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先週に引き続き、沖縄出身のナカダさんに実体験を伺っています。 よくないことが降りかかったとき、その意味を知りたいと思うのは人類に普遍的な発想なのかもしれないね。 ゲスト:ナカダさん 沖縄出身の20代。中村の元同期であり、現在はオタク仲間。
Published 04/06/24
琉球王国。 関東育ちのアラサーにとっては、独自の伝統と文化を現代に遺す神秘の響きである。 しかし実際のところ、「沖縄のユタ」はどのように現代に存在しているのだろうか。 そんな素朴な好奇心から、その文化の内側にいる沖縄出身の同世代に話を聞いてみました。 ゲスト:ナカダさん 沖縄出身の20代。中村の元同期であり、現在はオタク仲間。 本編で出てきた沖縄語 ・フーチバー:ヨモギの一種 ・ぬちぐすい:「命の薬」という意味
Published 03/26/24
医療とは、苦痛を抱える人を癒す術だ。 そこに立ち返った時、近代的な社会制度に生きる私たちに"近代科学に基づかない"医療行為が教えてくれること。 それは、人間の営みは多様な在り方に開かれているのだという素朴な事実である。 今回は、西洋近代史を中心に勉強してきた中村が、文化人類学のバックグラウンドを持つmuroさんをゲストに迎え、医療人類学の視点を教えてもらいました。 ゲスト:muroさん(@ryunosukemuro) ライター・リサーチャー。専攻は文化人類学。九州大学人間環境学府博士後期課程を単位取得退学後、在外公館やベンチャー企業の勤務を経て独立。個人ゼミ「le Tonneau」を主宰。経営者やコンサルタント向けに研修や勉強会を実施したりすることも。Podcast番組「どうせ死ぬ三人」「のらじお」を配信中。 最近は会社を調べて社史を書いたりしている。 なお、中村は絶賛花粉症のため聞き苦しく申し訳ありません。
Published 03/17/24
ある文化では病とされる症状が、別の文化では単なる人間の状態の一つと見なされる。 ある社会では生きている人間が、別の社会では死んでいるかもしれない。 医療行為を人間の営みであるところの"文化"として相対化し、健康をめぐる諸問題に対峙する。 今回は、西洋近代史を中心に勉強してきた中村が、文化人類学のバックグラウンドを持つmuroさんをゲストに迎え、医療人類学の視点を教えてもらいました。 ゲスト:muroさん(@ryunosukemuro) ライター・リサーチャー。専攻は文化人類学。九州大学人間環境学府博士後期課程を単位取得退学後、在外公館やベンチャー企業の勤務を経て独立。個人ゼミ「le Tonneau」を主宰。経営者やコンサルタント向けに研修や勉強会を実施したりすることも。Podcast番組「どうせ死ぬ三人」「のらじお」を配信中。 最近は会社を調べて社史を書いたりしている。
Published 03/05/24
エストニアの首都タリンには、1422年から営業を続ける欧州最古の薬局があります。その名もRaeapteek。 中世の面影と伝統を残しつつ、現代の観光客向け(?)にオリジナルグッズを販売する遊び心も。 600年もの間、市民の健康の拠り所としてタリンを見守り続けた薬局と薬剤師の姿をお届けします。 【参考文献】 / アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /奥田潤, 川村和美, 大澤匡弘(2020)「北欧エストニアで 1422 年より現存するタリン市会館薬局─ 598 年の歴史─」日本薬史学会, 薬史学雑誌, 55 (2), 210-217 /Raeapteek 公式HP https://raeapteek.ee/en/ /日本薬剤師会「医薬分業とは」https://www.nichiyaku.or.jp/activities/division/about.html (2023/12/25) /「17 enchanting Christmas...
Published 12/28/23
ラトビアの医療を支えた医師Pauls Stradinš。彼の遺志を受け継ぐ医療史博物館(Paula Stradiņa medicīnas vēstures muzejs)に行ってきました。 共産主義の支配からの独立を経て、これからの博物館の在り方を模索し続けています。(本編では触れていませんが障がいに関する特別展示もありました。) しかし大変残念なことにラトビア語が読めなかったので、私の感想を語ります。 本編中で名前が出た人々:パウルス・ストラディンジュ、イリヤ・メチニコフ、ウィリアム・ハーヴェイ、マルチェロ・マルピーギ、ミシェル・セルヴェ、イブン・シーナー、アンドレアス・ヴェサリウス、ルドルフ・フィルヒョウ、ジョゼフ・リスター、イグナーツ・ゼンメルヴァイス 【参考文献】 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /ヴォルフガング・エッカルト(2014)『医学の歴史』東信堂 /Pauls Stradiņš (wikipedia) https://en.wikipedia.org/wiki/Pauls_Stradi%C5%86%C5%A1...
