人は森を「緑のダム」と呼ぶ。川の流れを人の都合に合わせて調節してくれるダムと同じような機能を、森も持っているに違いないと多くの人が期待している。だが、水と森は地球上に人類が出現するよりも前から相互に「作用」していた。森の水にたいする「作用」は本当に人間にとって都合がよい「機能」なのか、東京大学愛知演習林における80年間に及ぶ長期研究をもとに歴史的、科学的、社会経済的な観点から総合的に検証し、将来を展望する。 全3回の配信を行います。配信スケジュールは、こちら(http://todai.tv/podcasts)をご覧下さい。
Published 04/26/11