/すぐに意味を求めず待ってみる 団地での参与観察の詳細は下記のnoteから https://note.com/meshwork/m/m003423c0509c
Published 07/31/23
【今回の内容】 人類学を理解する上で絶対に外せない超重要ワードである「参与観察」! 現在進行中の、比嘉さんと水上さんが団地に住む参与観察プロジェクトの様子を交えながら、その奥深さをじっくり探っていきます。 自分もフィールドの参加者になる/客観的な記録だけでなく主観的な記憶も重視してメモ/メッシュワーク×URのプロジェクト/実際に団地にすみながら24時間フィールドワーク/参与観察では何を見ている?/人だけじゃなく猫も夕焼けも記録していく!?/自分の心の引っ掛かりを逃さない/同じフィールドでも新たな疑問・気づきを生み出し続ける 団地での参与観察の詳細は下記のnoteから https://note.com/meshwork/m/m003423c0509c
Published 07/23/23
【今回の内容】 前編に引き続き、人類学が実社会に提供できること、人類学と通常のユーザーリサーチの違いなどについて議論しながら、アカデミア×ビジネスの可能性と課題について考えていきます。 人類学者が産学連携するとは?/理系・人文学の実社会との関わり方の違い/ビジネスとアカデミアを本当に繋げていくために/ユーザーリサーチとの違いは?/前提を疑い続けること/実社会で「ちゃぶ台がえし」を行い続ける人類学 【参考文献】 北川 亘太・比嘉 夏子・渡辺 隆史(2020) .『地道に取り組むイノベーション―人類学者と制度経済学者がみた現場』.ナカニシヤ出版 ティムインゴルド(2020).『人類学とは何か』.亜紀書房 菅原 和孝(2006).『フィールドワークへの挑戦―“実践”人類学入門』.世界思想社
Published 07/15/23
【今回の内容】 人類学が実社会に提供できること、人類学と通常のユーザーリサーチの違いなどについて議論しながら、アカデミア×ビジネスの可能性と課題について考えていきます。 人類学者の目を「インストールする」とは?/なぜ「インストール」という語を使った?/道具ではなく思考OSから人類学的に変化させる/観察者である自分自身も観察する/ビジネスに深さを生み出す人類学/産学協同はきれいごとで終わらない? 【参考文献】 北川 亘太・比嘉 夏子・渡辺 隆史(2020) .『地道に取り組むイノベーション―人類学者と制度経済学者がみた現場』.ナカニシヤ出版 ティムインゴルド(2020).『人類学とは何か』.亜紀書房 菅原 和孝(2006).『フィールドワークへの挑戦―“実践”人類学入門』.世界思想社
Published 07/07/23
【今回の内容】「人類学者の目をインストールする」メッシュワークの活動を交えながら、そもそも人類学者の目とはどういう目なのか、またアカデミア×ビジネスの可能性と課題について、学生アシスタントの田口が、共同創業者で人類学者の比嘉と水上にゆるく聞いていきます! 人類学の目から社会やビジネスはどう見える?/人類学者が企業とコラボして感じたこと/人類学×ビジネスの歴史をさらっと復習/人類学はどうやってビジネスをアップデートするのか/理系技術の社会実装との違いは?/結局、人類学の目ってどんな目? 【本エピソードに登場した文献】 北川 亘太・比嘉 夏子・渡辺 隆史(2020) .『地道に取り組むイノベーション―人類学者と制度経済学者がみた現場』.ナカニシヤ出版 松村圭一郎(2017).『うしろめたさの人類学』.ミシマ社 小川さやか(2019).『チョンキンマンションのボスは知っている』.春秋社 松村 圭一郎・中川 理・石井...
