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歴史学者の磯田さんの言葉に震えました "これね、飛行機に例えると良くわかりますね 機体とかエンジンがよくできてる、これは「知」ですよ あともう一つ、どこに向かうか決めるコックピットにあたるのが「意」ですよ、どっちに行きないなと でもね、どんなに頭よくてね、どんなに知識があってね、機体がよくできててね、向かう先がわかっもね、 燃料、そう「情」がないとね、やりたい〜という、熱気がないとね、 これ人間や動物ってのは全て熱気で持って物事を成していくので、「知」「情」「意」全部がないといけないんですね" ここから私は、「知」「情」「意」をイノベーター3つのフレームに落とし込めると思いました 1、情熱は燃料 2、知は仲間で分業 3、意は大義を目指す 「知」「情」「意」は、カントが人間形成の中で大切な要素として、提唱されたものですが、 中でも磯田さんが情熱は燃料である! この言葉に震えました。燃料がなければ、飛行機は、飛ぶことができない。まさに人間も情熱がなければ飛ぶことはできないと思います イノベーター3つのフレームでも...
Published 09/11/24
池田貴将さんによる吉田松陰の超訳に心震えました 曰く "他人から馬鹿にされたくない。皆そればかり気にするものです。家がおんぼろだとか、服が時代遅れだとか、ろくなものを食べていないとか。 しかし、人はあやういものです。生きているときは生きていますが、死ぬときは、もう死んでいるわけです。今日はお金があっても、明日は一文無しかもしれませんし、今日は皆から愛されていても、明日は皆の心が離れているかもしれない。 ですから、私が大事だと思うのは、ただ「自分はどう生きたいか」その方針に従って生活することなんです。それが人の道というものじゃないでしょうか?" ここから私は思いました 1、自分の気持ち以外は、課題の分離 2、パッションの源を見つめる 3、パッションの源と他者との活動のベン図の交わりを創発 アドラーのいうところのコントロール可能なものに集中する意味の、課題の分離ですが、吉田松陰さんの言葉より、それはもはや自分の思い、以外のものは全て、コントロール不能と考えた方がいいのかもしれないなと思いました そうなると集中すべきは、自分の心の中ということ...
Published 09/10/24
楢山節考の作者であり、ギタリストであった深沢七郎さんの人生相談で、友人関係がうまくいかない、という悩みの学生への回答に、目から鱗が落ちるようでした 曰く "友達というのは花のようなものです。 例えば幼稚園の時の友達、小学校の時の友達、中学、高校、大学の友達 それは、春には春の花が咲き、夏には夏の花が咲くのと同じです その時その時の時期、状態で、友達はそこにあるから、眺めたり、飾り物にするのです あなた自身が選んだり、捨てたりするものです そんなものに負担を感じたり、頼りにしちゃいけません" ここから私は思いました 1、もっとも大切な仲間が離れる恐怖 2、仲間は季節によって変わっていい 3、大切なのはあなた自身 昨日、仲間が大切という話を私のチャンネルでしましたが、それだけに目を奪われると、依存してしまうという罠があるもかもしれないと感じました アドラーの課題の分離をしながらも、コントロール不能なものは気にしなくても、仲間が離れていってしまうという事実と恐怖にどう立ち向かえばいいのか? 幸せのもっとも重要なピースで...
Published 09/09/24
拓殖大学政経学部教授の佐藤一磨さんの幸せの法則に考えさせられました "幸福度全般に関するサーベイ論文については、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの行動科学の教授であるポール・ドーラン氏らが発表しています(*1)。 その論文の題名は、ズバリ「われわれは、何が自分たちを幸せにしてくれるのかを本当に知っているのだろうか?」です。 この論文の中でドーラン教授らは、幸福度を大きく低下させる四つの要因を指摘しています。それは、健康状態の悪化、失業、パートナーとの離別、そして、社会からの孤独・孤立です。" ここから私は思いました 1、健康、仲間、富 2、仲間の需要性 3、パッションが仲間を連れてくる データ分析に基づいて、幸せの要素を抽出するこの本は、かなり迫ってくるものがありました。 そしてこの四つの項目を見ると、これまで、樺沢紫苑さんや、シリコンバレーのナディアさんが言っていた幸せの3つの項目、健康(健康状態の悪化)、仲間(パートナーとの離別、社会からの孤独・孤立)、富(失業)に、収斂してる気がしてて面白かったです その中でも、仲間の項...
