「巨木も法隆寺も和紙も1000年!」〜奇跡の物質セルロースと紙の大発明〜紙編その1
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新シリーズ「紙編」です/生活に当たり前の紙/紙は毎日使う/最近お家はガイドの野田和規/家から森を観る/原材料はパルプ/パルプは樹木から作られる/和紙は楮や雁皮から作られる/人類は基本的に草から紙を作っていた/固い樹木から木を作るのは難しい/ここ200年くらいは樹木から紙を作る/全ての植物はセルロースからできている/森はセルロースからできている/最も自然界で大きな生き物は?/この世界で最も大きな生物は樹木/鯨は30m/恐竜は45m/世界一大きい樹木は115メートル/1000年以上かかる/巨木も面白い!/巨木になることには大きな意味がある/各地には巨木信仰がある/巨木と医療人類学/巨木になるためには強い力をもつ必要がある/体を強くする必要がある/樹木は強い構造を持つ必要がある/セルロースは鋼鉄の5倍.重さは1/5/世界中の樹木がセルロースを採用している/リグニンとセルロースを併せ持つことで樹木は大きくなる/維管束はリグニンとセルロースからできている/法隆寺も和紙も巨木も1000年/紙を発明は中国/なんでも描いてきた人類/竹が紙として重宝されていた/秦の始皇帝は60キログラムの竹の書類を毎日処理していた/絹が使われていた/紙を発明した人蔡倫/紙職人の崇拝の対象/蔡倫はエジソン的な立ち位置/仏教と紙/各地に合わせて紙を作った/海藻や苔などの土地ごとに紙を作っていた/ヨーロッパと中国の紙の蔵書量が桁違い/紙のスリッパや衣服は中国母役から使っていた/トイレットペーパーの発明も早かった/王宮用の香り付きのトイレットペーパー/活版印刷技術は中国にはあった/次回 西洋では紙を何を使っていたのか? 【今回の写真】 奇跡の繊維 ”セルロース” 全植物が採用しているってパワーワードですよね 自然界の根底物質で僕たちの生活は支えられています お尻を拭くとき、鼻を噛むとき森へ「一礼」しましょう 【番組への感想はこちら】 Twitter.instagramにてハッシュタグ「#ノダ☆カズキの野良歩き」#と共にシェアしてもらうと嬉しいです。 【出演】 ・ノダ☆カズキ(自然観察家) instagram:yasou_king_ode ・羽地ゆうか(またたび文庫 店主) insutagram: matatabibunko_hon --- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/u30ceu30c0u30abu30b/message
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紙編その3/「いつ紙が樹木から作られるようになったのか?」/ぼろ布足りない問題を解決した男ことレオナルド/レオナルドは博物学者/いろんな研究をしていた/鳥の巣の研究/幾何学や真珠の生成プロセス/昆虫にも関心があった!/スズメバチの観察をするレオミュール/巣を観て紙づくりできるんじゃないか?/スズメバチは自然界のエンジニア/生態模倣も色々あるよね/手を動かすタイプではなかったレオミュール/手を動かしたシーファーさん/本を6冊出す/何からでも紙を作るシーファーさん/「いろんなものから紙を作れるよね」と世論がなっていく/ドイツのケラーさんが樹木から紙を作り出す/漂白技術を開発される/草は90%...
Published 05/07/24
紙編その2 西洋ではどんな風に紙を作っていた?/パピルスについて/5000年前にパピルスがエジプトに生えていた/正式名称はカミカヤツリ/園芸屋にパピルスは売っている/折り曲げに弱い/パピルスは乾燥地は強い/ヨーロッパでボロボロになってしまう/パピルスから羊皮紙になる/プリニウス「羊皮紙はパピルスは代用品だった...
Published 04/30/24