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Published 04/16/24
日本の作家・伊藤比呂美さんが3月中旬、上海、杭州、北京、天津などを訪問。伊藤さんの目には、中国のリアルはどう映ったのか、中国の若者の印象やAIに文学は作れるかなどマイクを向けてみました。詳しい記事は【https://japanese.cri.cn/2024/03/19/ARTIyk9G2jeKVnqGC55ZnX9c240319.shtml】
Published 03/19/24
2月10日が今年の旧正月・春節です。辰年の今年の干支は龍です。 十二の動物で表す干支の中には、龍は干支の中で唯一実在しない生き物です。 ――実在していない龍は、なぜ干支に選ばれたのでしょうか。 ――「龍」は古代の中国では、どのような生き物だったのか。 ――そう言えば、誰も見たことのないはずの「龍」の形は、どうやって作られたのか。 ――また、「竜門」の激流を上り切った鯉は龍になれるという登竜門の伝説がありますが、急流を登りきれた鯉はどのようにして龍になるのか? などなど、今回は「龍」にまつわるさまざまなシンプルな疑問をめぐり、民俗学者の劉暁峰さんに取材しました。 劉暁峰さんは、東アジアの歳時記や暦法の誕生過程を研究する専門家で、京都大学で博士号を取得した後、現在は清華大学歴史学部教授、中国民俗学学会・元副会長。著書には『東亜的時間』『節日中国:端午』など多数 詳しい取材内容はどうぞ記事のほうをお読みいただければと思います。ここでは劉先生からの旧正月のご挨拶をお届けします。
Published 02/07/24
今年で中国駐在歴20年目となる小澤秀樹さんに2024年の中国事業を展望していただきました。取材は昨年末に行いました。 業界でも中国通として知られる小澤秀樹さん。その中国駐在歴は、2024年で20年目に入ります。 笑うと瞳の奥が輝き、口元は「スマイリーフェイス」のように、にっこり。トレードマークは赤地のネクタイ。そんな小澤さんが社長を兼任するキヤノンアジアでは、朝は声出しのあいさつから始まります。月曜は「パッションデー」。社員に「赤い何かを身につける」ことを呼びかけます。そして、入門の顔認証には「笑顔」が必須といった、ユニークな企業風土が確立されています。
Published 01/05/24
中国の日本酒事情をめぐり、日本酒鑑定士、在上海日本総領事館の宮本宗周領事にお話を伺います。中国では2013年以降、訪日観光客数が急増し、日本食レストラン数も増加しました。日本からの酒類輸入量は2015年から飛躍的に増え始め、現在では日本からの酒類の輸出で、ウィスキーと清酒を中心に対中輸出が全体の3割を占めるようになりました。中国の日本酒ビジネス関係者から「酒博士」の愛称で呼ばれる宮本さんに上海でお話を伺いました。
Published 11/10/23
世界から3400社余りの企業が出展する第6回中国国際輸入博覧会。大企業ランキング「フォーチュン・グローバル500」に名を連ねた企業の参加も多く、業界トップと呼ばれる多国籍企業は過去最多の289社を数えます。その中の一社が日本の住友電気工業株式会社です。2021年の第3回輸入博に初出展し、3度目の出展となる今回の輸入博では、光ファイバの敷設工事に欠かせない多心光ファイバ融着接続機などを展示しています。 創業126年の住友電工は1977年に中国香港に進出。現在、中国事業は関連会社98社、従業員4万人あまりの規模に成長しました。売り上げはグループ全体の16%を占め、主力商品の一つである光ファイバ融着接続機は、中国市場で25%のトップシェアを占めています。 住友電工の輸入博に寄せる期待、中国市場の見通しなどについて、住友電工貿易(深セン)有限公司の武尾敬三・董事総経理(53歳)にマイクを向けてみました。昨年6月に深センに赴任した武尾さんにとって、今回は約20年ぶりの中国駐在です。後半では武尾さんが実感した中国の20年間の変化についてお伺いしています。中国人の価値観の変化、つきあい方の変化...