Published 07/01/23
【今回の内容】 空前の人類学ブーム、こういう生き方がしたいだけ(?)/「階段上がれ」という話をしない/新たな視点を獲得したいと思ってセミナーくる人々/これで良いんだと思って出ていく人々/一見違うけど本質的に同じ仕事/場所を移すと冷静になれるけど、国内だときつい/ホームとフィールドを行き来することでバランスを取る/苗字が「まじめ」、日本で下手なことするとすぐ広まる!?/ケニアでは苗字で反応されない/トンガで楽だった部分/学歴の格付から自由に/小学校から大学までトンガ語では「学生」/比嘉の今後の名乗り方は/学者という単語にも色がついている/教える立場として固定しない/「人類学をする者」と名乗っていくだろう 【ゲスト】 馬締俊佑(まじめしゅんすけ)さん 大学院時代に大手自動車メーカーとの共同研究でテイラー・システム思想の生産性管理の研究に関わったことをきっかけに、企業経営と人的資源管理に関心を抱く。卒業後はビジネススクール(経営大学院)のプログラム運営、大手企業に対する人材開発のコンサルティング、研修開発業務に従事する。その後、東アフリカのケニアに渡り、人材開発・組織開発のスキ...
Published 04/29/23
【今回の内容】 2015年に青年海外協力隊として活動していたケニアから戻ってきた/HUB経由でOISYSに参画した/比嘉のアシスタントとしてUXリサーチに/仕事は文字起こしのチェックから/好きな人しかできない/子ども受けするエプロンを購入/さりげなく子どもと遊びながらお母さんと話し始めるスキル/「この街にはうどん屋さんがない」/公園に子どもがおらずミスドに寄って帰った/あれほど人類学的フィールドワークに近いものはなかった/OISYSで一番楽しかったのは?/なに一つ表層的ではなかった/妥協せずに延々議論≒誠実さ/アカデミアの世界では一人の執筆が普通なら、それをチームですることの意義は?/まじめさんはリサーチ仕事をあれ以降していない/OISYSはどうまじめさんに残っている?/フィールドワーカーにも色んなタイプが居る/するっと入れるけど話せない、するっと入れない、がんがん話していく 【ゲスト】 馬締俊佑(まじめしゅんすけ)さん 大学院時代に大手自動車メーカーとの共同研究でテイラー・システム思想の生産性管理の研究に関わったことをきっかけに、企業経営と人的資源管理に関心を抱く。卒業...
Published 04/28/23
【今回の内容】 大雅さんのOISYSでの役割/仏教のような世界観を共通して持っていた!?/お金の外側で飛び交っているものを捉えてカタチに/文章としての民族誌でもないが、分かり易いアンケート結果でもないアウトプット/OISYSの経験がネガティブだったら今、比嘉さんはこういうことをやってない/定量+定性で互いのものを覗かないとき/女工のように書き起こしにハイライトし続けた日々/頭脳労働ではなく肉体労働に/自然言語処理も進んで、苦行のような仕事も減ってきたはず/UX・UIでも定量+定性が当たり前になってきたが今思ってもOISYSは特殊/主語がない会話が成立するのはなぜか/「人類学の目がインストールされた余生を送っております」/雑なパラフレーズは危険/自然言語の外側も含めて人間の活動を見続けることが今後の展望(台)/視点をインストールには10年単位の時間が必要では/見落とし・聞き流しに気づいてもらうプログラム/水上さんのメッシュワークに懸ける思い/ビジネスの現場で色んな過程が分断されている/法人化するところから始める/スーツを着ている人たちと遊べる積み木ってなんだろう 【ゲスト】 ...
Published 03/30/23
【今回の内容】 新規事業で大企業のなかで新しいことを立ち上げる人を支援する/冷静さと情熱のバランスが新規事業立ち上げでは必要/全体論で世界を捉える人類学者は、既に設計されたプロジェクト全体の一部を切り取ってやってくださいではあまり価値を発揮できない/アウトソーシングされるコンサルは10年も20年も前の話/顧客の視点を製品や組織に反映するか、日々変化していくのでそれをどう実現していくかが勝負/OISISのプロジェクトで大雅さんと協働した/エプロンをつけていた比嘉さん/子どもとの対し方で比嘉さんに褒められた...!/遊びを創ることで生まれた一つの関係性/子どもの視点から一緒に楽しむ、それを紡いでいくことが快楽/相手を理解しようとするあまり「私」や「一緒に」が失われる/メッシュワークも、相手と一緒に変わっていきたい/オイシスってなんだったんだ/子育て世代の女性の金融包摂についてのリサーチを面白いプロセスで/毎回の軌道修正はチームにとってしんどいことも/エスノグラファー的立場で活躍している人を途上国で見ていた詩野さん/アカデミアの外で人類学者ができることがある、と確信を得た比嘉さん ...
