Episodes
デジタルネイティブと呼ばれるZ世代は、一般的に他の世代に比べて、ソーシャルメディアの情報リテラシーが高く、事実と偽情報を分別する能力に長けているといわれています。しかし、今回のウクライナ情勢では、Z世代によるソーシャルメディアを通じた偽情報の拡散が相次ぎ、同世代の情報リテラシーの脆弱性が露呈した格好です。その深刻な状況と要因についてお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Anastasiia Krutota on Unsplash)。
Published 04/14/22
多くのメディアでは「穀物大国」と呼ばれることが多いウクライナ。ですが、この数年、IT産業が目覚ましい成長を見せており、ハイテク国家としての側面を持ち合わせていることはあまり知られていません。ロシア侵攻を受け、ウクライナ国内の多くのIT人材が苦境に立たされる中、欧米各国のテック企業が雇用という形で支援の手を差し伸べる取り組みが拡大しています。最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Gayatri Malhotra on Unsplash)。
Published 04/12/22
今後10年でメタバースは全世界でユーザー10億人、1兆ドルを超える収益を生み出す市場になると予測されています。そんなメタバースで想定される収益機会の中でも、最も参入障壁が低いのが「広告領域」と考えられており、メタバース上で新たなブランディング戦略を仕掛ける企業が、次々に現れています。一方、メタバースでの広告のあり方には現実世界とは異なるリスクも顕在化しつつあり、メタバース広告への規制整備を求める声も出始めています(出演:岡徳之 / リサーチ:平島聡子 / 写真:NIKE)
Published 04/10/22
コロナ禍で、アメリカをはじめ世界各地で一度に多くの人びとが退職する「大退職トレンド」が起こっています。一方、人びとは現在、退職後どのような職に就きたいと考えているのか、グーグルの検索ワード分析から転職希望の傾向があぶり出されています。その結果には、最も検索されている転職先として「意外な職業」も登場。詳細をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Josh Duke on Unsplash)。
Published 04/07/22
IT人材が豊富なウクライナでは、ロシア侵攻を受け、民間サイバー部隊「IT Army of Ukraine(ウクライナITアーミー)」が結成され、ロシア政府系ウェブサイトなどを中心にサイバー攻撃を仕掛けています。どのような攻撃がなされ、どのような情勢への影響をもたらしているのか。なぜ、ウクライナで大規模な民間サイバー部隊が短期間で組織されたのか、お伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Nati Melnychuk on Unsplash)
Published 04/05/22
「クリーンテック」や「環境テック」への投資が世界的に盛り上がっています。中でも、特に注目されているのが「移動・交通」の分野です。現在、クリーンテックといえば電気自動車をはじめ、電動化テクノロジーを指す場合が多い状況。一方、電気ではなく、風を動力とする次世代輸送テクノロジーを開発する試みも一部で始まっています。その最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:The Oceanbird)
Published 04/03/22
気候変動、二酸化炭素排出の抑制が各国政府、各産業の企業にとって急務となる中、二酸化炭素を捉え、価値ある素材に変換する技術「カーボテック」が、一部の投資家の間で密かに注目を集めるようになっています。そこではどのような技術が、どのように用いられているのか。どんな企業、スタートアップが有望視されているのか。最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Patrick Hendry on Unsplash)
Published 03/31/22
日々の仕事や生活で欠かせないアイテムとなったスマートフォン。ですが、ソーシャルメディアを中心に、多くのスマホアプリが利用者の時間消費を最大化させるデザインとなっており、様々な弊害を生み出しています。こうした状況にアンチテーゼを唱え、既存のソーシャルメディアとは異なるアプローチでスマホアプリを開発するプレーヤーが登場しています。どんなアプリが生まれているのでしょうか?(出演:岡徳之 /  リサーチ:細谷元 / 写真:mehdi lamaaffar on Unsplash)
Published 03/29/22
フレキシブルな働き方が可能になるとして関心を集めてきた「ギグエコノミー」。コロナ禍のEコマースやフードデリバリー需要の高まりを受け、その規模は拡大を続けています。一方、フードデリバリーの配達やタクシー配車などに従事し、低賃金かつ不安定な労働環境で働くギグエコノミーワーカーの増加は、憂慮すべきものだという指摘の声も。実際、ヨーロッパ各国では、ギグエコノミーワーカーを守る法規制を設立する動きが少しずつ拡大しています。その最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Claudio Schwarz on Unsplash)