Published 12/21/23
8月に富山のイタイイタイ病資料館に行ってきたので、そこで学んだことを話していきます。 初めて認定された公害病|身も心も蝕む病|病は"前世の報い"ではなかった 【参考文献】 /イタイイタイ病資料館 常設展示(2023/08/25訪問) /富山県公式HP「イタイイタイ病とは」https://www.pref.toyama.jp/1291/kurashi/kenkou/iryou/1291/100025/100026.html(2023/09/03) /読売新聞オンライン「イタイイタイ病、7年ぶり患者認定…従来の判断根拠「骨生検」経ず」https://www.yomiuri.co.jp/national/20220817-OYT1T50055/(2023/09/03)
Published 09/17/23
インスリンの発見以降、糖尿病は”共生できる病"になった。それを裏で支える存在。そして、今向き合うべき課題とは。 製薬企業の存在感|利潤追求と倫理|患者へのスティグマ 【参考文献】 /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /酒井 シヅ(1998)「歴史から見た糖尿病との闘い」糖尿病, 41 巻 2 号 p. 89-93 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /坂本 信夫(1990)「糖尿病と歴史」日農医誌,38巻6号, p.1091~1095 /槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六(2015)「第 49 回糖尿病学の進歩記録〈世話人特別企画〉歴史で学ぶ糖尿病」, 糖尿病, 58 巻 10 号 p. 741-744 /日本糖尿病学会(2022)『糖尿病治療ガイド2022-2023』文光堂
Published 09/10/23
ついに人類は糖尿病治療の鍵を握るインスリンの抽出に成功。これで一件落着と思いきや…? 研究者の胃がキリキリするであろうエピソードをお届けします。 トロントの奇跡|ノーベル賞受賞をめぐる対立|研究成果が認められるということ 【参考文献】 /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /酒井 シヅ(1998)「歴史から見た糖尿病との闘い」糖尿病, 41 巻 2 号 p. 89-93 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /坂本 信夫(1990)「糖尿病と歴史」日農医誌,38巻6号, p.1091~1095 /佐々木 環, 西松 伸一郎(2022)「世界を変えた科学新発見 11月14日は世界糖尿病デー それは何故か?」川崎医学会誌 一般教養篇, 46巻, p.13-28 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六(2015)「第 49 回糖尿病学の進歩記録〈世話人特別企画〉歴史で学ぶ糖尿病」, 糖尿病, 58 巻...
Published 09/03/23
古くから知られていた糖尿病。実は見え方が違った?古代から近代まで一気に見ていくぞ。 各地の古代文明で描かれた糖尿病|「甘い尿の病気」|学問の発展がもたらす疾患概念の移り変わり /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /酒井 シヅ(1998)「歴史から見た糖尿病との闘い」糖尿病, 41 巻 2 号 p. 89-93 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /佐々木 環, 西松 伸一郎(2022)「世界を変えた科学新発見 11月14日は世界糖尿病デー それは何故か?」川崎医学会誌 一般教養篇, 46巻, p.13-28 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /羽賀 達也, 三輪 一真(2006)「日本における病名「糖尿病」の由来について」糖尿病, 49 巻 8 号 p. 633-635 /槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六(2015)「第 49 回糖尿病学の進歩記録〈世話人特別企画〉歴史で学ぶ糖尿病」, 糖尿病, 58 巻 10 号 p....
Published 08/27/23
病は、その時代および地域の医療知識をもとに書き残されている。それならば、いまや身近な病のひとつである糖尿病を通して、医療の歴史を見てみようじゃないか。 糖尿病の基礎知識|治療法があるということ|糖尿病史の時代区分 ※2:26 誤「6疾病」 正「6事業」 【参考文献】 /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /酒井 シヅ(1998)「歴史から見た糖尿病との闘い」糖尿病, 41 巻 2 号 p. 89-93 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /佐々木 環, 西松 伸一郎(2022)「世界を変えた科学新発見 11月14日は世界糖尿病デー それは何故か?」川崎医学会誌 一般教養篇, 46巻, p.13-28 /槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六(2015)「第 49 回糖尿病学の進歩記録〈世話人特別企画〉歴史で学ぶ糖尿病」, 糖尿病, 58 巻 10 号 p....
