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「永遠というのは人の想いだ。  人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ」 鬼滅の刃に出てくる名ゼリフの一つです。 お釈迦様は、「人によらず、法によれ」と ご遺言されています。 人はやがて滅びる、 だから人をよりどころとするのではない。 法とは、いつでもどこでも変わらない教え、 という意味をあらわしています。 私が教えてきたことは、いつでもどこでも どんな人でも本当の幸せに導く「法」だから、 私が亡くなっても、この法をよりどころとし、 伝え続けてほしいと仰ったのです。
Published 03/04/21
どうして私は運が悪いんだろう。思い通りにならない。そんな時の心の向きについてお釈迦様教えています。
Published 03/04/21
「天上天下唯我独尊」という言葉を、 聞いたことがあるかもしれません。 ほとんどの場合、この意味は 「俺以上に偉いものはない」とか、 偉そうにしている人に「あの人は唯我独尊的だ」という 言い方をして、どちらかと言うと、悪い意味にとられています。 ところが、この言葉は、お釈迦さまが、 「私はこれ一つ明らかにするためにこの世に生まれてきたのだよ」 いうことをおっしゃった言葉です。
Published 03/03/21
一生懸命努力しても 正しく評価してくれないと 苦しんでいる人がいます。 なんでこんな人と結婚したのかと 悩んでいる人もいます。 お父さん、お母さんとうまくいかない と悩んでいる子供もいます。 どうして、こんな苦しい思いを しなければならないのか、 みな、原因がわからずに悩んでいます。 私たちには、 原因がわからないことは ありますが、原因がないということは 絶対にありません。 お釈迦さまは、幸せや不幸を生み出す原因が 必ずあると教えられているのです。
Published 03/03/21
お釈迦様は人生の価値は長く生きれば 良いのではなく、人間に生まれてきた目的を知る ことの大切さを教えられています。 人生100年時代といわれる今日、医学が発達し、 長生きできるようになったとしても、 なんとなく毎日を過ごして、 何となく生きていては勿体ないことです。 どんな生き方をしても一生が あっという間に過ぎていきます。 お釈迦様は、 真の人生の目的を知らずに100年生きるよりも、 本当の人生の目的を知って1日生きるほうが はるかに尊く、優れているのだと教えられています。
Published 03/02/21
仏教とは、「仏」の説かれた教え、ということです。 では、仏とは何か? よく人が亡くなりますと 「あそこのおじいさんもとうとう仏になってしもうたか」 と言ったり、テレビなんかで「 仏の身元を洗え」など 死んだ人の事を皆、「仏」と使っています。 しかし、もし仏=死人のことだとすると、 仏教は死んだ人の説いた教え、死人の教えという意味に なってしまいます。死んだ人が教えを説けるはずはありませんので 死んだ人を「仏」というのは大変な間違いだと判ると思います
Published 03/02/21
人生にはとても受け入れることのできないほどの 大きな悲しみや苦しみがやってくることがあります。 大切な人と突然の別れがやってきて、 毎日、涙が止まらない。 何もやる気が起きない。 そんな辛い時に、どうすればよいのか。 お釈迦様は、大きな悲しみを理解され、 本人が受け入れられるように導いていかれました。
Published 03/01/21
仏教は、すべての人は平等、 一切の差別がないと教えています。 これはおどろくべきことです。 仏教は、今から2600年前のインドで説かれた教えで、 当時のインドには、カースト制度という厳しい差別があり、 絶対に破ることのできない社会の階級がありました。 そんなきびしい差別がある中で、 すべての人は平等であると伝えられた方が お釈迦さまです。 人間は生まれながらにして、尊いとか、いやしいとか、 決まっているのではない、 仏の教えは一切の人々は、生まれながらに平等であり、 自由だと教えられています。
Published 03/01/21
落ち込んでいる時は、自分のことで頭がいっぱいになります。 一人で考えると、悪い方に悪い方に考えてしまい、 どんどん落ち込んで行ったりします。 そんな時、どうすれば 落ち込んだ気持ちから抜け出すことができるでしょうか? お釈迦様は、 苦しみや孤独を抜け出すためには、 誰かを思いやる慈悲の心を持ちなさいよと 教えられています。
Published 02/28/21
「人身(じんしん)受け難し、今已(すで)に受く」 ここで、お釈迦さまは、 「生まれ難い人間に生まれてきてよかった」と 仰っています。 私たちは、人間に生まれたことを、 どう感じているでしょう。 「気づいたら人生が始まっていた」と 当たり前のように思っている人、 「こんなつらいのなら、 生まれてこなければよかった」と 後悔している人もあるかもしれません。 しかし、お釈迦さまは、人間に生まれたことは、 何億兆年にもない、大変有り難い、 喜ぶべきことなのだ、と教えられています。
Published 02/28/21
ノーベル賞を受賞した環境保護の活動家・ ケニア出身のワンガリ・マータイさんは、 日本に「もったいない」という考え方が あることを知り、感激したといいます。 私たちが日常的に使っているこの 「もったいない」という言葉も、 「ありがとう」と同じく、仏教から出てきた言葉です。 「もったいない」の 「勿体」とは、物の体ということで、 物の本来のあるべき姿という意味ですから、 「勿体ない」は、そのものの 本来のあるべき姿でないということです。 「もったいない」という言葉の中には 「そのものの価値を最大限に活かしきる精神」が あります。