Published 03/27/22
日本でも関心が高まっている暗号通貨投資。海外でも投資やトランザクション規模が急速に拡大しています。一方で、取り引き額の増加に伴い、スキャム、つまり詐欺やハッキングによる被害額も増加。2021年の被害総額は140億ドル(約1兆6000億円)と、2020年の78億8000万ドルから79%の増加となりました。投資家が注意すべき、最新の詐欺手口などリスクをお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Behnam Norouzi on Unsplash)
Published 03/24/22
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、世界各国からロシアに対する様々な制裁が実行されています。欧州連合(EU)は経済制裁の一環で、ロシアからのエネルギー輸入を大幅に減らす計画です。しかし、このままではエネルギーの不足分を補えないといわれており、石炭による火力発電を再開せざるを得ないという声もあがっています。そんな中、投資家などの間で注目が集まっているのが「原子力発電スタートアップ」。その最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Patrick Federi on Unsplash)
Published 03/22/22
2021年4月頃に始まったといわれるアメリカの「大退職トレンド」。そうして完全な売り手市場となっているアメリカの人材市場では、リモートワークやハイブリッドワークが人材獲得のための必須要素となりつつあります。それは年収が1000万円を超える職種も例外ではありません。では、どんな職種でリモートワーク率が高まっており、どのようなスキルが求められるのでしょうか? 企業レビューサイトGlassdoorの調査結果を元にお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:JP Lockwood on Unsplash)
Published 03/20/22
停戦に向けた交渉が難航しているロシアによるウクライナ侵攻。しかし、その情報戦においては、ウクライナがロシアに勝利しつつあるとの見方が優勢になっています。ウクライナ政府が国民、海外メディア、企業、そしてハッカーグループの「アノニマス」をも巻き込んで行ってきた情報戦略とはどのようなものか、解説します(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Gayatri Malhotra on Unsplash)
Published 03/17/22
ロシアからの侵攻を受けているウクライナ政府は、武器調達などのため様々なファイナンシング活動を行っています。従来の戦時国債を通じた戦費調達のほかに、特に注目に値するのは「暗号資産」による寄付集めです。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨、NFT、さらには「ミームコイン」と揶揄されることもあるドージコインまでも活用。「史上初の暗号資産戦争」と見なす専門家も多い今回の侵攻。その実際と背景をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:矢羽野晶子 / 写真:Marek Studzinski on Unsplash)
Published 03/15/22
カリブ海のとあるリゾート地が、アメリカの「暗号資産ハブ」として注目を浴びています。シリコンバレーやニューヨークからの移住者が、現地で超富裕コミュニティーを形成し、ブロックチェーン関連ビジネスに乗り出す動きが加速しているんです。移住ブームが最初に巻き起こったのは、ビットコイン価格が急伸し、2万ドルに迫った直後の2018年。その後、過去最高値の6万8000ドル超えを記録した2021年に再び、一大ブームが到来しました。そんな暗号資産ハブとはどこでしょうか?現地事情をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:奥瀬めぐみ / 写真:Alex George on Unsplash)
Published 03/13/22
混迷を深めるウクライナ情勢。ロシア側は当初、首都キーウを含め、主要5都市を数日以内に制圧する計画だったといわれています。しかし、キーウは依然ウクライナ軍が死守、他の主要都市についても、ロシア側の進軍は遅れているとの見方が有力となっています。その理由の一つとして、ウクライナが近年、開発・配備に注力してきた「ある兵器」が、ロシア軍の想定を上回る脅威となっていることが指摘されています。どんな兵器でしょうか?(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Benjamin Marder on Unsplash)
