Episodes
おかしな一行が新幹線、自転車、バス、テスラなどに乗って旅に出る! 記念すべき小説20作目に会心のロードノベル『僕たちの保存』を書き上げた長嶋有さんがタイトルに込めた思い、執筆の過程を語ります。
Published 09/30/24
9月19日に発売された朝倉かすみさんの最新作『よむよむかたる』は、自身の母の参加する「ちいさな集まり」に着想を得た心温まる小説です。 喫茶シトロンに毎月集まるのは、下は78歳から上は92歳までの6人の老人たち。本を片手に「ヤァヤァ、どうも、どうもでした」と集まれば、思い思いに本を朗読し、感想を述べあう。仲間の声に耳を傾け(傾けないことも多々)、自由で和やかな(時に剣呑な)時間が流れてゆく――。そんな読書会の場面を、著者の朝倉さんに朗読していただきました。
Published 09/30/24
とてつもない富を獲得した、とてつもなく賢い人々は、いったいこの世界をどう変えようとしているのか?。 オーディオブック『テクノ・リバタリアン世界を変える唯一の思想』をご紹介します。 『テクノ・リバタリアン世界を変える唯一の思想』のお求めはこちらから。
Published 09/27/24
井上先斗『イッツ・ダ・ボム』刊行記念トークイベント@紀伊國屋書店新宿本店の模様をお届けします。第31回松本清張賞を受賞した本作は、グラフィティ(路上落書き)を題材とした一種のクライムノヴェル。本作がどう面白く、なぜ新しいのか。そして井上先斗とはいったいどのような書き手なのか。文藝春秋きってのミステリ通編集者・永嶋を案内人としてこれらの疑問に迫ります。
Published 09/25/24
一穂ミチさんの直木賞受賞をお祝いするオール讀物9・10月号が発売されて1か月。オール編集部、激動の夏をふりかえります! 村山由佳さんお祝い会秘話から、直木賞贈呈式、石田衣良さん×井上先斗さん配信イベント、新人賞選考会、愛読者大会の豪華ゲスト決定に至るまで、もりだくさんでお届けします。 石田衣良×井上先斗「作家として生き残っていくために」 https://www.youtube.com/watch?v=IjzXVB9J6s4&t=1303s オール讀物定期購読はこちらから x.gd/U8dQN
Published 09/23/24
あらゆる賞を総なめにしたミステリーの金字塔『葉桜の季節に君を想うということ』が、待望のオーディオブックとなりました。『葉桜の季節に君を想うということ』のお求めはこちらから。
Published 09/20/24
ミステリ界の巨匠、ローレンス・ブロック! マット・スカダー、殺し屋ケラー、泥棒バーニーなどの人気キャラクターを生んだ大作家の、隠れた名キャラクターの全作品が『エイレングラフ弁護士の事件簿』として一冊になりました! どんな依頼人も必ず無罪にするお洒落な男、「法廷には行きません」とうそぶく弁護士マーティン・エイレングラフのスタイリッシュかつヤバすぎな活躍を詰め込んだ、ミステリ王ナガシマ入魂の短編集。ネタバレを必死で避けながらおっさん2人が一生懸命その魅力をアピールします。
Published 09/18/24
2024年8月23日、都内で行われた第171回直木三十五賞贈呈式。『ツミデミック』(光文社)で直木賞に選ばれた一穂ミチさんの贈呈式挨拶をノーカットでお届けします。 なお「オール讀物」9・10月合併号では、選評や一穂ミチさんの受賞エッセイ、三浦しをんさんとの対談など、直木賞を大特集しています。
Published 09/16/24
堂場瞬一さんの新作書き下ろし長編『闇をわたる〜警視庁特別対策捜査官』が、オーディオファースト作品として発表されました。Amazonのオーディオブック「オーディブル」にて9月13日(金)より配信開始です。 『闇をわたる〜警視庁特別対策捜査官』のお求めはこちらから。
Published 09/13/24