Published 09/08/24
スーパーノーマル著者のチュ・オンギュさんの言葉に目から鱗でした 曰く "もし「運」と「実力」の領域を区別するときに迷ったら、こんなふうに「わざと負けられるかどうか?」を基準にすればいい。  初心者を相手にわざと負けられるなら「実力」の領域、できないなら「運」の領域だ。  わざと負けることのできる腕相撲は「実力」の領域に属するが、わざと負けられないサイコロ投げゲームは「運」の領域に属しているというわけだ。" ここから私は思いました 1、アドラーの課題の分離 2、実力は、コンフォートゾーン 3、運は、セレンディピティ 平凡の範囲内でいい生活を送ってる人を、スーパーノーマルとキャッチーな定義も面白いですが、運と実力をまずは分ける、という考え方に感銘を受けました 分かるとは分けることだ、と先日、林修先生のお話をしましたが(1139回)、これは運と実力を分けて戦略を練る、という発想にも当てはまるなと思いました あいつは運が良かっただけさ、というのも半分は当たってるけど、それだけじゃないような気もするし あの人には誰も敵わないのに、なん...
Published 09/07/24
クリエイティブディレクター/コピーライター の仁藤安久さんより、スウェーデンの首都、ストックホルムでのフォルクスワーゲンの実証実験からの"ファンセオリー"にイノベーションに大切なことを考えさせられました "公園に設置されているゴミ箱に、ある仕掛けを施したのです。 ゴミ箱の入り口にセンサーを設置して、ゴミが投入されたことを感知すると、音が流れるようにしたのです。  「ひゅーーーーーーーーーーーん。どぉーーーーーん」 ゴミを捨てると、まるで奈落の底に落ちていくような錯覚を覚える音による仕掛けです。  生理的にも気持ちがよくて、ゴミをゴミ箱に入れることが楽しくなります。 結果として、ゴミをゴミ箱に入れる人が多くなっただけでなく、公園に落ちていたゴミを拾ってゴミ箱に入れるという人まで現れました。" "ファンセオリー(楽しさによって人の行動を変える理論) 「人のココロを『正しさではなく楽しさで』動かして、『やらなきゃいけないと思っているけどできていないこと』の行動を生みだす」" ここから私は思いました 1、仕掛け学 2、why not...
Published 09/06/24
舞台2024年劇団★新感線44周年興行・夏秋公演 バサラオを観てめちゃくちゃ感動したと共に、生き様について考えさせられました プログラムより "婆娑羅と呼ばれた人々は、派手で遠慮のない振る舞いで身分や権威を嘲笑し、衣食住のしつらえに贅を凝らした。そして他者からの口出しや指図を嫌った" 作者の中嶋さん曰く "誰もが自分の欲望に素直で、自分の生き方を悔やまない。大きく間違っていてもその道を突き進む。みんなが勝手に進むからぶつかり合って混乱する。その混乱の真ん中にヒュウガとカイリかいる。 だから、酷い話ではあるが陰鬱ではない。どこか 突き抜けた悪党たちが己の欲に正直に大暴れする、派手で陽気で乾いた感触の物語になった" ここから私は思いました 1、パッションに従う 2、常識を超える 3、後世への最大の遺物 スタンディングオベーション何回やるんだというくらい盛り上がった、エンタメ要素の全てが凝縮している素晴らしい舞台でした。行けて良かったとつくづく思いました。 見てて思ったのは、パッションの源に従って生きる姿は、本当に美しいということ。婆娑羅...
Published 09/05/24
英『タイムズ』紙の第一級コラムニスト、ライターである、マシューサイドさんの言葉に、震えました "ハーバード・ビジネス・スクール教授のテレサ・アマビルの研究について考えてみよう。 彼女は何人かの芸術家を募集し、その作品のなかから10の注文作品(お金をもらってつくられたもの)と10の自主的な作品(制作そのものを愛し、自己表現への欲求から生まれたもの)を選び出した。 そして、影響力のある芸術家やキュレーターのグループに、それらを評価してもらった。...
