人生講座(3) お金の巡り方・損しない方法
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「jinsei3tdyno.219-(6:45).mp3」をダウンロード さて、人生講座の第一回、第二回で、貨幣経済の中では「節約」は「消費を促進する」と言うことがわかり、そのお金を狙っている人は「政治家、お役人」などであることも理解できました。 お金のことを考える時には、「国家」と「家計」を分けることが大切です。「国家としては・・・すべきだ」ということと、「自分のお金は・・・しなければならない」というのは違うからです。 経済学者は国全体のことを考えているので、「国家はこうすべきだ」という話が多いし、それで良いのですが、「では、個人は?」とお聞きすると「まずは国家だ」と言うことになります。 でも、国家がまともになるには時間がかかり、そのうちに自分の人生が終わってしまう、少なくとも「人生を楽しむ時期」を逸してしまうので、とりあえず、「現在の社会ではどうするか?」ということと「社会が改善されたらどうするか?」を分けておいた方が良いことになります。 家庭のお金を考える時に、まず第一にお金の流れが、当面、 1)現在の社会があと10年は続くこと、 2)民間の活力がないのでお金があまりそれが国債になること、 3)国債を償還(返す)ために国は増税を続けること、 4)増税のもともとの責任は国民にあるけれど、国民がお金を借りたくなるのに時間がかかること、 5)ややデフレ傾向で進むこと(お金を持っている方が得)、 であることを理解しておきます。 つまり、日本経済はじり貧になりますが、お金回りがバブルが崩壊してしばらくした状態の2分の1ぐらいになるまで、国民の不満は爆発しませんから次の時代には行かないでしょう。 もう一つは「年金と相続税」の関係です。こちらの方は、 1)年金は少ししか払われない、 2)相続税は高くなる、 3)だからよくよく自分の寿命を考えて老後の計画を立てる、 4)その結果、ある程度、質素な生活をしなければならないし、それは結果として消費を促進するので環境的にも良くないけれど、仕方が無い、 5)貯めたお金の半分ぐらいは帰ってくる。後はお役人とかお役人の腰巾着に使われてしまう、 6)もっとも良い方法はお役人の腰巾着になって、多くの人が貯めた預金(国債)、税金(消費税)を食い物にする(道徳的にはダメだが、個人としては成立する)、 7)次に良い方法は「優しいお母さん方式」(自分の身を捨てて近い人に献身する)、 ということになります。 ・・・・・・・・・ 政府が本当に国民のことを考えてくれれば良いのですが、そういう時代ではありません。先日、「原発を止めると誰が困るの?」という質問に偉い人が「政府、電力、関係会社」と答えていました。もちろんまともな政府なら「誰が困る」と聞かれたら間髪を入れずに「国民」と答えなければならないわけで、それができないことを前提にしなければなりません。 税金は財務省のお役人の出世に、年金は厚労省のお役人の隠れ蓑に、環境関係のことは環境省のだましに使われるだけですが、これも国民との力関係ですから、今のところやむを得ないというところです。 救いがあります。それは「まだ、日本は世界一強い」ということです。そ
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Published 05/30/14
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Published 05/30/14
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