恐怖の帝王S・キング、デビュー50周年記念刊行もついに第4弾! 今作『コロラド・キッド 他二篇』は幻の名作2本に、新訳の好作品を合体した日本オリジナル中篇集です。未解決の謎を描いた幻の名作「コロラド・キッド」、絶版久しい直球ホラーの傑作「ライディング・ザ・ブレット」、そして体重が減りつづける男をめぐる、なぜかハートウォーミングな好篇「浮かびゆく男」と、それぞれ単独で刊行された3作を一冊に! これがいかにお得な本であるかをミステリ王ナガシマと担当タカハシが熱弁します。
Published 09/11/24
第31回松本清張賞を受賞した井上先斗さんの『イッツ・ダ・ボム』が9月10日に発売となります。このポッドキャストでは、初の自著の見本を手にしたばかりの井上さんにその感想をお聞きしました。そしてカバーのグラフィティが書かれる現場を見た話、これから予定されている2つのイベントについてなど、語っていただきました。
Published 09/09/24
2024年8月23日、東京都内で開かれた第171回芥川龍之介賞贈呈式。「サンショウウオの四十九日」の朝比奈秋さんと、「バリ山行」の松永K三蔵さんへの芥川賞選考委員・奥泉光さんからのご祝辞をノーカットでお届けします。 なお芥川賞受賞作品全文と選評は、月刊「文藝春秋」9月号に掲載されています。
Published 09/09/24
水川あさみ、玉山鉄二、高岡早紀、櫻井翔らが出演し、話題を集めたTBSテレビ 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』。こちらの原作『笑うマトリョーシカ』が、オーディオブックになりました。 『笑うマトリョーシカ』のお求めはこちらから。
Published 09/06/24
異世界転生×純文学=驚異のSF冒険小説『大転生時代』 再会した中学時代の同級生は自分を「転生者」だと語った――。ライトノベルの定番ジャンルである「異世界転生」と純文学をかけ合わせ、見たことのない冒険が始まる。現実を変革する驚異のSFの冒頭部分を、著者の島田雅彦さんご自身に朗読いただきます。
Published 09/04/24
ハ〇ー・ポッ〇ーさんやドラ〇もんさんの「透明マント」は科学的につくれる!? 光科学が専門のグバー教授が解き明かす「不可視」の物理学のすべて! 結果、ニュートンから量子物理学を経て「メタマテリアル」に至る、物理学裏面史を楽しげに総覧する単行本『透明マントのつくり方』ができちゃいました。しかもグレゴリー・J・グバー教授は筋金入りのオタクのようで、ことあるごとにSFに言及し、巻末には古今透明SFリストまでつけちゃう始末! 科学本好きには見逃せない一冊の「科学愛」を担当編集者が語ります。
Published 09/02/24
NETFLIXで「警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件」としてドキュメンタリー映像化! 話題の本格ノンフィクション『刑事たちの挽歌〈増補改訂版〉 警視庁捜査一課「ルーシー事件」』は、オーディオブックでもお楽しみいただけます。 『刑事たちの挽歌〈増補改訂版〉 警視庁捜査一課「ルーシー事件」』オーディオブックのお求めはこちらから。
Published 08/30/24
連作短編集『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』で捕物帖×本格ミステリの華麗なる融合を実現した織守きょうやさん。初めて時代小説に挑戦した理由は? 欧米の名作ミステリをもじったタイトルはどうやって決めた? 制作秘話を語ります! ※登場する古典ミステリ※ ウイリアム・アイリッシュ『幻の女』 J・D・カー『三つの棺』 コナン・ドイル「花婿失踪事件」 J・D・カー『夜歩く』 アガサ・クリスティ『葬儀を終えて』
Published 08/28/24