Published 09/04/24
薬学博士で東京大学薬学部教授の池谷裕二さんの言葉に衝撃を頂きました 曰く "従来は、脳は、体を支配する、体をコントロールするための総司令部だと考えられていたけれども、そうではなくて、むしろ体が脳を主体的にコントロールしている。逆の発想──パラダイム・シフトが生まれた。 もちろん脳は体をコントロールしてるよ。それと同時に、体も脳をコントロールしている。" "人間は声を自由に操るようになった。「咽頭」……人間はほかの動物と違った咽頭を持ってるでしょ。咽頭を持ったがゆえに、言葉をしゃべれるように脳が再編成されて、いま僕たちは言葉を自由に操っている。" ここから私は思いました 1、技能習得のパラドックス 2、デフォルトモードネットワーク 3、体が脳を進化させる この話を聞いて、伊藤亜沙さんの技術習得のパラドックスの話を思い出しました。逆上がりのように頭では理解できないことでも、体が達成してしまうことがある、という話に 今回の、実は体も逆に脳をコントロールしているということがとても付合する気がしました。 また、苧坂直之さんの、デフォルトモー...
Published 09/03/24
「今でしょ」の林修先生の教育論に、目から鱗が落ちる思いでした 曰く "「分かる」ことは、「分ける」こと わかんないわかんないっていても、分かることとわからないことがあるはずなんですよ いったい何が分かるのか、何がわからないのか、どこからわからなくなったのかを ここね、粘り強くやる必要があるんです" ここから私は思いました 1、最高の教師 2、コンフォートゾーンを見極める 3、コンフォートゾーンを抜け出す 林先生のこの言葉は、教育の真髄かもしれないと思いました。 私の大好きな本に、超一流になるには才能か努力か、という本があるのですが、その中で、3つのポイントを私なりにまとめています 一つ目が、最高の教師、と会う話があるのですが、今回のお話もそれを裏付けてるような気がしました なぜなら、分かることと、分からないこと、っていうのを、自分で切り分けるのは、かなり厳しいのではないか、と思ったからです 企業へのコンサルの際にも、実は、その企業が何が課題なのかが自分でわかってないということがたくさんあります それを、コン...
Published 09/02/24
光る泥団子をつくる、京都教育大学幼児教育科教授の加用文夫先生に究極の子育て論を教えて頂きました 曰く "だから、その経験がね、なんかあとあとにね、何をもたらすかということそのものよりもね だから、記憶になって残ってるっていうことは、その時期がそれで充実してたってことでしょ だから、そういうふうに受け取った方がいいような気がするわけ だから、それをやったおかげで後々あれができるようになったとかね、こんな人間になったとかね、そういうふうに考えるよりは、 あの、その時がその時として、なんていうか、詰まってた、というか、毎日がね、そういうふうに受け取った方がいんじゃないかって、僕は思うんだけど" ここから私は思いました 1、フロー経験 2、パッションの源の発現 3、今を生きる 加用先生が光る団子の作り方を、徹底的に研究して、そして、それを子育てにめちゃくちゃ楽しく活かしていく姿が、本当に素敵でした そして、この加用先生の言葉は、子育てに限らず、大人のわれわれにも、めちゃくちゃ刺さる言葉と思いました 子供達には、まずは、フロー体...
Published 09/01/24
東京大学名誉教授で熊本県立劇場館長の姜尚中さんの言葉に震えました "自由ということは、今とは違う世界を、まあジョンレノンじゃないけど、イメージできるということですね。 これが大切です。 自由=権利。 だから私にとってはこの歳になっても、現実はこうだけれども、後々これを少しでも変えられるかもしれない。 ここに集まってるみなさんは、僕よりはるかに若いし、もっと若い感性を持って、現実を変えられると思ってるかもしれない だから、私にとっての自由は、オルタナティブがあるということです。" "アジアでも人と出会わなければ、オルタナティブは出てこない" ここから私は思いました 1、自由とはオルタナティブがあること 2、オルタナティブは人との出会い 3、イノベーションは自由の中にある 一つ一つの言葉を大切にお話しされる姜尚中さんの言葉が本当に沁みました。 自由とはオルタナティブがあること、ということで思い出したのが、1082回にお話しした、幸福の条件の調査で、健康→仲間→自己決定があったことです。 自己決定とオルタナティブは...