Published 03/10/22
空飛ぶ自動車がまもなく実現するかもしれません。アメリカではこのほど、グーグルの共同創業者ラリー・ペイジ氏が支援する企業と合弁で次世代航空モビリティを開発するスタートアップWisk Aeroが、ボーイング社から4億5000万ドルの大型調達を実施したとして話題となっています。同社が開発するのはどのようなモビリティーか、また、空飛ぶ自動車市場の最新動向をお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Wisk Aero)
Published 03/08/22
マイクロソフトは2022年1月中旬、アクティビジョン・ブリザードを買収する意向を明らかにしました。買収価格は687億ドル(約8兆円)、テック業界史上最大の取り引きといわれています。そんなアクティビジョン・ブリザードとはどのような企業でしょうか? そして、マイクロソフトはこの巨額の買収を通じて、なにを仕掛けようとしているのでしょうか(出演:岡徳之 / リサーチ:クローディアー真理 / 写真:Activision Blizzard)。
Published 03/06/22
北欧におけるベンチャー投資が拡大の様相です。Siftedによると、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドにおける2021年のベンチャー投資額は112億ユーロ。2020年の50億ユーロから2倍以上増加しました。そんな活況を迎える北欧の有望スタートアップを一挙ご紹介します(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Rolands Varsbergs on Unsplash)。
Published 03/03/22
グーグルによる2021年の検索キーワード分析によると、世界各地で「癒し」を求める人が多いことが判明しました。「how to heal(癒しの方法)」というキーワードの検索頻度が過去最多を記録したと言います。この癒しの需要の高まりは、様々な市場トレンドに影響をおよぼし始めています。観光・ホテル産業も例外ではありません。同産業の最新トレンドをお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:A Belmond Hotel)
Published 03/01/22
新型コロナウイルスの影響で、結婚式が延期やキャンセルになることも珍しくなくなりました。それに伴い、刻一刻と変わる状況に左右されない、バーチャルで結婚式を挙げるカップルが増えています。そんなカップルの代表といえるのが、2021年9月に挙式したギャニヨン夫妻でしょう。ニューヨークタイムズ紙が「『メタバース』で結婚式を挙げたカップル」「現実に束縛されることのない、結婚式の可能性を示している」と紹介。どのようなカップル、結婚式だったのでしょうか?(出演:岡徳之 / リサーチ:クローディアー真理 / 写真:Virbela)
Published 02/22/22
ヨーロッパのスタートアップシーンを伝える「Shifted」が、2021年に同地域最速で急成長したスタートアップを発表。フィンテック分野を除き、累計5000万ユーロ以上の資金を調達した企業に限定し、昨年の従業員の増加率に基づいて算出しました。今回は、そこに登場した急成長スタートアップを紹介し、日本の起業家も要注目の最旬のビジネステーマをお伝えします(出演:岡徳之 / リサーチ:大津陽子 / 写真:Flink)。
Published 02/20/22
「欧州のシリコンバレー」と呼ばれるスウェーデンで、5Gの実用化に向けた実装が着実に進められています。その新市場にはエリクソンのような大手通信会社だけでなく、革新的な技術で挑むスタートアップも続々参入。そんなスウェーデンの最新動向から5G実用化のアイデアを学びます(出演:岡徳之 / リサーチ:小林香織 / 写真:Einride)
Published 02/17/22
数年前までバズワードだった「AI(人工知能)」。その開発は引き続き進行しており、GAFAMなど資金を持つテクノロジー企業を中心に投資・開発は依然継続されています。2021年にいくつかのブレークスルーがありましたが、2022年も引き続きAIはさらに進化を遂げる見込み。昨年のAI開発動向を振り返りつつ、2022年はどのようなことが予想されているのか、最新情報をまとめます(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:DeepMind)
Published 02/15/22
ブルームバーグの予測によると、2020年に5000億ドルだったメタバース市場は、2024年に7833億ドルに拡大する見込みです。特に映画や音楽などエンタメ分野は約2倍の規模になると見られており、メタバース関連の中でも最も注目される分野となっています。メタバースにおける音楽や映画がどのような姿となるのか、現時点の動きから推察してみましょう(出演:岡徳之 / リサーチ:細谷元 / 写真:Taine Noble on Unsplash)。
Published 02/13/22