第514回:"擬似的パーソナライゼーション"が、消費者を惹きつける次のポイント
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本日のテーマはウェブマーケティングやデジタルマーケティングについてです。顧客は膨大な情報の中から自分に必要な情報を素早く見つけ出したいと考えるようになっています。しかし現実的にそれが難しいことも体感しています。 とは言え売り手側としてはメッセージを伝えたい、その時ポイントとなる要素の1つが「パーソナライズされたユーザーエクスペリエンス」 現状の技術では、完全なパーソナライゼーションは難しいが、広告やチャットボットなどの活用によって擬似的なパーソナライゼーションを実現する方向に向かうことが重要です。 現時点ではまだまだ技術発展が追いついていませんが、一部ではコンテンツをパーソナライズして出す仕組みなども出始めています。また、広告のクリエイティブはこの辺りは既に実装されています。
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プライバシー強化の流れの中で、匿名データも含め有用なデータがより多く採れるようになることはないでしょう。しかし、それは即ち競合調査ツールの精度に限界があると言うことでもあります。競合調査ツールは一部の有用な情報を提供してくれるものの、その数値データを鵜呑みにせず、自社の競合動向を総合的に把握することが重要だと述べられています。ツールは補助的な役割に留め、自社の視点から競合を分析し、適切な施策を立案していくことが肝心です。
Published 05/02/24
従来のセールスファネル(トップ→ミドル→ボトム)は、ユーザーの実際の購買行動とは乖離が大きくなってきている。ユーザーは一足飛びに購買に至ったり、比較検討の基準が多様化してきているため、このモデルが当てはまらなくなってきている。ユーザーは、徹底的な比較検討をせずに、偶然の出会いや人の推奨などで購買に至ることが多くなってきている。事業者側が想定するほど、ユーザーは理性的な意思決定プロセスを踏んでいない。
Published 04/12/24