Published 08/31/24
心理学者、フレンドシップ専門家のマリサ・G・フランコ...
Published 08/30/24
脳科学者の西剛志さんの言葉に、とても勉強させて頂きました 曰く "脳には作業興奮という性質があって、やり始めるとそのままやってしまうという性質があります (たとえば、掃除をやろうと思うと面倒ですが、「20秒だけやってみよう」と思うと、結局しばらく掃除してしまうのです)。...
Published 08/29/24
哲学思考の吉田幸司さんの言葉に考えさせられました "三木は、人間の自己形成がかつてより難しくなったと論じます もともと人間はある物を誰がつくったか、その情報はどこに出処があるか、ある人が信頼できる人かどうかについて知ることができる「限定された世界」のうちで生活していました。 しかし、現代人はある物がどこで誰によってつくられたのか、ある情報がどこから出てきたのかについて、すべてを知ることができない「無限定な世界」に住んでいます。 無数の「アノニム(無名、匿名)」なものに取り囲まれているのです。" ここから私は思いました 1、仲間→パッション→大義 2、人本旅 3、3現主義 SNSなどあまりにもアノニムな情報が溢れすぎてる結果、自分自身のパッションの源を見失ってしまう、そんなことが実際あるかもしれないなと思いました そこで大切になってくるのは、顔の見えている仲間かなと思います。新しい日本のリーダーズノベーション(1225回)でお話ししましたが、仲間がいるからパッションが生まれる、そんな状態なら、アノニムなんか気にせずに、そこから大義を産...
Published 08/28/24
ほとんどの生物を支配する「コントラフリーローディング効果」に震えました "そこで、2種の餌を同時に与えてみましょう。一つは皿に入った餌、もう一つはレバーを押して出る餌。どちらの餌も同じです。...
Published 08/27/24
狂言の人間国宝の野村万作さんの言葉に震えました 曰く "これからは、新しいことをやるといっても、たんにこの新しいことというよりは、古い技法にのっとって、能や狂言でなければできない、新しいことを作るべきだと思います" ここから私は思いました 1、伝統の適応と進化 2、守破離 3、ずっけーノベーション MANSAIボレロなど、クラシックと狂言を掛け合わせたり、映像をふんだんに取り入れた舞台など、めちゃくちゃイノベーティブな活動をさせている野村萬斎さんですが その御師匠でもあり人間国宝でもある野村万作さんのイノベーションへの取り組み姿勢には、目から鱗が落ちる思いでした 何百年も続いている日本の芸能の最たる狂言においても、新しいことをどんどん取り入れる、それはまるで太刀川さんがいうところの進化思考における、進化と適応を繰り返して、ここまで来られたのだと改めて思いました そしてそのやり方については、古い技法に則ることがとても大事であるとのことは、武道や茶道における守破離と同じことなのかもしれないと思いました つまり、まずは守として、伝統技能...
Published 08/26/24
団四季史上最高傑作との呼び声高い(勝手な私の意見笑)ゴースト&レディに、めちゃくちゃ感動したとともにイノベーティブポイントを感じました 私は思いました 1、史実×ファンタジー 2、人×ゴーストの恋 3、なりふり構わない魂の叫び たまにはデフォルトモードネットワークを作動させることも大事かなと思いまして、以前からめちゃくちゃ気になっていた劇団四季のゴースト&レディ見させて頂いたのですが、感動で涙が止まりませんでした そのイノベーティブポイントを私なりに考えると、一つ目は、物語の構成が、ナイチンゲールの史実と、ゴーストというファンタジーとの掛け合わせになっているということかと思いました 実はこのゴーストも、ロンドンのとある劇場に出るという噂の幽霊なので、こちらもある意味史実的なものではあるのですが、シュンペーターさん曰く既存の掛け合わせがイノベーションなので、この組み合わせが物語をめちゃくちゃエンタメに引き上げてるなあと思いました 二つ目は、人と人とあらざるもの、つまりゴーストとの恋の行方、がどうなるのか?というところがまた、めちゃ...