Published 03/13/23
【今回の内容】 「ドラマトゥルクには研究者になってほしくない。調べるだけなら、私でもできる」/誰も踏み込んでいないけど踏み込んだ方が良いボールが現場には無限に転がっている/ドラマトゥルク≒他者がプロジェクトに入るなら、問いの更新に最も意味がある/八王子に住む人々の帰り道に同行しながらインタビューして、それを脚本に落とし込んでいく/八王子の街を歩くこと以外なにも決まっていないことの不安/こんな建物があって、ここでは良い匂いがして、河川敷からこんな景色が見える.../自由に泳いで拾っていくのはかくも難しく、かくも楽しい/帰り道にぽつぽつ出てくる言葉のひとつひとつを噛みしめていく/戯曲のために、インタビューをしているわけではない/聞いた話を過大に誇張することで戯曲になっていくわけではない/必要な吸収はしたいが、八王子から全てが演劇になるとも思っていない/演劇の常識からすれば、今回のプロジェクトは贅沢/時間の無駄を省こうとするあまり、身動き取れなくなっていく現場の多さ/作業になる前にどれだけ膨らませられるか/違う方法を試せば、違うことができる?/インタビューを経て論文を書くってものすご...
Published 03/05/23
【今回の内容】 蜂巣さんが八王子滞在中に書いた日記をシェアしたら/「客観的事実」を積み上げて「リッチ」な状態に持っていくのがリサーチ?/とにかく寂しくて、自分が体験していることを喋れない辛さを取り敢えず書く/日記で正直な部分を晒すことで、制作側や八王子市の財団側の態度や状況に変化が/おべんちゃらばっかりやってても仕方ない/フィールドで一番大事なのは「助けられ力」/助けられて教えてもらってケアされてというときに一番、学びが多い/弱さを開くには、勇気がいる?/「お前、鶏さばけないじゃん」/このプロジェクトの今後/扉を閉めようとし続ける蜂巣さん、扉を開けようとし続ける曽根さん/八王子という場所を最大限生かしたい/メッシュワークの前のプロジェクト名「ちゃぶ台返し」/稽古の第一声で何を言うか/2024年の2月、3月に最終発表される公演が八王子で行われるはず/水上は今回の過程を何らかのかたちで言葉にして公開する予定 【ゲスト】 蜂巣もも(はちすもも)演劇・演出家 Twitter:...
Published 02/01/23
【ゲスト】 蜂巣もも(はちすもも) 1989年生まれ。京都出身。2013年からより多くの劇作家、俳優に出会うため上京し、青年団演出部に所属。 また、庭師ジル・クレマンが『動いている庭』で提唱する新しい環境観に感銘を受け、岩井由紀子、串尾一輝、渡邊織音らと「グループ・野原」を立ち上げる。演劇/戯曲を庭と捉え、俳優の身体や言葉が強く生きる場として舞台上の「政治」を思考し、演出を手がける。円盤に乗る派、鳥公園にも参加し、演出、創作環境のブラッシュアップをともに考える。 曽根千智(そね・ちさと) 公益財団法人セゾン文化財団/プログラム・アシスタント、演出家、ドラマトゥルク 兵庫県出身。青年団演出部所属。大学卒業後、人材系IT企業にて研究開発職として働きながら、こまばアゴラ演劇学校無隣館(3期)で学ぶ。現在は、公益財団法人セゾン文化財団で助成事業に従事。劇作、演出、ドラマトゥルクとしても活動している。参加・演出作品に『遊行権』(19)『The City & The City: Divided...
