Description
奥村雄樹くんと話す、その4
なにかを感じて、それをひとまずはじぶん自身から突きはなす、ためにいったん忘れる。解除する。それがもういちど置きなおす。でもそれがどういうふうに置かれるか、その再配置を決定する判断の中に、最初の感覚が使用される。と、とっても抽象的だけれども作品制作のプロセスはこうした個人的な「感覚」をどうあつかうかにって決まってくるように思う。
奥村「批評とは言及対象(作品)それ自体がいったい何なのかを記述することである」
ぼくたちは作品そのものを評価するのか、それともアーティスト個人を評価するのか。つまり作品論が大切なのか、アーティスト論が大切なのか(つまりアーティストがつくった作品の流れや考えたことが大切なのか)。
話はつきないけど、ここでひとまず今回の会話は終わります。最後まで聞いてくれたみなさん、ありがとう。また次回。