Published 08/25/24
元NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」のアプリを開発された小国士朗(おぐにしろう)さんの言葉に震えました "「すっげー」よりも、「ずっけー」を目指す。 ここで言う「ずっけー」をもう少し嚙み砕くと、企業や個人が持つ、誰にも真似できない「コアコンピタンス(核となる能力)」をうまく使いましょう、ということを意味しています。" ここから私は思いました 1、持つものの戦い方 2、批判を変わすユーモア 3、1人勝ちではない大義 このお話は大企業のような歴史と得意分野を勝ち得てきた大きな組織が、イノベーションにどのように向き合うのか?ということの大切な鍵を教えてくれてるなあと、心が震えました つまり、コアコンピタンスに、アイディアを掛け合わせる、ということをすることによって、ベンチャー起業にはない、またはベンチャー起業が追いついてこれないイノベーションを展開できるということかと思いました とかく、大きな組織は、動きが遅かったり、小さな案件は潰されちゃったりで、イノベーションのジレンマが起きて、破壊的ベンチャーに駆逐されがち、という話もありますが ...
Published 08/23/24
成功の秘訣は?との問いに脳科学者の西剛志たけゆきさんが回答いただいた言葉に痺れました "一つはですね、結構いろんな観点から見て行った時に、視点の数というのが結構大事かなと、思いますね 実はうまくいかない人ほど、視点が少ないんですよ 例えばうまくいかなかった時に、なんで自分はうまくできないんだろうとか、そうするとマイナスの面だけにフォーカスしてしまうんですね でもですね、うまくいく人たちって、うまくいかなかったとしても、違う側面から見ることができるんですよ" ここから私は思いました 1、ニーチェの解釈論 2、たくさん解釈を作る 3、セレンディピティの数が増える 脳科学の専門家の西先生のお話に痺れました。これは、私の大好きなニーチェの解釈論に、とてもシナジーがあるなと感じました つまり、真実はない、あるのは解釈だけである。なので、どんなことがあろうとも、自分としてその事象をいろんな解釈ができれば、それだけセレンディピティの数が高まる、そんなことも言えるのではないかと思いました 偶然の確率は同じでも、そこに無数の解釈を生むだけで、沢...
Published 08/22/24
大好きな哲学者の近内悠太さんの新作を読ませて頂きまして、めちゃくちゃ感動して震えました 曰く "他者の傷に導かれて僕たちはケアを為す。そしてそのケアの中で、思いがけず自分が変わってしまう。 利他が起こり、自己変容に至る。それが僕らに「生きている心地」「自分の人生を生きている実感」を与えてくれる。 なぜなら、そのとき僕らは誰かに支配されることも、管理されることもなく、自由になっているからです。" ここから私は利他パッションの発生メカニズムについて、教わった気がして、以下のように思いました 1、誰かの傷がケアを呼ぶ →ペインの理解 2、ケアが思わず利他になる →自己変容 3、自分の人生を実感 →利他パッション発生 イノベーター3つのフレームから、まずはパッションが生まれ、そして仲間とともに、沢山の人たちのためになる大義を実現する、という構造といつもお話ししていますが そのパッションの生まれる源は、4象限あって、大好き、利他、個性、成長があるとお話ししてますが、その利他パッションの生まれるメカニズムを教えて頂きました パッショ...