最近すさまじい勢いで生息範囲を拡大している南米原産の「アルゼンチンアリ」。ヒアリのような毒針こそ持たないものの、普通のアリを超越する猛烈な繁殖力で、日本各地で深刻な被害をもたらし、侵略的外来昆虫に指定されています。食品や農作物があっという間に食い尽くされ、インターフォンやエアコン室外機もボロボロに破壊されてしまう被害も。そんなアルゼンチンアリの生態を、アリも驚く執念をもって調べてきたのが森林総合研究所主任研究員の砂村栄力さんです。 砂村さんは東大在学中からアルゼンチンアリの研究に没頭。アルゼンチンアリが日本―アメリカ西海岸―ヨーロッパと大陸をまたぐスーパーコロニーを形成していることを突き止めました。『世界を支配するアリの生存戦略』で描かれる砂村さんの調査旅行は苦難の連続。首絞め強盗に遭って貴重品を一切合切奪われたり、フランスへの新婚旅行も途中からアリの調査を入れてしまうほど。そんなアルゼンチン研究の最前線を、砂村さんが語ります。 (聞き手:鳥嶋七実・文春新書編集部)
Published 08/28/24
オール讀物9・10月特大号でついに完結した村山由佳さんの連載小説『PRIZE-プライズ-』。直木賞が欲しくてたまらない女性作家を描く連載に、毎回「怖い!」「背筋が凍る」「読むのを止められない」「泣いてしまった」と、多くの感想が寄せられました。最終回を脱稿した村山さんの「プライズ」トーク(ネタバレなし)を、こっそりお届けします。(聞き手:オール讀物・石井)
Published 08/26/24
アニメで話題沸騰の八咫烏シリーズは、全10巻すべてオーディオブックでもお楽しみいただけます。 『望月の烏 八咫烏シリーズ10』は本日から配信開始です。 『望月の烏』のお求めはこちらから。
Published 08/23/24
2024年7月17日、第171回芥川龍之介賞の選考会が行われました。「バリ山行(さんこう)」(「群像」3月号)で芥川賞に選ばれた松永K三蔵さんの受賞記者会見をノーカットでお届けします。 なお第171回芥川賞受賞作の朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」と松永K三蔵さんの「バリ山行(さんこう)」は2作品は現在発売中の「文藝春秋」2024年9月号で全文お読みいただけます。
Published 08/21/24
9月26日、戦後最悪の冤罪事件「袴田事件」の再審判決が下ります。1966年に袴田巌さん(88)が強盗殺人・放火の疑いで逮捕されてから58年――事件の深層を丹念に解き明かし、袴田さんをめぐる人々の感動的な物語を描いたノンフィクション『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』が仕上がりました。             拷問に近い取り調べて”自白“させられ死刑を宣告された袴田さんは、徐々に精神の変調をきたします。〈机のろうそくに火が点けられた。これが燃え尽きるとわたしは死ぬし、世界は滅びるのだと思っていた〉(1981年11月8日)。あまりの苦悩に苛まれた袴田さんは、次第に自分自身を「全知全能の神」と思い込むようになります。ジャーナリストの青柳雄介さんは、まだ袴田さんが獄中にいた18年ほど前から取材を開始。2014年に再審と釈放が認められてからは、静岡の袴田さんの自宅近所に移住して密着取材を続けてきました。作品の舞台裏を青柳さんが語ります。  (聞き手:大石正輝・文春新書編集部)
Published 08/19/24
公安外事・倉島警部補シリーズが、オーディオブックとして配信決定。 シリーズ第一弾は『曙光の街』です。手に汗握る公安エースの活躍を朗読でもお愉しみください。 『曙光の街』のお求めはこちらから。
Published 08/16/24
好評発売中のオール讀物7・8月号。おなじみ最年少編集部員のシマダさんと、ゲストにお招きした双葉社のおふたりとで注目記事、おすすめの小説をご紹介していきます。坂木司さん「おやつ部」新作の誕生秘話、小林尋さん伝奇SF、高校生直木賞の裏側について、たのしいトークをお楽しみください!
Published 08/14/24
『その女アレックス』が70万部のピエール・ルメートルの新刊『邪悪なる大蛇』は、「最後のミステリ」! しかも本作は著者がはじめて書いた本でもあるのです。しかしルメートル節は最初から全開、かわいいおばあちゃんの殺し屋(ちょっとボケ気味)のヤバすぎる活躍(?)がいかに人生の無常観を悟らせてくれるか、ミステリ王ナガシマが熱弁します。
Published 08/14/24