Published 08/20/23
『はだしのゲン』は教材に残すべき?負の歴史の資料館はどうあるべき? そもそも人類は同じ目標を共有することができるのか。 広島出身の親友と共に、戦争の歴史をいかに伝えるのかを話してみました。 *医史らじ番外編
Published 08/13/23
広島市から離れた広島県東部育ちをゲストにお招きして、平和教育のリアルについて聞いてみました。 平和教育を実感した瞬間。広島市とそれ以外の地域における意識の差。 記憶の保存を広島育ちより強く意識している人がいる? *医史らじ番外編
Published 08/13/23
東京生まれ東京育ちの被爆3世。その半生で感じてきたことを思うままに話してみました。 本編内では言葉にできていませんでしたが、今なお戦禍で大切な人を亡くす悲しみを味わわなければならない家族がいることに、改めて疑問と強い憤りを感じます。 誰もが平和に暮らせる世界が訪れますように。 *医史らじ番外編 【参考文献】 /厚生労働省「被爆者とは」https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/genbaku09/01.html /友池 敏雄 (2007)「被爆2・3世者の健康への意識について ―特に原爆による遺伝との関連における自己意識の現状についてー」長崎国際大学論叢, (7), p.197 - 204
Published 08/06/23
アーユル・ヴェーダとは患者を全身的に観察の上で診断をつけ、不調を予防し、より包括的な意味での健康長寿を目指す医術。"先進国"におけるセルフケアのイメージはどこから来ているのだろう? 【参考文献】 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /加瀬澤 雅人(2005)「アーユルヴェーダは誰のものか : 「伝統」医療・知的財産権・国家」日本文化人類学会, 文化人類学 70 (2), 157-176 /加瀬澤 雅人(2006)「現代インドの民族医療:グローバル状況におけるアーユルヴェーダの変容(Abstract_要旨)」京都大学, 博士論文 /加瀬澤 雅人(2009)「「アーユルヴェーダ」をいかに現代に活かすか:インド、アメリカ、日本における実践からの一考察」京都大学東南アジア研究所, Kyoto Working Papers on Area Studies: G-COE Series, 16
Published 08/03/23
○ー○○○○ー○ってセルフケアとか「癒し」とかでたまに聞くけど、現代に残る医学体系としてはかなりのご長寿ってご存じでした? 【参考文献】 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /ギル ポール(2016)『50の事物で知る図説医学の歴史』原書房 /加瀬澤 雅人(2009)『「アーユルヴェーダ」をいかに現代に活かすか:インド、アメリカ、日本における実践からの一考察』京都大学東南アジア研究所, Kyoto Working Papers on Area Studies: G-COE Series, 16
Published 07/25/23
古代エジプトの医師たち。怪我にしろ、内臓にしろ、とにかく観察力がすごい。(6/12にアップロードした内容の再録です。ご了承ください。) 【参考文献】 /アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /「古代エジプトの医師の一日 - エリザベス・コックス」VoiceTube https://jp.voicetube.com/videos/67776 /Magdi M. Saba MD, MSc, Hector O. Ventura MD, Mohamed Saleh PhD, Mandeep R. Mehra MD. (2006). Ancient Egyptian Medicine and the Concept of Heart Failure. Journal of Cardiac Failure, 14(6), p416-421 / Rosie,...