Published 08/21/24
人工血液の実用化に挑む中央大学理工学部の小林晃之教授のお話に感動しました 曰く "やっぱり50代になってだいぶスタイルっていうか、考え方が変わりましたよね そこまでやるんだと。しかもできるハードルを自分で、超えられるハードルをきめなければ、越えられないですから 一生それだったら絶対越えられないで終わりますから、それではつまらない" "単なるイノベーションではなくて、やっぱり世の中の壁を破って、向こう側に行くことですよね" ここから私は思いました 1、タイムリミット →残されてる時間 2、ギリ超えられるかのハードル →コンフォートゾーンを抜け出す 3、世の中の壁を破る →自分を信じる力 小林先生の話を聞いて思ったのは、私が独立を決めたのは、残りの人生のリミットがあるなあと思って、そこから考えると、本当に今やらないと後から後悔することはなんだろうみたいなことで、決めたところがあったなあと 実は40代の起業家が成功率が高いという話がありますが、その理由は専門性がある、人脈がある、ビジネスがわかるなどいろいろあるかと思いますが、もし...
Published 08/20/24
大好きなアーティストの「新しい学校のリーダーズ」ですが、このイノベーティブの秘密の一端を少し発見した気がして感動しました 彼女たちのインタビューから、イノベーション3つのフレームに沿って、考えてみました 1、パッション→はみ出していくことを諦めない "個性や自由ではみ出していく、はみ出していく、新しい学校のリーダーズです" 2、仲間→仲間ありきのパッション "1人じゃないことと、3人のマインドが私を救うし、こうなんか4人でひとつの人、リーダーズっていう一つの脳みそと身体を育ててる見たいな感覚で生きてます" 3、大義→日本文化と私たちを掛け算する "日本の文化を直接というよりは、日本の文化を私たちと掛け算することで、すごくなんか私たちも輝けるし、日本文化に対する4人もリスペクトがあるので、混ぜることが好きってのが大きいんですかね" 林先生からの素敵なインタビューに感動の連続でした。なぜ彼女たちが、売れない時代からここまで続けられたのか?そして、なぜ海外から火がついたのか?めちゃくちゃ勉強になりました イノベーション3つのフレームに沿って見る...
Published 08/19/24
名著"夜と霧"の著者であるヴィクトール・フランクルさんの言葉に衝撃をいただきました 曰く "信じるというのは、ただ「それが」真実だと信じるということではありません。 信じることを真実のことにするのです。 たんに考え方の可能性にすぎないものを実現することなのです" ここから私は思いました 1、信じるとは信じるだけではない 2、信じるとは行動すること 3、信じるとは実現に向かう宣言 "超一流になるためには才能か努力か"アンダースンさんの大好きな本に、超一流になるためには、1、最高の先生 2、コンフォートゾーンを抜け出す そして3つめとして、自分を信じる、ということを思い出しました この3つめの、自分を信じる、というのは本当に難しいなあと常々思ってるビビり系な私ですが、今回のお話でその秘密が少しわかった気がしました つまり、自分を信じる、というのは、信じるだけではなく、実現へ向けて行動することを宣言することなのだと、考えるとそれならば、少しやりやすくなるなと思いました また、もう一つ、WBCの栗山監督が黒板に貼っていた、できるやつはや...
Published 08/18/24
シカゴ大学名誉教授でペプチドの新しい合成方法などで第一人者の山本尚ひさしさんに、破壊的イノベーションを起こす方法を教えて頂きました 曰く 1、本や書類は読んだら全て捨てる "自分の頭の中に入ってる論理的なものの考え方っていうのは、最低限記憶に残るのはいいんですけども、それ以外は捨てた方がいいんですよね" 2、毎日1000文字の文章を書く "新しい切り口が見つかった時だけ書くんですけど、とにかく一つは見つけなきゃダメだと" 3、考える時はぼーっとする "ノーベル賞とった僕の友人は、みんなノーベル賞とった時は、実験したり勉強したり仕事したりしてる時じゃなかったんです。みんな別のことやってる" ここから私は思いました 1、インプット 自分の中に残るものだけをインプット 2、アウトプット 毎日一つ自分にとって新しいことをアウトプットする 3、デフォルトモードネットワーク いかにボーッとする時間を作るか まず最初のお話から私にはめちゃくちゃ耳の痛いお話を頂きました。なんと読んだ本や雑誌は1ヶ月で全て捨てているとのことに衝撃を頂きました。 私の...
Published 08/17/24