Published 01/18/23
【ゲスト】 山手浩輝(やまてひろき) 教員として富山県立入善高等学校に勤務しながら、同校の観光ビジネスコース立ち上げの中心を担ってきた。このコースは参与観察型のフィールドワークを重視している。学部時代には人類学を専攻し、教員として働き始めてから入った金沢大学大学院では「障害が作られているとき―モノが作るつながりについて」と題した修士論文を執筆した。 【出演】 比嘉夏子・水上優(メッシュワーク) ランダムな語り、関係性のなかに放り込まれた高校生は変わるのか?それとも彼らの本性が引き出されるのか? 主体性や積極性は教育現場だけでなく、大人にとっても呪縛 中等教育の探究活動ではフィールドは、情報を拾い集めるために対象化されることもしばしば 教育の材料としての地域にとどまってはいけない、という危機感 山手先生が刺激されたインゴルドは“Anthropology as/of education”(未邦訳)で、人類学は教育、とはっきり言っている 「まとめるな」ってラディカル 民族誌はまとめて閉じるから、その先の世界に広がらない ...
Published 12/23/22
【ゲスト】 山手浩輝(やまてひろき) 教員として富山県立入善高等学校に勤務しながら、同校の観光ビジネスコース立ち上げの中心を担ってきた。このコースは参与観察型のフィールドワークを重視している。学部時代には人類学を専攻し、教員として働き始めてから入った金沢大学大学院では「障害が作られているとき―モノが作るつながりについて」と題した修士論文を執筆した。 【出演】 比嘉夏子・水上優(メッシュワーク) 周辺高校との合併を機につくられた観光ビジネスコースの主任になった山手さん 人類学専攻だった学部時代、レイヴ・ウェンガーの学習論に触れた 教員になって初めて勤務した特別支援学校で現場に巻き込まれながら、ぼんやりここをフィールドにすればいいのか、と考えるように 普通高校で教え始めてから、金沢大学大学院の修士課程へ 人とモノのひしめく特別支援の現場を、アクターネットワーク理論に寄せて分析した修論 博士課程でのフィールドワークがコロナ渦で難しくなり悩んでいたところで、観光ビジネスコース立ち上げの声が掛かった ...
Published 12/13/22
役割としての「共感」を、見つめ直す 【ゲスト】 大石瑶子(おおいしようこ) UCI Lab.で共感リサーチャーとして、定性調査(デプスインタビューや家庭訪問調査など)の設計やインタビューを行ってきた。2018年にはジャカルタでの食と健康に関する自主調査で比嘉と協働。大石さんの目線から綴られたその記録「ジャカルタdiary」はこちらから。 UCI Lab.合同会社 とは? 企業の企画開発・研究開発を、生活者起点と対話的協働でサポートする「イノベーション・エージェント」。もっと知りたい方は、所長の渡辺隆史さんのほかメッシュワークの比嘉と制度経済学者の北川亘太さんが『地道に取り組むイノベーション』(ナカニシヤ出版)にて、それぞれの視点からUCI Lab.を掘り下げています。 【出演】 比嘉夏子・水上優(メッシュワーク) 比嘉が過去に企業と協働したなかでも濃い時間を過ごした、UCI Labの共感リサーチャー、大石さん 初めての企業との本格的な協働となった、ジャカルタでのUCI Labのリサーチ ...
Published 11/26/22
メッシュワークの比嘉と協働した経験があり、現在もUXデザイナーとして活躍する川北奈津さんをゲストに迎えたエピソード「人類学者とデザイナーが出会うとき」の後編です。 【ゲスト】 川北奈津(かわきたなつ) メディアアート作品制作や国内外での展示活動、広告制作会社勤務を経て、A.C.O.でアプリやサービスの情報設計を多く手掛ける。2017年にはUXデザインと情報設計を強化する専門チーム、UX/IA部を立ち上げた。 A.C.O.(エーシーオー)とは? 企業のグローバルブランディングやデジタルコミュニケーション戦略策定からUI/UXデザインに特化した、東京・恵比寿を拠点としたデザインコンサルティングファーム。(A.C.O.公式HPより) 【出演】 比嘉夏子・水上優(メッシュワーク) 川北さんから比嘉への問い掛け「現在の関心領域は?」 どんな領域でも避け難い、技術がもたらす未来の話 既に過ぎた事象を扱う人類学にとって「未来」とは何か 未来をフィールドワークすることはできない フィールドワークすることが不可能な未来を前に、時間そのものを見直す ...