Published 07/02/23
メソポタミアと同じころ、ナイル川流域にも高度な医学が行われていました。きっとここにも、患者を前に決断を迫られた医療者たちの姿があったのだろう。 【参考文献】 / アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 / 内田 杉彦(2000)「古代エジプト人と病気(明倫短期大学 いきいき県民カレッジ 公開講座)」明倫歯科保健技工学雑誌 3 / 坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 / スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 / 保坂修司(2019)「日本で「ツタンカーメンのエンドウ」が広まった理由、調べました」ニューズウィーク日本版 https://www.newsweekjapan.jp/hosaka/2019/05/post-29_1.php(2023/04/24) / エリザベス・コックス(2018)「古代エジプトの医師の一日」VoiceTube(2023/04/24)
Published 05/15/23
先日福岡に行ってきたので、今見られる医学史についてお話ししてみました。「最後のルネサンス人」アタナシウス・キルヒャー、中世の健康マニュアル、九州帝国大学で起こった生体解剖事件など。そろそろ「イントロのメロディと声のトーンが合っていない」と怒られそう。 【参考文献】 /マンフレッド・ウルマン(2022)『イスラーム医学』青土社 /熊野 以素(2015)『九州大学生体解剖事件――70年目の真実』岩波書店 /フランク・M・スノーデン(2021)『疫病の世界史 上』明石書店 /山辺 規子(2011)「中世ヨーロッパの健康のための事物性格表 : Tacuinum Sanitatisの3つの写本の比較」人間文化研究科年報 /アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 /遠藤 周作(1960)『海と毒薬』新潮社 /読売新聞オンライン(2023)「九大生体解剖 事実知って 医師収集の資料...
Published 05/01/23
シュメールの医神の情報を求めて大学図書館まで走った中村。はたしてその誕生と偉業の物語に辿り着く ことはできたのか…?! (ニンアズのイントネーションは「しぶや」ではなく「えびす」が正しかったかもしれない) 【参考文献】 /かみゆ歴史編集部編(2019)『ゼロからわかるメソポタミア神話』イースト・プレス /小林登志子(1994)「グデアの「個人の守護神」ニンアズ」『世界史説苑 : 木崎良平先生古稀記念論文集』 /スティーブ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /中田 一郎(2008)「個人神を通してみたメソポタミアの宗教」一神教学際研究センター・日本オリエント学会共催公開講演会 /細田あや子(2021)「メソポタミアのアーシプによる儀礼の研究」東洋英和女学院大学大学院博士学位論文 /ミスペディア編集部,...
Published 04/24/23
最古シリーズ、まだ続きます。メソポタミア神話における医療の神様について語ろうと思いました。思っていたんです。 【参考文献】 /かみゆ歴史編集部編(2019)『ゼロからわかるメソポタミア神話』イースト・プレス /木村 靖二ほか編(2017)『詳説世界史研究』山川出版社 /ミスペディア編集部, 高安正明(2020)『面白いほどよくわかるメソポタミア神話』
Published 04/17/23
初めて文字で記録を残したメソポタミアの文明。どうやら処置の内容によって分業がなされていたようだ。彼らの文書に残されたゲップの治し方とは…?!│ブラック・ジャックが出てこなかったのが痛恨のミス│ (訂正)26:13「2700年前」→「3700年前」│ ※収録時間になぜかえげつない交通量が重なってしまい、ところどころ環境音が入ってしまっております。申し訳ありません。 【参考文献】 /アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 /木村 靖二ほか編(2017)『詳説世界史研究』山川出版社 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院 /スティーブ・ パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /細田あや子(2021)「メソポタミアのアーシプによる儀礼の研究」東洋英和女学院大学大学院 博士学位論文 /渡辺 和子(2018)「病気治しと死霊の供養 : メソポタミアのアーシプの儀礼を中心に」死生学年報 /渡辺...
Published 04/10/23
人類はいつから医療を行うようになったのか。その謎を解明すべく我々はアマゾンの奥地ではなくあの洞窟へと向かった。 ※本編中「人類の祖先」の扱いについて議論はあるかと思いますが、分かりやすさ重視のため看過いただければ幸いです。 【参考文献】 /アン・ルーニー(2014)『医学は歴史をどう変えてきたか:古代の癒やしから近代医学の奇跡まで』東京書籍 /スティーブ・パーカー(2016)『医療の歴史:穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』創元社 /ハフマン・マイケル(2012)「霊長類の自己治療行動—予防と治療」ICAC KOBE(神戸 すべての生き物のケアを考える国際会議) /NewScientist(2012) "Neanderthal dental tartar reveals evidence of medicine" https://www.newscientist.com/article/dn22075-neanderthal-dental-tartar-reveals-evidence-of-medicine/(2023/04/05)
Published 04/05/23
人体の構造の解明や、ワクチンの開発が医学史に入ることは分かるけれど、古代の呪文とかって医学史なの?というか、医学と医療ってどう違うの? この番組は一体何について話しているの…? 【参考文献】 /坂井 建雄(2019)『図説 医学の歴史』医学書院
Published 04/03/23