Published 02/27/21
一生懸命頑張っても思ったような結果が出ない。 周りの人を見るとあんなに成功しているのに、 どうして私だけうまくいかないんだろうと落ちこんだりします。 そんな時に「諦めてはいけない。 頑張ればきっといい結果が出るよ」と 励ましてくれる人もありますが、 自分なりに努力しているのに成果がでないので余計に落ち込みます。 「自己肯定感」を得るための第一歩は、 自分のことを正しく見つめ、認めることです。 お釈迦様は「できることはできる、できないことはできない」と 「諦観」といって、物事を正しく見つめることを教えられています。
Published 02/26/21
他人の評価に振り回されないための最も大事な心がけは なんでしょうか? 常に人の評価を気にしているから、 なかなか自信を持つこともできないし 楽しんで仕事をすることができずに悩んでいる、 そんな時の心がけを考えさせられる話があります。
Published 02/25/21
「百里を行く者は九十里を半ばとす」という言葉があります。 何事も 初めの時には、 勢いよく 出発していくんですが 次第にその勢いは衰えて、初めの気持ちを忘れてしまい、 あと少しというところで気を緩めてしまう。 だから「百里を行く者は九十里を半ばとす」 90%まで来て、やっと半分まで来たのだと心得なさいと言われ、 最後まで気を緩めてはならないという戒めの言葉です。 日本の三大古典のひとつ、兼好法師とも言われる、 徒然草の中にも同じことを言った話があります。
Published 02/22/21
仏教説かれたお釈迦様は自分もまわりの人も 幸せになるためには、幸せのタネをまきましょうと 教えられています。 中でも お金や物を持たなくても誰にでもできる。 親切として、「和顔愛語」を教えられています。 「和顔」とは和やかな顔、笑顔をしましょうということです。 「愛語」というのは優しい言葉。 つまり相手の喜ぶ言葉をプレゼントしましょう、と いうことです。 笑顔も優しい言葉も、心がけがあれば、 誰にでもできる親切です。 みんな自分のことを認めてもらいたい、 褒めてもらいたいという気持ちいっぱいです。 できるだけ他人の長所を発見してほめるようにすることが、 相手を幸せにし、自分も幸せになれる幸せの種まきです。 中でもやる気を高める褒め方は、 どんな褒め方だと思われるでしょうか。
Published 02/21/21
私の何気なくしている言動が 実は大きな影響を与えているかもしれません。 私達は、親や先生、先輩や友達、あらゆる人の 言動から大きな影響を受けています。 立派な立ち居振る舞いをしている人をみると 誰に影響を受けたのかなと聞きたくなることがあります。 お釈迦様のお弟子の舎利弗という人が どうやってお釈迦様と出会われたのか、 こんな話があります。
Published 02/20/21
他人から指摘されると、 受け入れることができずに、腹を立てることはないでしょうか。 言ってくれた言葉に、つい感情的になって 「お前はどうなんだ」と つい言い返したくなってしまいます お釈迦さまは、自分を指摘する人を否定せずに 素直に聞くことができるお弟子を大変、褒められたことがあります。
Published 02/20/21
やれば良い事だとわかっていても なかなか行動に移せない 「私がやらなくても誰かやってくれるだろう。」 「後輩に任せておこう」 「部下にやらせておこう」 また、周りの目を気にして 「突然、掃除なんか始めたら周りからどう思われるかな」 といって、 やったら良い事ということはわかっていても、 なかなか行動に移すことが出来ないと いうことはないでしょうか。 仏教を説かれたお釈迦様は 良いことだとわかっていても それを実行することは難しいと思っている お弟子たちに 自ら進んで実践し、教えて行かれました。
Published 02/18/21
お釈迦様が、このことひとつ気をつければ人間関係につまずかず、人生が大きく変わるポイントがあると教えられています。実践は難しいことですが、どんな心がけが大事なのかを知ることがはじめの一歩です。
Published 02/09/21
どんな人も仕事に喜びを感じたり、やりがいをもって頑張りたいと思っています。自分の才能を発揮して、人に役立つことをしたい。事業を成功させて、名前を残したい。ところがなかなか思い通りにならない、うまくいかないなと悩むこともあると思います。そんな人に聞いてほしい内容です。
Published 02/07/21
一度きりの人生、本当にやりたいことに時間を使わなければ、もったいないことになります。どうすれば人生をかけてやりたいことを見つけられるのか?仏教でどのように教えられているのか、話しています。
Published 02/06/21
今一緒にいる人とも時間を自然に大切にするためにはどんな心がけが必要でしょうか?
Published 02/05/21
命は有限であり、今日という日は決して戻っていないことを知ると、本当に大切なことにこそ、時間やエネルギーを使わなければならないと知らされます。忙しいという字は「心を亡くす」と書きますが、今やっていることが大事なことなのかどうか、冷静に振り返って考えてみる心をなくしていないでしょうか?そんなあなたへのヒントとなればと思います。
Published 02/05/21