Published 11/07/23
2023年は中日平和友好条約締結45周年で、中国の改革開放が始まって45周年でもあります。7月末に北京を訪れた渡辺満子さんにお話を伺いました。
Published 07/26/23
いま、中国の若者、とりわけ若い女性の間で人気沸騰の日本人学者がいます。家族社会学やジェンダー論で知られる上野千鶴子さんです。2019年4月、東京大学学部入学式での祝辞がほぼリアルタイムで中国のネットユーザーからSNSでも紹介され、話題を呼んだのが発端でした。「頑張っても報われない社会が待っています」「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です」などといった上野さんの発言が、中国の若者の間でも大きな反響を呼びました。上野千鶴子ブームが何故いまの中国で沸き起こり、中国における「ファミニズム論」の現状について、CRI日本語のスマートフォン向けAPPの運営担当で、読書が大好きな朱航を交えてラジオ座談会です。
Published 05/09/23
北京冬季五輪では、佐藤康弘コーチとスノーボード男子金メダリスト・蘇翊鳴選手との深い師弟愛が多くの人に感動を与えました。あれから1年余りが経ちましたが、佐藤コーチと中国との交流はいまも続いています……
Published 05/02/23
この春、103歳の誕生日まであと12日で逝去した神宮寺敬さん(甲府市)を偲ぶ特集です。神宮寺さんは、戦争の悲惨さを目の当たりにしたことから、中国との平和・友好をライフワークとして取り組んできました。中国の友人や「子どもたち」と呼ぶ若い人たちの間で、神宮寺さん夫妻は「おじさん」「おばさん」と呼ばれ、親しまれていました。
Published 04/27/23
この春、103歳の誕生日まであと12日で逝去した神宮寺敬さん(甲府市)を偲ぶ特集の後編です。今回のテーマは「友好・平和の遺志を語り継ごう」です。
Published 04/19/23
中日文化交流の一部でもある俳句交流にフォーカスします。中日両国の参加者が半々を占める通信句会「聊楽句会」の近作から「行く年」と「来る年」にちなむ俳句10句をご紹介します。
Published 01/10/23
古代中国人は、月には白いウサギがいて、不老不死の薬をつくっていると考えていました。なぜ、そのような伝説が生まれたのか、清華大学歴史学部の劉暁峰教授が教えてくれました。
Published 01/03/23
 中国と日本は、今後どのような関係を目指すべきか。それに向けて今、求められていることは何か。両国の学者8人が参加したパネルディスカッションで議論された内容を抜粋してお届けします。
Published 12/06/22
「訪中学生団57年記念展 1965~2022」と題した展示会が11月14日、東京虎ノ門にある中国文化センターで開幕しました。会期は18日まで。主催は中日国交正常化前の1965~1972年の間に、毎年訪中した学生参観団の団員785名からなる「斉了会(ちいら会)」。会員が個人で保有している写真や資料、記念文集などが展示され、スライドショーや講演、シンポジウムなども併設イベントとしてほぼ毎日行っています。会長の井垣清明さんは1944年4月5日、書家の井垣北城(1912-1984)さんの長男として生まれました。1965年8月、早稲田大学の学生だった清明さんは第1次訪中学生参観団の一員として、民間の旅行社が手配する2週間にわたる中国の旅に参加。その後も4年続けて参観団に申し込みました。若き頃の訪中体験をどう振り返り、展示会にどのような思いが込められているのか、書家で会長の井垣清明さんにお話を伺いました。
Published 11/15/22
先週末に北京市内のデパートで行われた華展(主催:池坊北京華月学会)での見聞です。北京在住の池坊華道総華督・堀江森花さんと中国人弟子たちにお話を伺ってみました……
Published 09/27/22
中日関係の安定装置とされてきた経済貿易関係の現状と展望をめぐり、中国社科論壇2022で議論された内容を抜粋してご紹介します。
Published 09/06/22
この9月29日は、中日国交正常化から50周年となります。両国関係にとって重要なこの節目をどう振り返り、未来をどう展望すれば良いのか、中国社会科学院は8月27日に「初心を顧み、未来に向かう」をテーマに国際シンポジウムをオンライン併用の形で開催しました。開会式に続いて開かれた三つの分科会では、「中日国交正常化の“原点”」、「50年の歩みと経験」「新时代の中日関係に向けて」をテーマに両国の学者たちが意見を発表しました。参加者は100人あまり。シンポジウムで議論された内容を抜粋してお伝えします。
Published 08/30/22
中国日本商会は北京市内で29日、今年で13冊目となる「中国経済と日本企業2022白書」を発表しました。記者会見に出席した中国日本商会調査委員会会長を務めるジェトロ北京事務所の高島竜祐所長のインタビューをお届けします。
Published 08/02/22
 シリーズ企画【祖国復帰から25年 ぼくらの香港ノスタルジア】の4回目は「行ってきた香港の実体験」です。中国本土の人にとって、香港は近くて遠い存在でした。しかし、復帰に伴って本土と香港の間の相互アクセスがどんどん便利になっています。二人にとってノスタルジア的な存在だった香港ですが、最終回はいよいよ香港を実際に訪れての実体験です。
Published 07/28/22
中国本土を生きる人々の目に映った香港とはどんな姿なのか?シリーズ三回目は、香港ポップスです。ミンアナにとって流行歌の世界へと導いたのは香港四天王こと張学友(ジャッキー・チュン)、劉徳華(アンディ・ラウ)、郭富城(アーロン・クオック)、黎明(レオン・ライ)。いまも当時のカセットテープを大量に保管しているとか。今は亡きビッグスターを偲ぶコーナーも。
Published 07/19/22