Published 11/20/22
【ゲスト】 川北奈津(かわきたなつ) メディアアート作品制作や国内外での展示活動、広告制作会社勤務を経て、A.C.O.でアプリやサービスの情報設計を多く手掛ける。2017年にはUXデザインと情報設計を強化する専門チーム、UX/IA部を立ち上げた。 A.C.O.(エーシーオー)は、企業のグローバルブランディングやデジタルコミュニケーション戦略策定からUI/UXデザインに特化した、東京・恵比寿を拠点としたデザインコンサルティングファーム。(A.C.O.公式HPより) 【出演】 比嘉夏子・水上優(メッシュワーク) 比嘉と川北さんの出会い 会社でのUX/IA部の立ち上げと、比嘉の参画 アドバイザーから「一緒に考える」関係性へ そこに行くと何かが得られる、図書館としての人類学者 UXデザインの専門性を持たない人類学者と協働した理由とは 仮説が揺さぶられることを楽しめる人も、そうでない人もいる どうしても情報は編集され零れ落ちる、と認識することの重要性 言葉を基盤にする人類学者、カタチを創るデザイナー ...
Published 10/31/22
感想は #人類学者の目をインストールする #メッシュワークラジオまで ・「私の中にある文化人類学的な見方や考え方を意識化する手伝いをしてほしい」という依頼 ・職業人類学者と人類学的に生きている人の違い ・鈴木さんの高校時代から大学時代 ・環境問題への関心、文化人類学への関心 ・学園祭でゲルを建て、「おしん」上映会主催 ・なぜ築地で「せり人」になったか ・ひょんなことから、ナイジェリアをフィールドに ・ナイジェリアの大学で日本のことを問われ、日本の漁業について知らないことに気がついた ・体験乗船に行こうとしたが… ・あらためて、自分が漁業について知らないことに気がついた ・漁師さんへ弟子入り ・流通のことを知りたいと思ったが、学生として市場を調査することはあまり現実的に思えなかった ・築地の水産卸売会社に就職へ ・知りたい欲求と働くこと ・「知りたい」というモチベーションでは働けない ・黒子として立ち回ること ・アジのせり人はかっこいい ・スズキのせり人として知られるように ・1年目は自分を客観的に観る余裕はなかった ・会社を辞め大学院に入り...
Published 07/27/22
感想は、#メッシュワークラジオ #人類学者の目をインストールする まで ・ちゃぶ台返し ・大学の先生が陥りがちなコメンテーターポジション ・新しいものを作ること、作り始めることを一緒にしたい ・採用しなくてよかった社名案 ・変わることへの抵抗、躊躇する人々 ・何をしたらいいのかわからない人々 ・どう自分が変わるのかわからないから怖い人々 ・結構すぐに諦める人々 ・変化が起きないことも引き受けている比嘉 ・私たちは、いつだってVUCAだった ・確実な時代があったという「神話」 ・確実だと思ったことがないから、不確実性をネガティブに感じない ・物理的に見ていても、認識していないことがある ・「よく見ましょう」と言ったところで解決しない ・「回答がない」という状態を受け入れる ・空間デザイナーがみる空間と、起業伴走者がみる空間 ・視点の違いを意識的に取り上げる ・人類学者同士がフィールドが違っても議論できる理由 ・「日常と出会いなおすためのレッスン...
Published 06/22/22
合同会社メッシュワーク共同創業者である、比嘉夏子、槌屋詩野、水上優の三人でメッシュワークを起業した経緯や、人類学的なもの見方について語りました。その前編です。 比嘉夏子:人類学者。3月で大学の教員職を離れ、メッシュワークを起業 槌屋詩野:株式会社Hub Tokyo代表取締役、過去に人類学者をプロジェクトにアサインしてHCD:人間中心デザインの案件を回してきた経験がある 水上優:人類学者。UXコンサルタントとして働きつつ、メッシュワーク立ち上げに参画 感想は、#メッシュワークラジオ #人類学者の目をインストールする まで 内容サマリー ・三人が初めて出会った時 ・起業は水上の〇〇な一言から…? ・槌屋と比嘉が過去に取り組んだOISYS(Open Impact...
Published 06/08/22